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ATACK NET ブックレビュー
トレーニングやリハビリテーションなど、スポーツ医科学と関連した書評を掲載しています。

測定と評価
山本 利春

 月刊スポーツメディスンに連載中の山本氏の著書。著者は勤務する国際武道大学で新入生約550人を対象に測定と評価を実施している。測定のみならず、即座にフィードバック、その後もそのデータを活用している。その経験が本書のベースである。
 それだけに、単に頭でのみ考えたことではなく、現場ではどうなのかが語られていて参考になるところが多い。例えば、東大式の7項目にわたる関節弛緩性テストは、「できた!」と喜ぶ学生もいるといった笑い話のようなことも、現場では重要な話となる。
 もちろん、科学的データの取り方、活かし方がメインであって、それらは「サイドストーリー」であるが、「言われていること」「語られていること」と現場での実際とのギャップは意外に大きい。「現場を知る」意味でも参考になる。
(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:ブックハウス・エイチディ

(掲載日:2001-11-25)

タグ:測定 評価  
カテゴリ アスレティックトレーニング
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チューブトレーニングとリハビリテーション
山本 利春

 もっと手軽にトレーニングができたら…。もっと手軽に負荷を調節できたら…。もっと楽な姿勢でトレーニングができたら…。そう感じた方は少なくないのではないでしょうか。
 トレーニングやリハビリテーションの効果を上げるためには、日常生活より少し強い負荷をかけ、かつ少しずつ負荷を強くして継続していかないといけません。この「負荷をかける」「負荷を強くする」「継続しやすい」というポイントが手軽にできるのがチューブトレーニングということです。
 本書はチューブの基礎知識やストレッチや種目別のトレーニング方法などについて書かれています。私自身、指導の中で1つのポイントにしているのが継続しやすいかどうかです。いくらよいトレーニングでも、継続できなければ効果を上げることはできません。その点において、チューブは手軽に多方向に負荷をかけることができます。これから始める人も、すでにされている人も新しい方法を見つけることのできる一冊です。
(大洞 裕和)

出版元:河出書房新社

(掲載日:2011-12-02)

タグ:アスレティックトレーニング チューブトレーニング  
カテゴリ トレーニング
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もっともっと運動能力がつく魔法の方法
宮下 桂治 東根 明人

 コーディネーション能力とは、「体をたくみに動かす能力」のことを言い、その能力を伸ばす運動がコーディネーション運動です。多くの場合運動神経がよいと言われる人はこのコーディネーション能力が高いことが多いです。運動神経は遺伝と考えられていることが多いですが、コーディネーション運動で刺激することによって伸ばすことができます。
 実践編ではイラストがついており、一目でやり方がわかるようになっています。詳しい方法や実施する際のポイント、その種目の変形バージョンの紹介もあり、誰でも簡単に運動が実施できるように配慮されています。
 また、走る、跳ぶ、投げるといった基本動作を向上させるための運動やマット運動などの体育の授業で行う運動、サッカーや野球などスポーツ競技能力を向上させるための運動、親子でできるコーディネーション運動など、さまざまな目的に合わせたコーディネーション運動が数多く紹介されています。
 この本を読んで、“運動は生きる力を高める”という内容にとても共感できました。スポーツや運動は明確な目標を設定しやすく、達成感を実現しやすいことが大きな特長です。目標を設定し、努力して目標をクリアしていく。目標をクリアすることで得られる喜びや達成感がさらに上のレベルに挑戦しようという気力を生み、その向上心が生きる力を高めることにつながります。この一連のサイクルをたくさん経験して、自分の能力をブラッシュアップさせる方法を学べることがスポーツや運動が持つ教育的な側面だと思います。
 コーディネーション運動は簡単な動きから複雑な動きまで幅広くあります。そのため個人の習熟度に応じた目標設定が可能です。目標を1つずつクリアしていくごとに子どもたちの気持ちがはずんでいき、新しいことに挑戦しようという気持ちがどんどん高まっていくでしょう。コーディネーション運動は身体能力と人間形成、心と身体の両面を高める有効なツールの1つになりうると思います。
(坂口 丈史)

