ATACK NET セミナー情報 2026-06-06［大阪］視覚からの変化～痛み、筋緊張、姿勢～

視覚からの変化～痛み、筋緊張、姿勢～

期日／2026年6月6日（土）・7日（日）、2日間
時間／9:45～16:45（両日）
会場／おおきに会議室（大阪市）
内容／現代人の生活は劇的に変化した。1日平均6時間以上のデジタルデバイス使用、80回以上のスマホチェック。私たちの眼は、本来の機能である「広い空間を捉える」ことを忘れ、手元の小さな画面にロックされ続けている。
その結果、何が起きているか？　単なる視力低下だけではない。「空間認知の歪み」「自律神経の乱れ」「慢性的な疼痛」といった筋骨格系のアプローチだけでは解決できない根深い問題が、クライアントの身体を蝕んでいる。
「なぜ、その痛みは繰り返されるのか？」
本コース（全4回）では「神経眼科学」と「感覚統合」の視点からその答えを解き明かす。
トレーナーや治療家が眼という「感覚器（センサー）」への介入を通じて、クライアントの不調を根本から解決するための「視覚療法（ビジョンセラピスト）」としての専門スキルを習得するプロフェッショナルなプログラム。
［詳細］
コース１（6/6、9:45～12:45）「解剖・眼位・眼球運動」～眼球運動から「脳・神経・頚部」の状態を読み解き斜位を「数値化」する～
本コースは、臨床現場でより精密な評価と考察を行うための「診断力（見立てる力）」を養うことに特化している。解剖学的な知識だけでなく「左右どちらの脳にアプローチすべきか？」「自律神経の状態はどうか？」を眼から判断するためのロジックを学ぶ。
コース２（6/6、13:45～16:45）「周辺視野に介入する緊張や痛みの抑制」～「空間認知」を変えて脳の防衛反応を解く～
「マッサージをしても痛みが戻る」「姿勢指導をしても定着しない」。その原因は筋肉ではなく、脳の「空間認知エラー」にあるかもしれない。
本コースでは現代人に多い「中心視偏重（一点凝視）」の状態から、空間全体を捉える「周辺視」を取り戻すことで、脳が感じている恐怖や不安（防衛的緊張）を解除するアプローチを学ぶ。
コース３（6/7、9:45～12:45）「体性感覚・前庭・視覚の協調」～「ブレない軸」を作るための3つの感覚統合システム～
姿勢を制御しているのは、筋肉だけではない。「目（視覚）」「耳（前庭覚）」「体（体性感覚）」の3つのセンサーからの情報が脳内で正しく統合されて初めて、私たちは無意識に安定して立つことができる。
本コースでは、これら感覚システムの不一致（ミスマッチ）を解消し「小脳」や「脳幹」レベルでの姿勢制御を書き換えるアプローチを学ぶ。
コース４（6/7、13:45～16:45）「リラクゼーション（ダイナミック・スタティック）」～「自律神経」と「視覚」をリンクさせ、脳から緊張を解く技術～
「力を抜いて」と言っても抜けないのは、視覚性のストレスが自律神経（交感神経）を刺激し続けているから。
本コースでは、スマホ社会特有の「近見反応」による過緊張を解き、静止状態（スタティック）だけでなく、動いている最中（ダイナミック）でもリラックス状態を維持するための「脳の再教育」を行う。
講師／後藤　玄
参加費／各コース13,200円
定員／20名
※詳細・申込は下記URL参照。

問い合わせ／トリガーポイント
TEL＆FAX：072-249-3427
gotogen@triggerpoint.site
https://トリガーポイント.jp/vision_therapist/

開催場所（都道府県別）：大阪
（掲載日：2025-12-17）
視覚