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ATACK NET ブックレビュー
トレーニングやリハビリテーションなど、スポーツ医科学と関連した書評を掲載しています。

ヒトゲノム 解読から応用・人間理解へ
榊 佳之

 副題は「解読から応用・人間理解へ」。
 ヒトゲノムについては、2000年6月26日、日米英仏独中の6カ国からなる国際ヒトゲノム計画プロジェクトチームとアメリカのバイオベンチャー企業セレラ・ジェノミクス社が、それぞれヒトゲノムの全貌を明らかにしたことを宣言した。
 だが、これで何もかも終わりではない。DNAの配列(シークエンス)がほぼわかっただけで、これからの課題のほうが大きい。だから「ポストゲノム」ではなく「ポストシークエンス」と言うべきなのだと著者は言う。
 ITの次はバイオだと言われ、大型書店では「生命科学」あるいは「遺伝子」というコーナーが設けられている。しかし、その割にはまだ一般的にはあまり理解されていない。
 もちろん、その内容が複雑であり、やさしく書かれた本でも実はある程度知識がないと理解できないという事情もあるが、この本はその中でも比較的わかりやすい。副題の通り、ヒトゲノムの解明が何につながるのかが、これまでの歴史(その中での日本人研究者の業績も含め)とともに語られる。
 著者は、東京大学医科学研究所教授、理化学研究所ゲノム科学総合研究センタープロジェクトディレクター。生物学と情報科学の両方の知識のある人、あるいは両者の共同作業が必要だがその人材が不足しているという指摘もある。
 とても身近な問題として、生命科学あるいはヒトゲノムを捉えておくのは、何もスポーツ医学関係者に限ったことではなく、生命である「私」なら当然と思うのだが・・・。

榊佳之著 新書判 198頁 2001年5月1日刊 700円+税
岩波書店
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:岩波書店

(掲載日:2001-11-29)

タグ:ゲノム 遺伝子 DNA  
カテゴリ 生命科学
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語感トレーニング 日本語のセンスをみがく55題
中村 明

 言葉というものは不思議な二面性を持ちます。細部に至るまでのキメの細かいルールにのっとって用いられる厳格な面もあれば、あいまいな部分や流行によって変化するという柔軟な一面もあります。とりあえずは文法に従って定型的な表現をしていれば、ある程度の意思伝達は可能になります。しかしながら言葉には奥行きの深さがあり、機械的な意思伝達に留まらないことは私たちも知っています。ちょっとした単語の選択や使いまわし1つによって同じ意味でも微妙なニュアンスの違いが生じます。またそれにより言葉を受け取る相手方が受ける印象が違ってくるから不思議でもあり、また難しくもあります。
 私たちが日常何気なしに使う日本語という言語も、その使い方がうまい人とそうでない人がいますが、それは言葉を選ぶセンスによりその違いが出てくると説明されます。同じ意味の言葉を話しても(書いても)細かいニュアンスまで正確に伝えることができたり、こちらの心情を理解してもらえたらと願うと同時に、最低限誤った言葉の使い方をしたくないと考えます。
 本書の目的は、そういった言葉の選択を的確にするトレーニングや意識付けであるといえましょう。堅苦しい感じはなく、クイズ番組を見ているような気軽な気持ちで読み進めることができるところに著者のセンスのよさを感じてしまいます。単語、文、文章をセンスよく使える人は作品全体にもセンスのよさがにじみ出てくるようにも思えます。
 筆者は「言葉のにおい」という表現を使いますが、言葉を生き物として捉えておられるのがわかります。生き物である以上、それぞれの言葉には性別や年齢もあれば性格まで持ち合わせていることを教えられました。
 社会で生きる私たちにとって自分の考えていること、感じていることを相手に正確に伝えるということはよりよく生きる上でとても重要な事柄です。言葉のトレーニングにより語感が高まり、的確な表現が身につけば素晴らしいことです。
 日本語がこんなにも豊かな言葉であったことに感動を覚えました。正しく使ってみたい言葉です。
(辻田 浩志)

出版元:岩波書店

(掲載日:2011-12-13)

タグ:コミュニケーション 言語 語感 トレーニング   
カテゴリ 人生
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鍼灸の挑戦
松田 博公

 著者の松田博公氏は、自身も鍼灸師としての資格を有するジャーナリスト。この著書では、多くの高名な鍼灸師の先生方へのインタビューや自身の経験を通して、鍼灸治療の基本概念や歴史、技術について書かれている。
 当然であるが、初めから最後まで東洋医学絶対優位の立場で書かれていたため、西洋医学をバックグラウンドとして持つ私にとっては「本当かよ」というような話もいくつかあった。しかし、文章自体は面白く退屈させないものであったため、読み進めていくうちにどんどん引き込まれていく本でもあった。
 本当に興味深い内容もたくさんあり、とくに「中医学理論の問診・脈診・舌診・体表観察・腹部の診察による診断法」や「鍼灸のEBM」「アメリカで鍼灸に保険が使える理由」などの話は大変面白かった。さらに、局所的治療に固執しがちな現代の西洋医学に対して、天候や心理なども考慮した身体全体の治療を行っていく伝統的な鍼灸治療の考え方には学ぶべきところが多いなと感じた。
 東洋医学に興味がある方はもちろん、患者が治ることを第一に考えている医療従事者にとって、広く柔軟な考え方を持つためにも一読して損はないはずである。
(宮崎 喬平)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-01-18)

タグ:東洋医学 鍼灸   
カテゴリ 人生
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「わかる」とは何か
長尾 真

 科学を初めとして、各種専門分野の知識は理解しがたく、伝えづらいものではないだろうか。この本は現代において、複雑化する科学技術を科学に携わるものが、わかりやすく一般の人に伝えることの大切さと、そのために必要な努力を論じた本である。
 読んでみて感じるのは、この本自体がわかりやすく理論について例を挙げながら解説しているところだ。私自身、恥ずかしながら理解していなかった、推論の方法である演繹法や帰納法を深く理解することができた。
 指導をするうえで、何より大切なことは指導する側と指導される側の信頼関係であると思う。指導者が信頼を得るには知識をわかりやすく伝える事が必要となるが、多様な相手には1つの方法ではうまくいかないことがあるだろう。そこで大切なのは相手に合わせることのできる多様な知識の理解である。
 この本は科学技術に対して理解できるだけではなく、理解や伝えることに対しての根源的な考え方を学ぶことができる、よき一冊である。


新書判 186頁 2001年2月20日刊 700円+税
(阿部 拓馬)

出版元:岩波書店

(掲載日:2002-01-15)

タグ:理解 科学 
カテゴリ 指導
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「わかる」とは何か
長尾 真

 「あいつはわかってない」「それでわかった」「そうだろうと思うけど、でも分からない・・・」
 私たちの日常「わかる」という言葉を頻繁に使う。「分かる」は「分ける」であるとも言われる。だが、「わかる」とはいったい何がどうなることか。
 このテーマに、現在京都大学総長である著者が平明な記述で挑んだ。著者の専攻は「情報科学」であり『人工知能と人間』『電子図書館』などの著書もある。
 当然、1つの科学分野のみで語れる話ではない。大きな章題を並べると、「社会と科学技術」「科学的説明とは」「推論の不完全性」「言葉を理解する」「文章は危うさをもつ」「科学技術が社会の信頼を得るために」の6つ。
 その「言葉を理解する」の章で、著者は「わかる」というレベルを説明し、「第一のレベルは、言葉の範囲で理解することであり、第二のレベルは、文が述べている対象世界との関係で理解することであり、さらには第三のレベルとして、自分の知識と経験、感覚に照らして理解すること(いわゆる身体でわかる)というレベルを設定することが必要であろう」と記している。
 そして、科学技術の文章においては、第二のレベルまでの理解でよいとしつつも、第三のレベルの理解が必要という場面も出てきたとする。「たとえば遺伝子操作、クローン生物、臓器移植、脳死判定といった問題になると、理屈の世界でわかっただけでは私たち人問は納得できず、感情的体験的世界においても納得することが必要であり、これを避けて通ることができなくなっているのである」日々接する情報の量は夥しいが、「わかる」ものは実は少ない。「わかること」から考える必要は確かにある。
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:岩波書店

