呼吸入門
齋藤 孝
息を1つの身体文化と捉え、様々な活動を呼吸の面から考察しているのが本書である。20年にわたり呼吸の研究をしてきた齋藤氏の集大成ともいえる一冊。
齋藤氏が奨励するのは、自ら考案した「齋藤メソッド」という呼吸法である。3秒吸って、2秒止めて、15秒で吐くというもので、誰もが安全にかつ効果的に行える方法と説明する。時に「気」という言葉を用いて神秘的に捉えられ、カルト的な宗教団体に悪用されることもあるが、本書では「気というのは、あくまで呼吸の結果として生じるもの」と定義、意図的に語ることを避けている。呼吸を知ることは、気分のコントロールや集中力の持続、リラックスする方法を得る一方で、危険が伴う誤った認識を回避することにもなる。
呼吸を知り、呼吸を活かす。本書を通して、無意識に行われている呼吸を意識的に考えてみるのはいかがだろうか。
(長谷川 智憲)
出版元:角川書店
(掲載日:2004-07-15)
タグ:呼吸
カテゴリ 身体
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からだのメソッド
矢田部 英正
元体操選手で、椅子やカトラリーも製作、からだと動き、からだと道具の関係について詳しい。茶道も嗜み、服飾にも通じる。大学で立ち方や歩き方など、立居振舞いの授業も担当している著者。その幅広い活動から、「からだのメソッド」というわかりやすい本が生まれた。
全体は、立ち方の基礎、歩き方の基礎、坐り方の基礎、食作法の基礎、呼吸法の基礎と基礎編が5つ続き、大学での実習レポート、そして最後に身体と運動の論理でまとめられている。
本書を読み終えての一番の感想は、「優れて実践的」ということである。「姿勢をよくする」と言われると、多くの人はできればそうしたいと思う。では、どうすればよいか。たとえば、背骨の上に頭を乗せようとする。それだけで姿勢は変わる。
「成るはよし、為そうとするは悪し」。著者は、日本の禅での表現を紹介しているが、そのあと「からだの扱い」について、「意識して姿勢を整えようとするのではなく、「おのずから整う」心持ちが大事だということです」と記している。 以上は、本書で述べられている「メソッド」のほんの一端でしかない。やさしく書かれているが、その実践と追求のため、長く愛読書になると思う。
2009年5月26日刊
(清家 輝文)
出版元:バジリコ
(掲載日:2012-10-13)
タグ:立ち方 歩き方 呼吸
カテゴリ 身体
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ブレスダイエット 呼吸でやせる!
有吉 与志恵
呼吸。毎日あたりまえのように行っている呼吸は、なんと一日に約2万回も行っている。しかしそのメカニズムや方法を教わることなどほとんどない。もし、よい呼吸を行うことで、姿勢がよくなったり、身体の不調が改善したりするとしたらどうでしょう? 今まで痩せにくかった身体も、そんな呼吸の乱れからきていたのではないでしょうか。
本書は、そのよい呼吸が行えるように、解りやすく導いてくれる一冊である。仕事でパソコンに向かいっぱなしであったり、ストレスを多く受けている現代人にとって、身体と心を解放させてくれる呼吸について見直してみるよい機会になると思う。
(大槻 清馨)
出版元:講談社
(掲載日:2012-10-13)
タグ:呼吸
カテゴリ 運動実践
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ブレスダイエット 呼吸でやせる!