出版元:主婦と生活社

(掲載日:2011-12-13)

タグ:トレーニング コーディネーション 運動能力 教育   
カテゴリ トレーニング
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スポーツ障害予防のための最新トレーニング
福林 徹 今井 純子

 本書は、今までのアメリカ流のスポーツトレーニングやスポーツリハビリテーションとは異なり、バランスや人と人とのコンタクトを重要視するドイツ的な障害予防のためのトレーニング本である。ドイツのリハビリテーショントレーニングと聞くとアウフバウトレーニングを思い浮かべるが、アウフバウトレーニングを行うにあたり本書を理解しておくと、より深く処方・実践できると思う。
 内容は大きく2部構成されていて、前半は解剖・予防措置・リハビリなどの理論的内容と、後半は多数の写真と図表を用いて運動指導者にもわかりやすく解説した実践内容となっている。障害の頻度に応じ、重点を下肢・体幹においているが、上肢・その他にも応用ができるものである。
 前半では基礎解剖や予防措置、主な障害と問題を説明しているが、わかりやすいように逐一実際の例も掲載されていてイメージしやすい。実践の手引きとして障害後の総合的トレーニングプランとして段階を踏んだプロトコルも掲載されており、後半の実践編から目的のトレーニングをピックアップできる。
 後半は実践編となり、トレーニングとストレッチが写真と図表を用いて説明されている。目的が明確に示されており、また一つ一つの動きについて繊細で指先までに注意が払われているところはドイツらしい感じがする。特殊な手技や高価な器具を使う必要がなく、どんな現場でも行えるものとなっており、障害予防やリハビリに携わる方は一読されることを勧める。
(安本 啓剛)

出版元:文光堂

(掲載日:2011-12-13)

タグ:トレーニング 傷害予防 リハビリテーション スポーツ医学     
カテゴリ トレーニング
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「運脳神経」のつくり方
深代 千之

 決定づけられたイメージってあるもので、ガリ勉タイプの秀才はどこかひ弱で運動をやらせたらまるでダメ、反対にガキ大将タイプといえば勉強はできないけれど運動会になると一躍ヒーロー。漫画の登場人物なんかでいうと、このパターンはお決まりみたいになっているようです。「天は二物を与えず」といいますが、人間にも長所もあれば短所もあり、完璧な人間などいないというテーゼみたいなものがあり我々もそれに納得していました。
 ところがそうではないようです。「運動ができる子供は勉強もできる!」という帯の文章が本書のテーマです。
 まず運動も勉強も脳でするのであり、習得の仕方も同じで、誤った固定観念が邪魔して努力する機会を奪ってしまったがための結果であると筆者はいいます。運動は筋肉の活動であるのは事実ですが、運動を記憶するのは筋肉ではなく脳であるからという論理は言われてみればなるほどと思います。勉強も運動もやればやるほど、脳の中のニューロンが活発に活動し、脳が活性化されるという点に関しては全く同じなんですね。
 考えてみれば、英単語の記憶をする際にも何度も何度もノートに書き身体を使って覚えたほうが、単語帳を見ているだけよりもしっかり記憶できた覚えがあります。勉強も身体を使ったほうが有効にできるというのも運動と同じこと。
 それでも現実に立ちはだかるのは「うまい(上手)」「下手」の問題。いい理論でも机上の空論では値打ちはありません。その大きな問題があるからこそ具体的な方法論が必要なのです。「運脳神経」という筆者の造語で、巧みな動きを脳の中にストックする方法を紹介しています。「運脳神経をつくる7つのルール」と題して必要な事項はきちんと書かれています。
 もちろんこの本を読んだだけで運脳神経ができるわけではありません。そこはやはりそれなりの努力が必要なのですが、後半からは基本運動の重要性が説かれ、次に運動に必要な要素を解説し、段階的に運脳神経の育成を図ります。
 丁寧な説明でとてもわかりやすいのですが、その内容はいい加減なものではなく意外と本格的なもの。覚えておきたいエクササイズもたくさんありました。小学生のお子さんをお持ちの親御さんに読んでいただきたいですね。
(辻田 浩志)