(掲載日:2002-01-15)

タグ:科学 理解 
カテゴリ その他
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沖縄が長寿でなくなる日
沖縄タイムス「長寿」取材班

 沖縄と言えば長寿。「高齢者は元気で明るい」というイメージを持つ人も多いだろう。だが、2000年の厚生労働省調査によると、女性の平均寿命は全国1位を維持しているものの、男性は26位、85年の1位、95年の4位から急落している(本書P3より)。沖縄は今「長寿の島」ではなくなりつつある。本書では、食生活の変化や日常化する心身疲労、高齢者の暮らしなどを綿密に取材、沖縄の現状が当事者の声をもとに綴られている。
 副題は「〈食〉、〈健康〉、〈生き方〉を見つめなおす」。第1章「食とは、いま」、第2章「生活習慣の変化」では食と生活の問題、第3章「本当に癒しの島か」では、多発する自殺を主題として心の問題を、第4章「ゼロからの復興」、第5章「お年寄りは幸せ?」では医療・介護におけるこれまでの取り組みと現状を、第6章「新しい生き方」では明るく生きようとする高齢者の姿がそれぞれ取り上げられている。
 特に第1~3章に取り上げられていることは、自分に置き換えて読めば思い当たることがいくつも出てくるだろう。糖尿病で職を失った男性の話や自殺者を出してしまった家族の話などは、他人事として片付けることのできない内容である。文中に「本当の『長寿』の意味を考える契機にしたい」(本書「はじめに」より抜粋)とあるが、考えさせられる事例が数多く含まれている。
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-10-08)

タグ:長寿 健康 
カテゴリ 身体
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生老病死を支える
方波見 康雄

 北海道空知郡奈井江町の開業医である方波見(かたばみ)医師が書いた本。40年にわたって地域医療に尽力してきた経験を織り交ぜながら、奈井江町による開業医診療所と町立病院の連携による開放型共同利用や自身の老いについての考え方、病気体験などを綴っている。副題は『地域ケアの新しい試み』。
 方波見医院では、82歳で亡くなったある患者が残した「子どもを嫌うな/自分も来た道じゃ/老人をきらうな/自分も行く道じゃ」という書を外来待合室に掲げている。本書では、この言葉を紹介したうえで「わたしたちは、世代別に分断された人生を生きていて、うかつにも自分とは違う人生の段階(ライフステージ)を見知らぬふりをして暮らしているのである」と記し、忘れがちな人生の継続性と全体における自分自身の位置づけについて再考を促す。
 一読するだけで、方波見医師の患者本位の姿勢とその熱意がひしひしと伝わってくる。“このような医師に診てもらいたい”と思わずにはいられなくなる。

2006年1月20日刊
(長谷川 智憲)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-10-10)

タグ:医療 地域医療 
カテゴリ その他
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皮膚は考える
傳田 光洋

 皮膚は最大の臓器であるというところからこの本は始まる。皮膚は外界とのバリアであり、他人の皮膚を移植することはできない。だが、それだけではない。「皮膚はそれ自体が独自に、感じ、考え、判断し、行動するものです」と著者は言う。
 皮膚表皮は外胚葉由来の器官で、中枢神経系も同様、眼や耳などの感覚器も同様である。1980年代になって、皮膚、とくに表皮は外部刺激によってさまざまな神経伝達物質を合成、放出していることもわかった。たとえばサイトカインも表皮にあるケラチノサイトカイン細胞が合成、放出している。それのみならず、末梢神経系が放出する神経系の情報伝達物質や各種ホルモンすら、ケラチノサイトカインは合成、放出している。
 また、著者は皮膚は光を感じて、その情報を内分泌系、神経系に伝えている可能性があると言う。ブラインドサイトという言葉を聞いたことがある人も多いだろうが、視覚を失った人でも外部の光に応じて生理的変化が起こり、光の動きもある程度わかる。
 さらに皮膚についての言及が進み、総じて本書のタイトルとなる。その他、「皮膚は電池である」とか、皮膚をきれいにすると体内もきれいになるのではないかとか、興味深い話に満ちている。思わず皮膚を触り、からだを見つめたくなる本である。

2005年11月2日刊
(清家 輝文)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-10-10)

タグ:皮膚 
カテゴリ 身体
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疲れたときは、からだを動かす!
山本 利春

 スポーツ医学の分野でよく知られた山本氏による一般向けの疲労回復のコツを示した本。副題は「アクティブレストのすすめ」。アカデミズムの代表的出版社である岩波書店から出たのだが、硬い本ではないので、気軽に読める。
 全体的に、スポーツ選手の疲労回復法を紹介し、それを一般の人にわかりやすく、実施しやすいように紹介したものである。
 スポーツ選手なら多くの人は経験しているだろうが、からだがだるいときに、休んでいるより、ジョッグなど軽い運動をしたほうが、調子がよくなる。これは「積極的休養」と呼ばれ、「休養日」であっても、何もしないのではなく、からだを軽く動かしたり、著者が記しているようなプールなどを使ったアクアエクササイズなどが効果的である。もちろん、試合後も同様。コンディショニングの一環としてのアクティブレストの例も本書ではいくつも紹介されている。
 それは一般人でも同じというのが、本書の主張である。スポーツ現場の例を出し、実験結果も示し、ストレッチング、筋力トレーニング、入浴法(せっけんマッサージ、交代浴など)、ウォーキング、そしてアイシングについても触れられている。

2006年9月26日刊
(清家 輝文)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-10-11)

タグ:アクティブレスト ケア ストレッチング アイシング トレーニング 
カテゴリ アスレティックトレーニング
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複雑さを生きる
安冨 歩

 人間関係、ハラスメント、組織の運営からテロリズム、環境破壊、または職場での苦悩、恋愛、家庭の不和など、現代の諸問題を複雑系科学の立場から読み解いている。副題は「やわらかな制御」。
 本書の内容を深めていくためには、まず“知ることとはなにか”を考察し明らかにする必要がある。そのキーワードが1章「知るということ」、2章「関係のダイナミクス」の基礎となる部分。ではその複雑さをどう生きていくのか、それを明らかにしていくのは3章「やわらかな制御」、4章「動的な戦略」になる。正直に言うと、この内容の拡がりは読み解いていくのに大変な作業であった。著者も「めまぐるしい銀河鉄道の夜のような旅」とこの本を振り返る。しかしながら5章の「やわらかな市場」まで読み進めていけば、問題が整理されてくる。
 この複雑社会に私たちは生きていて、それを解いていくことが現在必要とされている気がする。それと同じように私たちの身体とは何か、この問いを深めていくことも大きな意味を持つのではないか。

2006年2月22日刊

(三橋 智広)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-10-11)

タグ:複雑系 制御 
カテゴリ その他
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ルポ 貧困大国アメリカ
堤 未果

 日本でも問題になったサブプライムローン。これは単に金融界の話だけではなく、過激な市場原理が経済的「弱者」を食い物にした「貧困ビジネス」の一つだ、と著者は述べている。つまりこれは貧困層をターゲットにして市場拡大するビジネスを指すが、現在のアメリカでは大学に行きたくても行けない若者たち、ローンの返済に追われる人々、健康保険がないために病院に行けない人々、移民法を恐れる不法移民たちなど、こうした人々が今、戦争ビジネスのターゲットになっている。
 問題は戦争だけではない。たとえばニューヨークの医療費は、盲腸手術の1日入院で平均243万円という高額。中流階級と呼ばれる層においても安心な生活も脅かされかねない。そして学校の民営化がもたらす子どもたちの食事の内容は、ジャンクフードなど加工食品に頼らざるを得ない状況で、小さいときから肥満になりやすい環境下におかれやすくなる。とくに貧困層の地域ほど給食の内容は栄養価の低い高カロリーの食事傾向にあり、調理器具のない家庭ではお弁当を持たせることも困難。
 アメリカだけでなく、日本でも起こりつつあるこの現実。是非一読願いたい。(M)