有吉 与志恵
本書で紹介されているエクササイズは、呼吸に関するもののみ。モニタリングをして、筋を緩めるためのリセットコンディショニング(指でさする、圧を加えて筋を動かすなど)をして、呼吸の方法を身につけるというシンプルなもの。DVDも付属し、実際の方法について解説されている。用具はエクササイズの前後に行うサイズ測定に必要なものくらいである。
呼吸の方法をきちんと身につけることで、不要な緊張がほぐれ、姿勢も変わり、心身によい効果が現れてくるそうだ。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:講談社
(掲載日:2010-04-10)
タグ:呼吸
カテゴリ 運動実践
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トップ・アスリートだけが知っている「正しい」体のつくり方 パフォーマンスを向上させる呼吸・感覚・気づきの力
山本 邦子
身体のことを学ぶことは不可欠
アスレティックトレーナーを志して進学してくる学生たちでも、高校までの教育課程で人体解剖学や人体生理学を本格的かつ具体的に学んできたものは少ない。以前からこのことは不思議に感じていた。小学校、中学校、高校の授業でヒトの身体の成り立ち、つまりは自分の身体の成り立ちを段階的に学ぶことは、生きる上で不可欠ではないかと考えるからだ。骨格系や筋系など運動器についても、その構造を知りその機能を理解することは、自分の身体を意識し運動感覚を研ぎ澄ます上で重要な意味を持つように思う。確かに己の構造を知らなくても鳥は大空を羽ばたき、獣は疾走して獲物を仕留める。本能というものは知識を凌駕するので、余計な情報は却って本来の動きを見失わせるという見方もあるだろう。それでもヒトにおいて主観的感覚と客観的感覚とを併せて自らを内観し得られることは多いはずだ。
さて本書では、プロゴルファー宮里藍選手をはじめ様々なアスリートをサポートするアスレティックトレーナー(NATA-ATC)であり、A-Yogaの主催者でもある山本邦子氏によって自らの心身との対話法について語られている。スポーツの現場やアスリートをよく知る著者が、ヨガを軸に呼吸や身体を動かす感覚について解説し、またそれらのあり方をどのように気付き、どう正すのか、観念論だけでなく、解剖学や生理学的情報も織り込みながら解説している。アスリートを対象とした高度なスポーツ動作ではなく、普段自然に行われている呼吸や日常的な当たり前の動作を見直すことに重点を置き、それらを通じて身体を正しく使うためのヒントを散りばめてある。
呼吸のコントロールから
ヒトが呼吸を止めて生きていられる時間はごくわずかだが、その呼吸のあり方を日常でどれだけ意識しているのだろう。質の高い呼吸と言われても、実感が湧かないヒトの方が多いように思う。しかし、自律的な統制を受けている生命活動も、身体に現れる変化をフィードバックして安定した状態を保とうとする以上、間接的にある程度のコントロールは可能なはずであり、呼吸はそのきっかけになるわかりやすい活動なのだ。心臓を随意的に止めたり動かしたりすることはできないにしても、呼吸の仕方次第で心臓の拍動を落ち着かせたり興奮させることができる。様々なストレッサーにさらされている中で、たとえば深い腹式呼吸で交感神経の興奮が抑えられ、副交感神経を優位にし、ストレスホルモンの分泌をも低下させるとすれば、まさに呼吸が変われば身体の状態が変わり、ひいては感情が変わるということにもなる。
さらに解剖生理学の知識をも盛り込めば、より具体的なイメージを意識できる。呼吸も空気を肺に取り込むだけではなく、取り込んだ酸素を赤血球中のヘモグロビンに結合させて血流に乗せ、全身の酸素を必要とする細胞のひとつひとつに到達させ、さらにその中のミトコンドリアにまで届けてATP合成に利用するというビジュアルイメージを持つと、より効果的な呼吸になり、血流が促進され、酸素摂取量にまで影響を与えるのではないかとさえ思える。
意識を行き渡らせる
自分の姿勢や当たり前の動きのあり方についても、忙しない日々に追われて余裕がないのか、そんなことを考える方がおかしな奴だと考えるのか、細かく意識するヒトは少ないように思う。ただ、ほんの少しの意識を向けるだけで、立つ、座る、寝る、歩く、階段を登り降りる、走るなど日常生活の様々な動きに好ましい影響を及ぼすはずだ。意識すれば身体の使い方は必ず変わる。そこに解剖生理学的知識があればなおさらだ。通学中や通勤中にただ移動手段として歩いている場合と、腸腰筋をはじめとする股関節屈筋群、殿筋群や内転筋群をより意識し、足を出すというより骨盤の回転を意識しながら大きく踏み出し蹴り切るだけで動きは全く異なるのだ。加えて体幹を安定させながら呼吸を意識することも、できるなら肩甲骨の動きを意識して腕を振ることも忘れない。もちろんごく自然に正しい動きができるようになる方がいいだろうが、自分の動きのありように気付きそれを改善するためには、まずは指の先まで意識を行き渡らせることが必要だと思う。
自分の身体と対話を始めるきっかけに、本書で紹介されているようなヨガというアクティビティは有効だと思う。ただ方法はひとつではない。たとえば私の場合は空手であり、ウェイトトレーニングを含むさまざまなトレーニングだ。ウェイトトレーニングを好ましく思わない向きも一部で見られ、本書でも問題点は指摘されている。しかし、正しく行われなければ有害であるのは、何事にも共通していることだ。健康に有用な栄養素も摂り過ぎれば毒になる。要はいいさじ減で行うことだ。
空手の形についても実践に向かないと否定する人々もいるようだが、私は形を相手を想定しながら自分の身体と対話することだと捉えている。さらに心のあり方も形のできばえに影響を及ぼすので、心身の鍛錬のために空手に取り組んでいるのならなおさら重要となる。バイオメカニクスの基礎知識も活用しながら時にゆったりと、時に全力で形をなぞると、呼吸の重要性を意識し、自分の心の状態を捉え、自分の身体の動かし方を磨くことができるのだ。こうした鍛錬を通じて日常生活の中でも自分の心身のありようを整えることができる。どのような方法を取るにせよ、普段の生活の中で外見を飾り立てることだけに傾注するのではなく、内面に目を向け己があるべき状態に整えようとする意識は、アスリートだけに必要なことではなく、万人にとって意義のあることだと感じる。
(山根 太治)
出版元:扶桑社
(掲載日:2016-01-10)
タグ:呼吸 感覚
カテゴリ 身体
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勝者の呼吸法 横隔膜の使い方をスーパー・アスリートと赤ちゃんに学ぼう!