出版元:ラウンドフラット

(掲載日:2011-12-13)

タグ:教育 トレーニング    
カテゴリ トレーニング
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フットサル 攻略マニュアル 100
須田 芳正

 最近のランニングブームが示すように、身体を動かしたいという願望が多くの人にあることは間違いない。ランニングブームは、場所を問わずに、ひとりで手軽に始められることがその要因である。ランニングのように手軽に始めることができる集団スポーツがフットサルだ。
 1チーム5人という少人数で、バスケットボールコート程度の広さがあれば、あとはゴールとボールを準備すればプレーできる。フィジカルコンタクトも厳しく制限されているスポーツなので、大人から子どもまで、男女関係なく気軽に楽しむことができる。一方で、Fリーグというプロ・フットサルリーグのチームが国内に10チーム存在する。1989年からはワールドカップも開催されている。開催回数もすでに6回を数え、2008年の前回大会では予選を勝ち抜いた本戦に20カ国が参加している。参加国がこれからますます増えていく世界的なスポーツだ。
 この本を読めばわかるが、フットサルは単純なサッカーのミニ版ではない。フットサルは、バスケットボール、ハンドボール、水球を応用してルール化したスポーツである。戦術的にもバスケットボールにとても近い。ディフェンスの考え方などはバスケットボールそのものだと言ってもよい。またアイスホッケーのように、交替は試合中に自由に何度でもできるので、登録メンバー全員が試合に出場できるチャンスがある。実際の試合では、選手の組み合わせでチームカラーをつくり、戦術を立て試合を行っていく。プレーも切り返しが早く消耗が激しいので、交替なしの試合は考えにくい。戦術が勝敗を分ける知的スポーツでもある。
 フットサルは足でボールを扱うという特異性はあるが、他のスポーツをしている人でも始めやすいスポーツである。最近は、各地に人工芝の専用フットサル場も増えてきた。また、フットサルをプレーできる体育館も増えてきた。そのような場所で行えば、よりいっそう雰囲気も楽しむことができ、天候に左右されることも少ない。
 低予算でできるフットサルは、地域を活性化するためのスポーツになりやすい。「多種目」「多年代」を掲げている総合型地域スポーツクラブの種目としても導入しやすい。世界的には、サッカーチームをつくるほどの予算はないが、フットサルチームなら運営することができる、といった町が多く存在する。フットサルが盛んで小さな町の小さなクラブのほうが、ビッグクラブのフットサルチームよりも強いことも珍しくない。
 この本はフットサルをこれから始めたい、すでにプレイをしていて一層のスキルアップを目指す人の技術書としてうってつけである。また、フットサルがどんなスポーツか知りたい人や世界のフットサル事情を知ることもできる。技術書としてだけでなく、スポーツを楽しむ人を増やすツールとしてのフットサルを知ることができる本だ。
(服部 哲也)

出版元:日本放送出版協会

(掲載日:2011-12-13)

タグ:フットサル 技術 入門 地域スポーツ    
カテゴリ トレーニング
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運動も勉強もできる脳を育てる 「運脳神経」のつくり方
深代 千之