2008年1月22日刊
(三橋 智広)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-10-12)

タグ:アメリカ 貧困 
カテゴリ その他
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ルールはなぜあるのだろう
大村 淳志

 副題が重要で「スポーツから法を考える」。著者は、東京大学法学部教授で、法教育推進協議会委員(座長)も務める。全体は、「父と子」の対話形式で進められる。全15日の対話で、「スポーツと法の関係を見てみよう」「ルールはどんな性質をもっているのだろう?」「スポーツは何を求めているのだろう?」「スポーツと法から社会を見てみよう」の4部構成。
 著者は、あとがきで、こう記している。「スポーツを語るのは法を語るということにほかならない。スポーツをモデルとして法をとらえてみよう。こうした考えに立って本書が提示しようとしたのは、個別のルールの内容ではなく、スポーツとは何か、法とは何かということであった。そして、スポーツを通じて、法を通じて、人はどのように生きるかということであった」
 また、著者は、スポーツ活動は非常に重要な法教育の場となりうるとも言う。「正々堂々」「公平」「相手に対する考慮」など「スポーツマンシップ」とも関係してくる。「スポーツと法」というと硬く、また難解なテーマに聞こえてくるが、このように、実は関係の深い両者について語ったものである。「そうか法ってそういうものか」と同時に「スポーツはだからこうなってるんだ」とわかる本。

2008年12月19日刊
(清家 輝文)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-10-13)

タグ:法律 法教育 
カテゴリ 法律
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タンパク質の一生 生命活動の舞台裏
永田 和宏

 遺伝子情報をもとに、アミノ酸を順序どおりに並べる。そして、それを立体的に組み立てていくことで機能を持ったタンパク質をつくっていく。その様子をわかりやすく解説したのが本書である。タンパク質ができあがるまでには、シャペロンと呼ばれる脇役の分子が重要な役割をもっていること、輸送のためのさまざまな工夫、そして分解するための仕組みなどが順を追って紹介されていく。本当に生命の働きはうまくできていることを実感できる。
 われわれは、ともすれば筋量を増やすことを目的としてしまいがちだが、身体内部でどのようなことが起こっているか、想像してみるのも面白い。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:岩波書店

(掲載日:2009-06-10)

タグ:タンパク質  
カテゴリ 生命科学
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これなら続く!考える筋トレ
有賀 誠司

 トレーニングに関して、基本的な方法についてコンパクトにわかりやすくまとめられた一冊。一般向けの書籍で、対象は主に働き盛りの中堅世代である。しかし、学業や社業をこなし、トレーニングも行わなければならない学生アスリートや社会人アスリートにとっても参考になる考え方が盛り込まれている。たとえばタイムマネジメントやモチベーションの維持、環境整備については役立つだろう。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:岩波書店

(掲載日:2009-12-10)

タグ:トレーニング  
カテゴリ トレーニング
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これなら続く!考える筋トレ
有賀 誠司

 人間なら誰しも「今よりももっとよくなりたい、成長したい」という気持ちが心の奥底に必ずあると思う。だからこそ、そう感じられるものには時間も労力も惜しまず、自発的に行動し、継続することにも抵抗がなくなる。そしてそういう体験をすることで「新たな自分」に出会い「生きる活力」が生まれると思う。
 筋トレとはまさにその代表格であると、本書を読むことで改めて感じることができると思う。
「見た目をよくするもの」や「競技選手のパフォーマンスアップ」などのイメージがある筋トレも、メンタル面や健康に対する影響もかなりの割合を占める。だからこそ性別・年代問わず実践してほしいものであるし、誰でもその効果を実感できるものである。
「体つきにはあなたの生き様が投影されている」(本文より)。身体を変えることで心も変わる。具体的なトレーニング方法はもちろん、筋トレがもたらす可能性と奥深さを感じることができる一冊である。
 筋トレに30年以上も徹底的に向き合い、実践し、追求した筆者だからこそ伝えることができる内容である。アスリートはもちろんだが、忙しい毎日に追われている会社員の方、これから筋トレをやろうと考えているトレーニング初心者の方にはぜひ読んでもらいたい一冊である。
(磯谷 貴之)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-10-13)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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キッズテニス 「好き」を見つける 「楽しい」を育む
伊達 公子

 キッズテニスのメニュー例が示されているが、ハウツー本ではない。本書は、なぜキッズテニスなのか、キッズテニスを通じて何をどうしたいのか、という著者の考えが詰まっている。その答えの1つとして「総合型地域スポーツクラブ」が挙げられており、著者はそれを理想としている。
 しかし、本書の発行は2004年。末端のスポーツ現場にいる私は、現在、総合スポーツクラブは早くも転換期にきていると感じている。地域に根づいた多種目多世代コミュニティーとしての「総合型地域スポーツクラブ」が提唱され、行政の後押しもあって各地で競うように設立されたが、理念のみが先行し、運営が立ち行かなくなるクラブや矛盾を抱えて立ち往生しているクラブが増えてきている。そして、これからはクラブの淘汰・再編・統合が進むだろうと感じている。
 なぜ、そうなってしまったのか? 多くの総合型スポーツクラブはその目的が「総合型スポーツクラブの設立」だったからだと思う。総合型スポーツクラブを通して何をしたいのか、という目的も無くただヨーロッパのシステムを模倣した結果なのだろう。
 また、「子どもの頃はいろんなスポーツをやるとよい」と言われ、スポーツクラブを掛け持ちする親子も多い。親も子もヘトヘトだ。さらに指導者も困る。うまいけど他のクラブとの掛け持ちで練習を休みがちな子と、下手だけど毎日真面目に練習にくる子と、さあ、先発メンバーに選ぶとしたらどっち? 確かに「総合型スポーツクラブ」なるものが各地に存在するようにはなった。しかし、どこかで何かを履き違えてしまったような気がする。果たして、著者が見た夢は実現したのだろうか。そんなことを考えながらこの本を読んでみるのもよいと思う。
(尾原 陽介)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-10-15)

タグ:総合型スポーツクラブ ジュニア指導 
カテゴリ 指導
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疲れたときは、からだを動かす!
山本 利春

 全く疲れない、疲れを感じないという人はいるのだろうか?
 そういう人は、疲れにくいカラダを手に入れていると言えるのかもしれない。練習や試合、日常生活で蓄積された疲労をコントロールし、ベストパフォーマンスを発揮するための手助けとなるアクティブレスト(積極的休養)。キーワードは「パッシブ(他動的)」ではなく「アクティブ(能動的)」。
 Jリーグやプロ野球などのプロスポーツで実際に行われているアクティブレストの方法が紹介され、ストレッチングやアイシング、ジョギングのやり方がイラストつきで丁寧に説明されている一冊。
(大塚 健吾)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-10-16)

タグ:アクティブレスト 
カテゴリ 運動実践
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骨の健康学
林 泰史

 一般社会で「骨」というものに対してどういう認識を持っているかを考えてみると、体格の基本をなし、身体の形を形成するもの、あるいは身体を守るためのもの、その程度の感覚で捉えられているのではないかと想像します。ところが本書ではもっと多くの役割を持ち、骨以外の存在に対しても深く関わる、そんな骨の知られざる正体に迫ります。多少は骨のことを知っているつもりだった私も、実際は知らないことだらけだったというのが本当のところ。
 骨の代謝のメカニズムが実に詳しく解説されています。また骨といえばカルシウムを思い出しますが、カルシウムが骨以外の身体の部分で大活躍するという事実と、そのカルシウムの量をコントロールするのに骨が関わるという重大な機能は世間ではあまり知られていません。
 また近年積極的にカルシウムを摂取するという呼びかけもありますが、カルシウムという材料だけでは骨はつくられず、せっせと取りこんだカルシウムも場合によっては排泄されてしまうということは私たちも覚えておかなければなりません。正しい知識で骨をつくる方法を習慣化しなければならないわけです。偏った情報もあり、カルシウムを取り入れることだけに踊らされた方も少なくないように思いますが、骨をつくるためには「カルシウム・ビタミンD・運動」という3つの要素を備えなければいけないことも書かれています。
 その上で、骨粗鬆症を予防法や骨の病気などの具体的な骨の問題を紹介してあり、面白そうなトピックスを抜粋して紹介した本というよりも、「骨の基本書」としての性格があります。あるいは豊かな骨を形成し健康に過ごすための指導書といってもいいかもしれません。
 私はいつも本を読むとき、重要な個所にはアンダーラインを引き、目印に付箋を貼る習慣があります。本書を読み終えたときの付箋の多さには驚きました。250ページ足らずの本書はあまりにも内容が濃かったようです。今後も骨のことを調べるときにはこの本を開くことから始まりそうです。
(辻田 浩志)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-10-16)