森本 貴義 大貫 崇
森本氏・大貫氏とも、大リーグチームなどで活動歴のあるトレーナー。「スーパー・アスリート」はもちろん、そこに及ばなかった選手も間近に見てきた経験を踏まえ、1日2万回以上行っている呼吸の重要性を説く。普段、意識していない呼吸の仕組みや横隔膜の使い方を丁寧に説明していく。
一流選手の呼吸法は自分には真似できないのでは? と思いそうなところで、もう1つの手本である赤ちゃんの呼吸も紹介する。
大人になるにつれできなくなってしまう要因を整理し、本来の呼吸を取り戻す14個のエクササイズが最後にまとめられており、実践につながりやすい構成だ。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:ワニ・ブックス
(掲載日:2016-07-10)
タグ:呼吸 横隔膜
カテゴリ スポーツ医科学
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間違いだらけ! 日本人のストレッチ 大切なのは体の柔軟性ではなくて「自由度」です
森本 貴義
体の真横に大きく開脚できない、立った状態から前屈して床に手がつかないから、「私は体が硬い」と思っている人は誰の周りにも1人はいるのではないでしょうか。しかし、その「体が硬いという自己評価」の、「根拠」を知ったうえでそれを言っている人はどのくらいいるでしょうか? さらにいうと、「体が柔らかい=ケガをしにくい」と子どもの頃よく体育や顧問の先生から言われたことは、はたして本当だったのでしょうか?
本書は、多くの日本人が持っているこれらの“誤解”を丁寧にひもとき、なぜやみくもに開脚を目指すことが危険なのか、また本当に健康な体を手に入れるために今すぐ自宅でできるストレッチ・メソッドについて、わかりやすく解説しています。
トップレベルで競技をするアスリートでなくても、「自分の思うように動く体」でいたい、と思うのは老若男女に共通する願いです。それを筆者は、“自由度”の高い体であると表現しています。意識的に体の各部位のはたらきを感じながら動く習慣をもつことで、脳の指令通りに動く“自由度”の高い体を、何歳からでも手に入れられる。
本の中では、自分の体へ意識を向け「体と対話」する手段として、ストレッチを行うこと、ヨガや太極拳などを行うことがすすめられています。ストレッチ、ヨガ、太極拳…これらに共通するのは、どれも動きと「呼吸」がつながっているという点です。
実は、自律神経系に関係する器官で、唯一自らの意思で動きをコントロールできるのが「呼吸」(胃の動きを止めよう、と思っても意識的に止めることはできないですよね!)です。正しい呼吸の仕方を身につけ、体と心の状態をいつでも自分で感じ取れるようになることで、“自由度”の高い体に近づくことができます。
巻末には、ニーズに合わせた52種類ものストレッチ・メソッドが、写真付きで丁寧に紹介されています。長年メジャーリーガーやプロゴルファーの体のケアを行ってきたアスレティックトレーナーが直伝する、“自由度”の高い体を手に入れるためのストレッチは、ただ痛みをこらえてぐいぐいと関節の可動域をひろげようとするそれとは、全く異なる科学的な健康法です。
(今中 祐子)
出版元:ワニブックス
(掲載日:2018-12-28)
タグ:ストレッチング 呼吸
カテゴリ ストレッチング
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勝者の呼吸法 横隔膜の使い方をスーパー・アスリートと赤ちゃんに学ぼう!