タグ:骨 骨粗鬆症 
カテゴリ 身体
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逆システム学 市場と生命のしくみを解き明かす
金子 勝 児玉 龍彦

“フィットネス”という概念が日本にも紹介されてずいぶん経つと思うのだが、その意味がしっかりと浸透していないなぁと思うことがある。フィットネスとは、何だかわからないけどおしゃれなトレーニングのことなのだろう、という程度にしかとらえられていないと感じるのだ。
 僕の職場は公共の体育館である。“フィットネスルーム”もある。やれ空調がどうだとかBGMがどうだとか、色々な要望が寄せられる。どうやら、夏涼しく冬温かい快適な空間で体を動かしたいらしい。
 エアロビクスのプロのインストラクターでさえ「暑いから空調をもっと強くしろ」と言ってくる始末である。それは“フィットネス”ではないだろうと個人的には思っている。
“フィットネス”とはすなわち環境に適応する力のことであり、トレーニングはそれを高めるために行うものなのだと思う。では、空調のきいた快適な空間でトレーニングすることが果たして“適応する力”を高めることになるのだろうか。  本書は生命科学や経済学の知識に乏しい僕にとってはかなり難しい本であり、正直、理解できない部分も多かった。だが、キーワードである「多重フィードバック」という考え方は大いに参考になると思った。適応するしくみを多様で複雑なものに進化させることで生存できる可能性を増すのだ。
 あるコーチが言っていたトップアスリートの条件を思い出した。「なんでも食えて、いつでもどこでも寝られること」。これも「適応する力」ということなのだろうか。ちょっと違うかな?
(尾原 陽介)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-10-16)

タグ:経済 生命 
カテゴリ 生命科学
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アスリートたちの英語トレーニング術
岡田 圭子

 中学校の図書館に「岩波ジュニア新書」の棚があり、面白くてよく借りていたのを覚えている。この本も、その頃の自分に読ませたい良書。
 日頃当たり前に使う「アスリート」という言葉だが、「スポーツマン」「プレイヤー」と比較すると、自らの身体能力に対して切実な思いを捨てられない人、という意味合いで用いるのがふさわしいように思われる。そのために手段を選ばず、エネルギーと時間を注ぎ込まずにはいられない人たちのことだ。可能性を広げる手段の1つとしての外国語学習だから、文中の「アスリートには外国語が上手な方がたくさん」という指摘も、至極当然のことと思う。
 5人のアスリートを紹介する各章は、前半の〈来歴〉と後半の〈学習法〉で構成されている。前半には、受賞歴からは計り知ることのできない、血の通った1人の物語がある。挫折や停滞についても丁寧に扱われていて、そこには、単なる負の体験からの学びだけではなく、当時の葛藤をなつかしくいとおしむ、豊かさ温かさが感じられる。子どもたちにとってそれは勇気となり、広い世界へ心を開くきっかけとなるかもしれない。鮮やかな物語を通過することで、後半の〈学習法〉が説得力を帯びてくる。ただハウツーを次々に与えられ、それをこなしていくだけでは習得にはつながらないことに気づく子どもも多いと思う。
 レスリングの太田章さんの「完璧でなくていい、意思が通じることが大事」「レスリングも会話も同じ、自分をさらけ出して」というメッセージが、大らかで優しかった。子どもはこんな言葉をもっとたくさん浴びて育つべきだと思う。以前、世界で活躍するバレリーナが「とっさに出てこなかったら、日本語でもぽんぽん言ってしまいます、でもなんとか通じるもの」と話していたのを思い出した。
 相手も同じ身体活動に打ち込む仲間ならば、それだけですでに1つの表現法を共有していることになる。必死に絞り出したつたない言葉でも、何とか通じればさらに、仲間と共有できる感覚が1つまた1つと増えていく。外国語学習を通して世界が広がることの喜びを、本書はよく伝えていると思う。そして何よりも、目の前の障壁に情熱をぶつけ、自ら突破口を探り当て、勝ち取ってゆくアスリートの生き方が、今日の迷う子どもたちの胸に響くことを願いたい。
(河野 涼子)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-10-16)

タグ:学び 英語 
カテゴリ その他
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皮膚は考える
傳田 光洋

 いつも見ているヒトの身体って、よく考えてみればその大半が皮膚だったりします。知ってはいるもののそれ以外の組織について目に触れるものは髪や爪、あとは眼球の一部くらいのものかもしれません。我々が視覚や触覚で身体だと認識しているものは皮膚についてだけと言ってもいいでしょう。その皮膚についてもせいぜい身体のパッケージというくらいのイメージしかないのが正直なところであり、それ以外のさまざまな機能についてはあまり関心もなく知らないことが多いのが実際のところ。本書は知られざる「皮膚」の役割からその重要性を教えてくれました。
「内臓」に対して皮膚は「外臓」であると興味深い表現を使われていますが、臓器としての皮膚の役割についての説明により、皮膚に対する認識を新たにしました。「保護膜」としての皮膚は我々も知るところですが、病気で内臓を摘出しても死ぬとは限らないが、皮膚がヤケドなどで三分の一ほど失われると死に至ると説明されます。そういわれると皮膚と内臓の重要性は同等のものとして考えるべきだと再認識しました。ともすれば大切にしまわれた内臓と外界にさらされた皮膚とだったら、どうしても内臓のほうが価値が高いように考えがちですからね。
 冒頭から皮膚の重要性を説かれた後に皮膚の機能が明らかにされていきます。免疫と皮膚の関係についてはアトピーなどの問題点に言及します。それだけではありません。ドーパミンなどの神経伝達物質の合成や分解の機能があるといわれたら、まさかと思うのが普通だと思います。そのほかホルモンとの関係に深く関与しているという予想だにしなかった真実が書かれています。さらには皮膚は光を感知する能力があるのではという仮説にも驚きました。
 「皮膚は考える」というタイトルですが、脳と同じ機能を持ち精神をつかさどるという要素もわかってきたそうです。当然皮膚は人の心にも影響があるという最後の部分はインパクト十分。軽く見ていた皮膚もあまり知られていなかった役割を理解すれば、その付き合い方も変わり、快適な生活を送ることが可能になるのではと感じました。
(辻田 浩志)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-10-16)

タグ:皮膚 
カテゴリ 身体
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スポーツの記録 陸上水泳男女72種目
前田 新生

“スポーツは筋書きのないドラマ”とはよくいわれることだが、そのドラマを構成する大きな要素が、“記録”だということができるだろう。もっといえば、過去から現在までのスポーツの記録の流れをみていくことは、それ自体で1つの歴史ドラマとなっているともいえるだろう。
 本書はしかも単に記録を集めるだけではなく、各競技の簡単な歴史も解説してあり、記録にまつわるエピソードも多く紹介されている。また、そうした記録をもとにして、各種のデータも提供して興味深い。たとえば、走り高跳びのところでは、“原始フォーム時代”“はさみ跳び時代”“ロール・オーバー時代”“ベリー・ロール時代”“背面跳び時代”とフォームの歴史が説明され、さらに選手が頭上何cmを跳んでいたかの歴史も述べてあり、非常に面白い。投てきでは、体重1kg当たりどれだけ投げているかといったデータもある。
 スポーツはまず自分でやる楽しさ、そして実際の競技を観る楽しさが第一だろうが、本書のような記録の面からスポーツをみていくことも、その楽しみをさらに深いものにしてくれることだろう。
 ジュニア新書として子ども向けに書かれたものだが、大人が読んでも十分に楽しく、資料としても役立つ書である。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:岩波書店

(掲載日:1983-10-10)

タグ:記録 
カテゴリ その他
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スポーツ科学の教科書
谷本 道哉 石井 直方

 最近テレビでも拝見することが多くなった谷本道哉氏の編著、そして石井直方氏の監修によるこの本は、トレーナー関係者だけではなく運動に興味のある人全般にとって読みやすい本であるだろう。
 テレビでも谷本氏が述べていたことが、この本にも記載されている。「ボールは足で投げる」「パンチの強い選手は背中の筋肉がよく発達している」「夜の食事は太りやすい」「コーラで骨が溶ける?」「大声を上げるとパフォーマンスが上がる」などといった興味深いテーマも詳しくわかりやすく述べられている。
 私は、トレーナーまたは運動に関する職業を目指す専門学生や高校生に対して、こういう内容を伝えられるような指導者になりたい。そしてその内容から、より運動に関して興味をもってもらえたら、というのが私にできることではないかと感じた。
(河田 大輔)

出版元:岩波書店

(掲載日:2013-04-04)

タグ:トレーニング科学 
カテゴリ スポーツ医科学
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卓球・勉強・卓球
荻村 伊智朗

 これは「岩波ジュニア新書」の1冊である。“ジュニア”だからといって軽んじてはいけない。それどころか、監督・コーチ・選手、スポーツに関係している人すべて、年齢を問わず、ぜひ読んでいただきたい。率直にいって、感動した。
「1985年、ロンドンで行なわれた第21回世界卓球選手権大会で、私は男子シングルスに優勝することができました。そして、ベルリン、パリなどを転戦して帰国しました。/帰国してから、日劇の地下のニュース映画劇場で私の映画をやっているというので見に行ったのです。そうしたら、当時の日本人のスポーツに対する感情をよくあらわしていると思うのですが、私がカップをもらうシーンが出てきたときに、観客がスクリーンに向かって拍手をはじめて、しかも立ち上がって拍手をするのです。私だけ座っていたら、『こいつ、つめたい男だな』という感じでジロジロ見られるので、私も立ち上がって自分に拍手をしてしまいました。そんな思い出があります。/その映画館のくらやみのなかで、『ああ勝ったんだな』ということと、『こんなにも喜んでもらえるのだったらもっとがんばらなければいかんな』という感じがしました。/私は山を登るのも好きです。3000メートル級の山を登って降りてきたときに振り返ると、『ああ、あの山に登ったんだな』という感激があります。そういう感激を日劇の地下で味わいました。/それがその後ずっと卓球をやるようになった一つの原因でもあると思います」(プロローグ全文)
 あえてプロローグ全文を引用したのは、このほんの“味わい”を少しでも理解していただきたいからである。“ジュニア”向けであるから表記、表現に難しいところはほとんどない。しかし、人を引きつけてぐんぐん読み進めさせ、途中何度も感動させられ、また感心もさせられる。そういう本を書くのは並大抵のことではない。
 いうまでもなく著者は、卓球の世界チャンピオン(1954年、初出場で優勝)であり、現在も日本卓球協会の役員(専務理事)、国際卓球連盟会長代理として、国内、国外を問わず活躍している。世界20カ国以上でコーチとしての指導経験もある。
 第二次世界大戦直後、著者高校1年生のとき、屋根が1/3くらい焼けた学校の体育館で放課後、2人の上級生が手製の卓球台で「きれいに大きなフォームで打ち合っている姿を電燈のつかない薄暗がりの中で見て『ああ、いいものだなあ』と思った」。それが卓球を本格的に始めようとした1つのきっかけだった。こういう思いを持つスポーツマンはきっと少なくないだろう。
 今では考えられないことだが、それから著者らが都立西高に卓球部をつくろうとしたとき、いわば男のやるものじゃないという考えもあり、終戦直後のお金や資材のないこともあり、校長の全面的な反対にあう。しかし、結局は①部室をやらない、②卓球台を買ってやらない、③予算をつけないという3つの条件つきで部の創立が認められる。驚くべきことに、それから、6年後、著者はロンドンでの世界卓球選手権大会男子シングルスで優勝するのである。しかも、当時の早稲田大学副キャプテンに1時間くらいみてもらったあと、「萩村君、悪いことはいわないから卓球だけはやめなさい」「第一に、君には素質がない。第二に、君は顔色もそんんなによくないので、室内スポーツの卓球を一生懸命やると必ず肺病になって死ぬ」といわれたにもかかわらずである。そういわれ著者「素質がないんだったら、とにかくもう努力しかないな」と思い、また「環境を絶対に清潔にしよう」と思ったという。素直に先人の言葉を聞き入れ、ではどうすればよいか、自分なりにしっかり考え結論を出していく。そういう姿が以後も展開されていく。優れたスポーツマンに共通してみられる姿を私たちはそこにみる。卓球台が少なく、練習相手もいないときがある。それでもそれなりに方法を見出していくのだ。相手がいないときは(都立大時代)、1人で卓球台の向こうに万年筆のキャップを置いて、それをスピード・サーブで打ち落としたり、垂直の壁にダイレクトにボールを打ち、それを打ち返す練習をした。壁は絶対ミスをしないし、強く打てばそれだけ強く返る。最初は2〜3球しか続かなかったのが2年で100球くらい続くようになった。これは人間相手より速いペースで、この練習の後、夜人間相手にやると余裕がかなりあったという。「スポーツにしても芸事にしても、一番大切であり、一番厳しく役に立つ練習は一人練習だと思います」。この言葉に納得する人も多いだろう。
 こうして数々のエピソードを拾い上げていってもきりがないが、国内・国外の大会で200回以上優勝という輝かしい実績を持つ筆者が、不利・不備な環境を克服し、ひたすら卓球に情熱を懸けていく姿は、どのスポーツにもいえるスポーツマンとして最も価値あることを示してくれる。そして、書名が示す通り、著者は広い意味で勉強もする。人はなぜスポーツをするのか、スポーツに情熱を燃やすとはどういうことなのか、スポーツの持つ素晴らしさを、読者は改めて知り、考えることだろう。
 書評子は、恥ずかしい話だが、卓球というスポーツがあまり好きではなかった。偏見を持っていた。しかし、こういった優れた書を読むと、自らの愚さを改めて思い知らされ、偏見がいかに狭量であるかがわかる。人並みに本は読んでいるつもりだが、間違いなくこの本をおすすめすることができる。もちろん“ジュニア”にはぜひとも読んでいただきたいし、大人の方々にも目を通していただきたい。 この欄で紹介したい話はほかにも数多くあるが、限られたスペースである。求めやすい価格でもあるので、ぜひ手にとっていただきたい。優れたものにせっする喜びが味わえる本である。
(清家 輝文)

出版元:岩波書店

(掲載日:1986-04-10)

タグ:指導 卓球  
カテゴリ 人生
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個性を引き出すスポーツトレーニング
立花 龍司

 先日、小学校低学年くらいの子どもが泣きながら野球の練習をしていました。
「なんでできひんねん!!」「あほか!!」
 子どもの動きはぎこちなく、びくびくしながらボールを追い、バットを振っていました。すべてを見たわけではないので、この指導方法がすべて悪いとは思いませんが、野球が好きで、野球に長く関わっている私にとってはびくびくしながら野球をしている姿がさみしく感じました。
「野球が楽しい」「もっとうまくなりたい!!」「もっとうまくなるためにはどうしたらいいやろ?」
 子どもの気持ちをサポートするのは、私たち指導者、保護者の役目ではないでしょうか。本書は筆者自身の野球経験、日米の違い、子を持つ親として感じたことを書かれています。「悪いプレーを減らす」練習ではなく、「よいプレーを増やす」ための練習、トレーニングをする。発想の転換が、選手や子どもたちに対する見方やアプローチを変えてくれるのではないでしょうか。
(大洞 裕和)