森本 貴義 大貫 崇
呼吸法に関する本はいくつか読みましたが、運動器としての解説ではもっとも詳しい本だと思いました。その内容はとても専門的で、ネットで調べながら読み進めていたので読み終えるのに時間がかかりました。呼吸を扱う本にはヨガや瞑想など精神的な内容のものもありますが、本書はいわばその対極になりそうです。
アスレティックトレーナーのお2人の共著で、現場でアスリートを通じた知見にはかなりの説得力があります。単に呼吸そのものだけではなく、体幹の操作にかかわる生理としての呼吸であったり呼吸と身体トラブルとの関係性など、話が広範囲に及びます。横隔膜が左右非対称であることも初めて知りました。
呼吸のお手本が赤ちゃんであるとし、成長して大人になる過程で次第に呼吸がうまくできなくなるというのも興味深いところです。
巻末に紹介されているいくつかのエクササイズも、実際にやってみると思ったほどうまくできませんでした。今まで無意識にしていた呼吸に私なりの悪いクセが染みついていたということでしょう。読むだけではなく実際に自分の呼吸法の問題点を認識できたのはよかったです。
(辻田 浩志)
出版元:ワニブックス
(掲載日:2021-07-12)
タグ:呼吸
カテゴリ コンディショニング
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不安や緊張を力に変える心身コントロール術
安田 登
普段生活をしているとき、私の「体調」と「気分(精神状態)」の境目はどこだろうか。これは勝手なイメージだが、スポーツをする人はフィジカルとメンタル、のようにきっちり分けて考えているように思う。私はどちらかというと今日はいいことがあったので調子がいい、とか、頭が痛いから気分が優れないな、と体調と気分を混同している。心配事があればお腹が痛くなったりするし、身体のどこかが痛ければ気分も優れないというものである。
この心身の不調の元になりやすい「不安」や「緊張」だが、たとえば「呼吸の方法ひとつで、やる気は失われずにネガティブな感情を抑えることができる」と聞いたらどうだろうか。ちょっと「そんな都合のよいこと…」と思わないだろうか。私は思う。正直に言うと、私は啓発本の類が苦手である。「一日◯◯分これをするだけで」とか「これで全てうまくいく」とか、眉唾すぎて手に取る気になれない。なのになぜ、この本を手に取って読んだか。それは著者の安田登さんが能楽師だからである。
とあることから能について勉強しなければならなくなったとき、全国の、主に小中学校を回って能のワークショップを行っておられる安田さんを知った。そして講演を聞いたり、公演を観たりしに行くときに予習としていくつか著書を贖った。これはその延長で入手したものだ。安田さんの著作は多数あり、能の魅力についてももちろんだが、こうした能という伝統芸能の所作から身体の使い方を考察したものも数多くある。この本の中に出てくるロルフィングというボディーワークについても、安田さんは、その持ち前の好奇心とフットワークの軽さでアメリカまで行って施術者の資格を取り、それを専門に紹介した本を出しておられる。
ところで先に述べた「呼吸の方法ひとつでやる気は失われずネガティブな感情を抑えることができる」というのは能の謡のときの呼吸で、安田さんは「舞台のときは緊張するのに謡を謡っているときだけ緊張していない」ことからそれに気づいたそうだ。私が「こうすればうまくいく」系の本をあまり信用していないにもかかわらず、この本を買って読んでしまったのには、安田さんの提唱するあれこれに、そうした650年も続いている「能」というものによる裏打ちがあるから、というのがある。
本書にはこのようにメンタルに影響のある呼吸のことだけでなく、能の所作が大腰筋を鍛えることになるから能楽師は歳を取っても元気で80、90でもまだ現役でいられる、というような身体のことについてもその例やトレーニングが紹介されている。また興味深いのは、不安や緊張など、うまくいかないことに際しての、ものの考え方である。物事がうまくいかないとき、そのことをどう捉え、どう向き合うのか。
本書には自己イメージやサブ・パーソナリティというものも出てくる。それがどういうものなのかは、私の下手な説明を見るより本書を読んでいただいた方が断然早い。チームがうまくいかないとき、自分のやっていることに手応えを感じられないとき、もしかしたら本書にはそれを打開するようなヒントがあるかもしれない。
(柴原 容)
出版元:実業之日本社
(掲載日:2022-06-20)
タグ:メンタル 不安 呼吸 能
カテゴリ 身体
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