出版元:岩波書店

(掲載日:2013-12-06)

タグ:トレーニング ジュニア 野球  
カテゴリ 指導
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スポーツ科学の教科書 強くなる・うまくなる近道
谷本 道哉 石井 直方

 運動生理学、機能解剖学などの章立てとなっているが、順番に読む必要はないと筆者は言う。確かに、スポーツに関する素朴な疑問が生まれたタイミングでそれに合った項目を開くほうが、すんなりと頭に入っていきそうだ。
 疑問が生まれたり考えたりするのは、強くなりたい、うまくなりたいときに他ならない。そんなとき正しい方向へ導く助けとなる、指導者代わりの一冊と言える
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-07-10)

タグ:スポーツ科学 
カテゴリ スポーツ医科学
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先生!
池上 彰

「先生」になった
 そもそもの動機は思い出せないが、中学生の頃に「先生」になろうと心に決めた。おそらく他の職業を知らないごく狭い視野の中での思い込みだったのだろう。担任の「先生」にその話をしたら「そんなこと無理に決まってるでしょう」と頭から否定された。その言葉は、感情の修飾が消え去った今も記憶の吹きだまりに残っている。「先生」が何を意図してそう発言したのかはわからない。私がその頃教師を連想させるような存在ではなかったのかもしれない。ただ帰宅してそのことを話す様子は激しい怒りに充ちていたと、いつか母が話してくれた。
 その数年後、教育大学に進学した私は、卒業時に今度はこのまま教師になることなど考えられなくなった。いくつか理由はあるが、学校世界しか知らない狭い了見の人間がどうして子どもたちの教育などできるのかと考えていた。自分自身もそうだったし、周りを見渡してもそれに見合うヤツはいないような気がした。それでも同期の多くは「先生」になり、今では教頭や校長といった肩書きを背負うものも出てきた。そして私自身も巡り巡って今はひとりの「先生」という立場にいる。

先生を励ます本
 さて、しりあがり寿氏のシニカルで理不尽な漫画で幕を開ける本書は、タレント、学校長、ジャーナリスト、映画監督、柔道家、そして町工場の社長など、教育に関わる人、関わらない人、様々な立場の方々から寄せられた「先生」に関するエッセイ集である。
 発起人はニュース解説でおなじみの池上彰氏だ。必ず「先生!」という呼びかけの言葉を本文中に含めることを条件に起草を依頼したそうだ。確かに厳しい問題、悲しい問題が教育現場に山積している。しかし一部の問題が全体を否定する材料として扱われ、教育そして「先生」の再生が必要だと叫ばれる中、周囲からの高い期待に応えるべく現場で頑張る「先生」も少なくない。「そんな先生達を励ます本を世に出したい」ということが本書の狙いである。「先生」とはどんな存在であるべきなのだろう。優れた教育者を自負する人から、「学生の質は『先生』次第なんだ。学生は『先生』以上の人間にはならないのだから」と言われたことがある。個人的にはそれに大変な違和感を覚えた。「先生」の責任を果たすために自己研鑽を積むことは言わずもがな、「先生」など伸び伸び飛び越えていける人材を育成することが「先生」の喜びであると考えていたからだ。
 もちろんそう易々とは越えられないチャレンジしがいのある壁として存在感がなければ面白くはない。イメージは複雑に枝を伸ばした大樹だ。懸命に登る子をみつめ、滑り落ちそうな子にはそれとなく枝で支え、要領よく登る子には、時に障壁となる枝を伸ばし、ところどころに息をつけられる空間を用意して木陰をつくる。時には枝の先でお尻をつつく。子どもたちにそして自分にも種を蒔き、さらなる枝葉を延ばすことも忘れない。上に行けば行くほど手強くなる懐深さも持っていたい。それでもこちらの意図を乗り越えてぐんぐん成長する子どもたちを育てたいし、それに感動する心を持ち続けたい。どんどん先に進む子どもたちにはいつしか自分の存在など忘れられていい。時間が経って、もしふと振り返ることがあれば、あの頃見ていた樹よりも小さく感じてもらえればいい。そしてあの出会いは悪くなかったと懐かしさを憶えてもらえれば言うことはない。これは「親」としての想いそのものだ。

誰もが「先生」に
 本書の内容は、基本的に初等~中等教育における「先生」が対象になっている。しかし、「親」が一番身近で重要な「先生」であることはいつの時代でも真実だろう。そのことを抜きにして教育は語れないはずだ。そして我が子のみならず、子どもに関わる大人はみな子どもたちに何かを伝える「先生」たり得るという自覚を持っているべきだ。立派なことばかりでもないだろう、汚れたり、臍を噛んで苦しみ抜くこともあるだろう。そんなことも全部ひっくるめて、子どもたちを見守り、導き、あるいは言葉はなくとも背中を見せられる、そんな存在であるべきなのだ。それはただ大人でいるということだけで満たされるものではない。誇りを持てない大人には荷が重い。どれだけ表面を取り繕っていても、それは言動に表れるのだから。
 スポーツの現場などは典型的だ。実際に「先生」がスポーツ指導者を兼任していることが多いが、そうでなくても全てのスポーツ指導者は「先生」だ。スポーツには絶対に正しい教育的側面が必要なのだ。上に立つということを誤解して自らの立場に甘んずることなく、スポーツの指導者として、若きアスリートたちを導く「先生」として、誇りを持てる存在とはいかなるものだろうか。
 折しも2020年の東京オリンピック開催が決まった。夢を描く若者は増えるだろう。アスリート養成にもより大きな力が注がれることだろう。スポーツ指導者の責も重くなる。忘れてはならないのは、スポーツによる教育は何もアスリートを育てるだけではない。その環境をつくり上げ、導き、支える人間を育てることも含まれる。観てさまざまなことを感じ取る心を育てることもそうだ。ともに切磋琢磨し、激励し合い、喜び、悔しさにむせび、一歩一歩前進する人としての強さを身につけるスポーツの現場。より多くのより優秀な「先生」たちが求められる。今後の日本スポーツ界のオリンピックに向けた歩みは、誇りある指導を見つめ直すいいきっかけになるだろう。
(山根 太治)

出版元:岩波書店

(掲載日:2013-11-10)

タグ:教育 
カテゴリ 指導
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健康ブームを問う
飯島 裕一

 初版2001年3月19日。15年も前の本である。それにも関わらず内容が色褪せていない。驚きである。
「でもなぜ? なぜ色褪せていないのか?」。ぜひ、そのようなことを考えながら読んで頂きたい本だと思う。
 著者飯島裕一氏がこれまでインタビューされてきた中から「健康ブーム」をいくつかの角度で切り取っておられる。「健康ブーム」の「ブーム」という言葉からは偽物の香りが漂ってくる。健康ブームを見ていくことで、健康の意味を考えるきっかけになるだろう。
 医療関係に携わる一人として耳が痛いテーマばかりである。読み進めると医療関係者の端くれとしての言い訳が頭の中をよぎる。結果的に、私は自戒の念を持ちつつ本書を読むことになった。
 健康には各人各様の受け止め方がある。自分自身の健康観を見つめ直すきっかけとして、本書をご利用になってはいかがだろうか。
(脇坂 浩司)

出版元:岩波書店

(掲載日:2016-05-21)

タグ:健康 ブーム 
カテゴリ その他
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重力との対話 記憶の海辺から山海塾の舞踏へ
天児 牛大

舞踏家によるレッスンの魅力
 以前にも書いたと思うが、齢四十を越え“身体”とか“スポーツ”とか“体育”とかに対する科学的なものの見方に疑問が生まれるようになった私は、“ナンダカワカラナイ”が何だか魅力的な舞踏ダンサー滑川五郎に教えを乞うた。レッスンは、“雲の上を走る”“石像になる”“宇宙の詰まった卵の中で動く”などなど、やはりナンダカワカラナイもので、“強くなるためのトレーニング”や“速くなるための動きづくり”といった思考回路で運動を捉えているのでは到底理解できないものばかりだった。
 しかしワカラナイながらも身体の方にはストン!ストン!と心地よく入ってくるものが多かった。何より、挨拶を交わすため向い合った滑川の立ち姿の美しさは圧巻だった。
 舞踏といえば「それは白塗りの、時には半裸や剃髪の、あるいは女装をしたダンサーが、ゆっくり動くダンス。リズムに合わない動き、腰を落とした内股、操り人形のような姿態。半眼や白目、歪曲などを伴う大胆な顔の表情(原田広美著『舞踏大全』より)」で動くもの、そのような生半可な知識しか持たない私にさえ、滑川の立ち姿は舞踏が表現する世界の素晴らしさを垣間見た気にさせてくれるのだった。

それぞれに理由がある
 さて、今回の『重力との対話』の著者、天児牛大(あまがつ うしお)は、滑川とともに「山海塾」という舞踏カンパニーを1975年に立ち上げた主宰者である(山海塾の活動は現在も続いている。滑川は1987年に独立。2012年逝去)。
 本書には天児の半生、作品への想いや創作の理論などが綴られている。天児は山海塾の舞台で「仏倒れ」という振り(直立姿勢から後方にそのままバタン!と倒れる)を見せる、凄まじい身体能力の持ち主である。そういう人の、つまりは舞踏ダンサーの表現法の秘密が書かれているわけで大変興味がそそられる。
 たとえば「半眼」で動く、世の中を見る、ということを滑川はレッスンでよく言っていた。半眼とは、仏様のような、瞼を半分開いた(閉じた)状態のことをいう。
 そうする理由を天児は次のように説明する。「人はアウト・フォーカスな視野でいるとき、なんとなくその場の総体を身体でレシーブしている。つまりなにかひとつ特定のものをはっきりと見据えていないからこそ、自分の周囲三百六十度にどのような物事が蠢いているかを全容的に把握できる。だがそうしたパノラマからなにかひとつの出来事をセレクトし、自分の視点をある一点にフォーカスしていくと、そこには『選んだものを見る』という揺るぎない意志が生まれる。あるひとつの物事を周囲から切断し、全神経を注ぎ、それを『見る』。そのような確たる意味付けを持って、あらためて行動していくことになる」。半眼が単なる薄目と異なることがよくわかる。
 ほかにも、山海塾の稽古場に鏡を置かない理由(滑川のスタジオにもなかった)は「鏡に映る身体を訂正するという表面的手法とは異なる」「自分の内部を覗いていくような」やり方で身体を操作していくためであるとか、「横たわった姿勢から床面に座る姿勢、あるいは立つ姿勢へと最小の筋力で移る」動作は「ゆっくり」「ていねいに」行うことで「身体のうちに緊張と緩和がとなりあっているのをよりよく気づかせ」てくれるといい、外面的な視覚情報よりも、身体内部の感覚を研ぎ澄ますことの重要性を述べている。
 また「共鳴と共振」「意識の糸」「息の行方を探る」「ダンスと身体」「成立させたくなるなにものかを求めて」などなど、天児の創作に対する考えが綴られていて舞踏というものが少しはわかったような気にさせられるとともに、これらの理論は競技的運動の中にも案外応用できるのではないかと考えたりもした。

旅路で思うこと
 余談だが、自伝的な部分はどうやら天児が「自分で書くのは気恥ずかしい」とかで、「聞き書き」という形式が取られている。しかしながら、この聞き書きをした岩城京子というパフォーミング・アーツ・ジャーナリストの文章がなんとも知的で美しい。聞き出したものを文章化する作業とはいえ、この静謐でスマートな“世界感”には書き手の力量が大きく反映しているに違いない。その上、この仕事を依頼されたのは岩城が二十代の頃だというから才能というのは怖ろしい。この人には芸術の深淵が見えているんだろうなあと、心の底からうらやましい。
 それに引き換え私といえば、齢五十も半ばを迎え、悟ることなく毎回グルグル問答を繰り返し、舞踏の何たるか、芸術の何たるか、体育の何たるか、人生の何たるかがいまだ見えず、夜なべに(もう朝だが)文章をひねり出しながら“自分探しの旅”はまだまだ続いているのである。
(板井 美浩)

出版元:岩波書店

(掲載日:2015-10-10)

タグ:舞踏 自伝 
カテゴリ 身体
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アスリートたちの英語トレーニング術
岡田 圭子 野村 隆宏

勇気ある人間の姿勢
「日本人やねんから英語なんか必要ないわい」と考えていた若かりし頃。何と狭量で、言い訳に満ちていたことか。何かの可能性を失うとき、弱い人間は自分に都合のいい理屈を探し、見つけたときにはそれにすがり自分を言い聞かせて安心する。この辺りは歳を取った今もあまり変わりがないようにも感じないこともない。勇気ある人間は、現時点でできないことを認め、自分の可能性を広げるためそこに敢然と立ち向かう。
 さて、本書は『アスリートたちの英語トレーニング術』と銘打たれているが、その内容には英語が上達する術がこと細かに書かれているわけではない。それよりも、トップアスリートになる人の物事の捉え方、取り組み方が紹介されている、と言ったほうがいい。スポーツにしても、言語にしても、自分の可能性に挑戦するという意味においては同種のものである。

動機づけはどこから
 本書に登場するアスリートの皆さんは、それぞれ違う方法で英語力向上に取り組んでいるが、言語そのものを目的としているわけでなく、それを自分の世界を広げるツールとして捉えている。当たり前のことのようだが、試験でいい点数を取りたいとか資格を取りたいと思って勉強するのと、可愛いあの子に話しかけられるようになりたいとか、この領域のことはとにかくとことん詳しくなりたいと思って取り組むのとでは動機づけが違う。本来勉強というのは後者の類の動機づけで行うもののはずだ。本書は岩波ジュニア新書から出版されていることもあり、「試験に出る」という言葉に過敏な子どもたちにはぜひ読んでもらいたい。

生き方が反映される
 本書に登場するのは、水泳の鈴木大地さん、ラグビーの箕内拓郎さん、マラソンの瀬古利彦さん、レスリングの太田章さん、そして私的に最も気になった人、増田明美さんである。言わずとしれた女子マラソンの第一人者であり、歯切れのいい解説者としても有名な彼女は、某大新聞の人生相談にも相談役として時折登場する。人様の人生相談にあまり興味はわかないが、回答者の方々のご意見は十人十色の学生を相手に奮闘する際の参考になるだろうと、目を通すようにしている。栄光のみならず大きな挫折をも味わったはずの彼女の回答は、暖かい人間味に満ちていて、唸らされることが多い。坂道を転がり落ちそうな出来事にぶつかっても、物事の捉え方次第で、踏ん張って転落を止め、前を向いてまた進み続けることができる。そんな人は普段から自分を鍛え続けることに余念がないのだと、苦しみを知るからこそ他者への眼差しは暖かくなるのだと、そう思う。スポーツであろうが言語であろうが、その他のことであろうが、そこには生き方が反映されるのだ。滞在時期は前後するがオレゴン大学の英語学校の同窓と知り、ささやかな縁を感じてこちらが勝手にうれしくなった人である。

枠をぶち壊せ
 これを書いている「英語なんかいらん」と思っていたこの平々凡々たるおやじも、英語もろくにできないくせに、しかも30歳になる直前というタイミングで海を渡った。トレーナーの勉強したさに無謀にもアメリカの大学院に入って、のたうちまわって何とかなった。ついでに大学のラグビーサークルでは、10歳ほど年下のでかいアメリカ人たちに混じって、身長170cmのCTBとしてレギュラーになったりした。そんなことを思い返すと、若い連中は考え方1つで、何でもできるとは言わないが、自分が勝手に決めつけている己の限界を大きく伸ばすことはできる。
 やるべきことをしっかりと積み上げ、後は思い切りでも思い込みでも、勢いをつけて閾値を超えてしまえば、脱分極して上方向に勢いがつくものだ。海外留学者が減少しているという昨今ではあるが、語学という壁を壊し、どんどん知らない世界に飛び出して自分の枠をもぶち壊し、人生を楽しめばいいのだ。
(山根 太治)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-01-10)

タグ:英語 海外 
カテゴリ トレーニング
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心理療法入門
河合 隼雄

 心理療法は、医学モデルによる「治療」とは異なるものである。医学の場合は、病気の原因を明確にし、それに対して薬や手術によって、原因を除去するという方法がとられる。これに対して、心理療法の場合は、根本的にはクライアントの潜在的可能性に頼るというところがあり、「病気を治す」というイメージよりも、その人の本来的な生きる道筋に沿ってゆく、というイメージの方が強いという。
 著者は、西洋近代の医学は、こころと身体、医者と患者の区別を明確にすることによって成立したが、実際の医療の場面においては、それらの区別をむしろ明確にせず、「関係性」に注目すべきで、そこに、ホリスティック医学や東洋医学などの有効性が考えられるようになったとし、医療の実際においては、心理療法的な接近法が、身体医学と共に重要である、と語る。
 人間存在は「意識」「言語」によって、自然に反する本性を持っている。
 こんな例を挙げている。人間が一本の糸杉を見る、という体験。他の動物、たとえば、その木にとまっている鳥や、登ろうとしている猫には、その木は、生きるという体験に組み込まれた、多様で多彩なものになるのではないか。他方、人間にとっては「糸杉」として認識され、自分の体験が一義的に限定されてしまう。
 池上嘉彦は「言語は人間の表現、伝達の手段どころか、むしろ知らないうちに人間を支配している君主であるかもしれないのです。この認識は深層心理学における『無意識』の発見にも比することができるでしょう」と述べる。
 言語化し、記憶して、ものごとを判断する主体としての自我が強固につくられてくる。このことこそが反自然の元凶だという。人間は、科学技術を使って、自然を制御、または利用し便利な生活を実現させてきた。自然を対象としコントロールすることで、現実は成り立っている。他方で、人間自身も自然の一部である。自然と人間の自我が著しく乖離したとき、補償作用として、神経症、心身症が生じるともいうことができると、著者はいう。
 本書で説明される心理療法は、無意識、夢、イメージ、物語などを解釈して、気づきを促し、意識の変容を目指すというのが、おおまかな方針だ。物事を「きり」わけて、発展してきた科学とは、逆方向に思われる「つなぐ」ことによって可能性を探る心理療法。
 現代において、医学の大枠は科学によって設計されるべきだが、個別具体的な臨床の現場においては、本書のような内容が、患者さんに資するところが多いように思う。
(塩﨑 由規)

出版元:岩波書店

(掲載日:2022-05-24)

タグ:臨床心理学  
カテゴリ メンタル
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著者
Mel Boring American Medical Association C.B. Mordan 島沢 優子 日本スタビライゼーション協会 足利工業大学・健康科学研究室 銅冶 英雄Adrian WealeAlan GoldbergAndrea BatesAndrew BielAnne KeilAviva L.E. Smith UenoBernd FalkenbergBoris I.PrilutskyBrad Alan LewisBrad WalkerCarl PetersenCarole B. LewisCarole B.LewisCaroline Corning CreagerChad StarkeyChampagne,DelightCharland,JeffChartrand,JudyChris JarmeyClive BrewerDaniel LewindonDanish,StevenDavid A. WinterDavid BorgenichtDavid E. MartinDavid EpsteinDavid GrandDavid H. FukudaDavid H. PerrinDavid JoyceDavid SumpterDavies,George J.Digby, MarenaDonald A. ChuDonald T KirkendallEddie JonesElizabeth Best-MartiniEllenbecker,Todd S.Everett AabergF. バッカーFrank BakkerG. Gregory HaffG.D.ReinholtzGeorge BrettGray CookGregory D. MyerH・ミンツバーグIñigo MujikaJ.G.P.WilliamsJ.W.SchraderJWS「女性スポーツ白書」作成プロジェクトJacqui Greene HaasJamJames C. RadcliffeJames StudarusJari YlinenJeanne Marie LaskasJeff BenedictJeff CharlandJeff LibengoodJeff RyanJennifer Mather SaulJerry LynchJiří DvořákJohn GibbonsJonathan PrinceJoseph C. MaroonJoshua PivenJulian E. BailesJ・ウィルモアKahleKarim KhanKarin WiebenKim A. Botenhagen-DiGenovaKim A.Botenhagen-DiGenovaL.P.マトヴェーエフLawrence M.ElsonLeon ChaitowLeonhardtLeslie DendyLorne GoldenbergM. デュランM.J.SmahaMarc DurandMarilyn MoffatMark PerrymanMark R. LovellMark VerstegenMattyMcAtee,Robert E.Megan HineMelvin H. WilliamsMichael GleesonMichael J. AlterMiguel Angel SantosMurphy,ShaneM・ポラックNPO法人日本ライフセービング協会Nadia ComaneciNational Strength and Conditioning AssociationNina NittingerNorm HansonOg MandinoP.V.カルポビッチPOST編集部Pat ManocchiaPaul L. GreenhaffPete WilliamsPeter BruknerPeter N. CoePeter TwistPeter WoodPetitpas,Al.PlatzerR. ザイラーR.H.エプスタインR.J.CareyR.N.シンガーRainer MartensRaymond M. NakamuraRein TideiksaarRene CaillietRichard BrennanRichard GoldRobert C. FarentinosRobert E. 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KraemerWynn KapitY. ヴァンデン‐オウェールYves Vanden Auweele「運動器の10年」日本委員会いとう やまねかわむら ふゆみけいはんな社会的知能発生学研究会ふくい かなめまつばら けいみづき 水脈みんなのスポーツ全国研究会わたなべ ゆうこアタナシアス テルジスアタナシアス・テルジスアダム フィリッピーアテーナプロジェクトアメリカスポーツ医学会アメリカスポーツ医学協会アメリカ医師会アレックス・ハッチンソンアンゲリカ・シュテフェリング エルマー・T・ポイカー ヨルグ・ケストナーアンドリュー ブレイクアンドリュー・ゴードンアンドリュー・ゾッリアンドリュー・ビエルアンバート・トッシーアン・ケイルアン・マリー・ヒーリーイチロー・カワチイヴ・ジネストウイリアム ウェザリーウサイン・ボルトウドー アルブルエディー・ジョーンズエドワード・フォックスエバレット アーバーグエリザベス ノートン ラズリーカイ・リープヘンカミール・グーリーイェヴ デニス・ブーキンカルロス 矢吹カレン・クリッピンジャーカーチ・キライカール・マクガウンキャロリン・S・スミスキャロル・A.オ-チスクラフト・エヴィング商會クリス カーマイケルクリス ジャ-メイクリストフ・プノーグレン・コードーザケイトリン・リンチケニー マクゴニガルケネス・H・クーパーケリー・スターレットケン ボブサクストンゲルハルト レビンサイモン・ウィクラーサカイクサンキュータツオサンダー・L. ギルマンサンドラ・K・アンダーソンシェリル・ベルクマン・ドゥルーシルヴィア ラックマンジェア・イエイツジェイ マイクスジェイソン・R・カープジェイムズ・カージェフ ライベングッドジェフ・マリージェリー・リンチジェームス・M・フォックスジェームス・T・アラダイスジェームズ アマディオジェームズ・アマディオジェーン・ジョンソンジェ-ン・パタ-ソンジム・E. レーヤージャン=マリ・ルブランジュリエット・スターレットジョセフ・H・ピラティスジョン エンタインジョン・スミスジョン・フィルビンジル・ボルト・テイラースタジオタッククリエイティブスティーヴン・ストロガッツステファン 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書評者
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月刊トレーニング・ジャーナル(16)
月刊トレーニング・ジャーナル編集部(758)
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松本 圭祐(3)
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渡邊 秀幹(1)
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鈴木 健大(6)
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阿部 拓馬(1)
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