 学生時代は運動が得意なほうでもなく、ボールの投げ方やバットの振り方、受身の取り方がよくわからなかった。“運動神経がない”という簡単なコトバで終わらせていた過去の自分。そのときに、この本に出会っていたら、どうなっていただろうと勝手に想像しワクワクしていた。
 タイトルにある「運脳神経」とは著者がつくった造語である。普段の生活で行う動きやスポーツのときに行うダイナミックな動作など全ての動作は脳が司っている。また、運動神経は誰にでもあり、“運動神経がない”ということはない。しかしながら、過去の私のように誤った言葉の使い方や意味の捉え方をしている人がいる。「運脳神経」にはそういった運動神経という言葉が意味する誤解や誤った考えを避けたいという著者の願いがこめられている。
 運脳神経をつくるルールやバランスチェック、実践方法が記載されている一冊。
(大塚 健吾)

出版元:ラウンドフラット

(掲載日:2011-12-13)

タグ:教育 トレーニング   
カテゴリ トレーニング
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日本人のメンタルトレーニング
長田 一臣

 タイトルの「日本人の」というところが非常に興味をそそる。日本人特有の何かが一般的なメンタルトレーニングにどう影響しているのか、まずメンタルトレーニングの入り口として読んでおく必要がある本ではないかと思う。
 序盤は日本の中でのメンタルトレーニングの実践的な歴史が語られていて、中盤以降ではより本質的な部分が目立っている。
 この中で印象に残った部分は「心が超一流でなければ超一流の選手になれないということは世界をきわめた選手の偽らざる心境」「大和魂を忘れとる、とドイツ人に喝破され」といった箇所である。この部分は1995年に世に出た著書とは思えない、日本のスポーツが世界に通用するうえでのヒントになっている。
(河田 大輔)

出版元:スキージャーナル

(掲載日:2012-01-18)

タグ:トレーニング 心理  
カテゴリ トレーニング
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筋肉メカニクスとトレーニング技術
エバレット アーバーグ 加藤 清忠 岡田 純一 長谷川 伸 渡辺 英次 寺田 佳代

 本書はタイトルの通り、普通のトレーニングのみが書かれている本ではなく、解剖学的構造と関節の動き、効果的なエクササイズ選択法、適切なトレーニング技術、プログラムデザインなどが記載されており、トレーニングを始める前にできれば知っておきたい知識が書かれている。
 今までのトレーニング本とは一味違い、コアについての解剖や説明があり、メインのトレーニングに関してもすべての種目でスタビライゼーションと呼吸法についての表記がある。トレーニング時の図に関しても筋肉が透けて見えるような図でリアリティがあり、どの部分を使っているのかが非常にイメージがしやすい。
 全体を通して専門的な言葉が多いが、トレーニング従事者には問題なく理解できるであろう。トレーニーにとっては少し難しいが、読めば身体についての理解が深まり、より効果的なトレーニングができること間違いなしである。
(三嶽 大輔)

出版元:西村書店

(掲載日:2012-01-18)

タグ:アスレティックトレーニング 筋 運動生理学  
カテゴリ アスレティックトレーニング
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ナンバ健康法
金田 伸夫

 日本古来からある、日本人の身体に合う運動方法、身体の使い方があるとしたら、一度実践してみる価値はあるのではないでしょうか?
 昔の生活では、移動はほとんどが徒歩で、荷物を運ぶ飛脚では1日に300kmを走る人がいたそうです。フルマラソンで 42.195kmですからとんでもない数字です。
 身体を動かすのには、ちょっとした意識とコツがいります。そのコツがつかめたとき、楽に身体が動かせるようになったり、気持ちよく身体が動かせるようになったり、競技者であればパフォーマンスが上がったりします。
 現代で300kmを走るということはまずありませんが、通勤など日頃の生活で気持ちよく身体を動かせるようになったら…、肩コリや腰痛がなくなったら…、もっと競技パフォーマンスが上がったら…、本書はそんな身体の使い方ができる、古武術、ナンバについて書かれています。
(大洞 裕和)

出版元:三笠書房

(掲載日:2012-01-18)

タグ:古武術  
カテゴリ トレーニング
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フットサル教本
松崎 康弘

 本書はフットサルのすべてを丁寧に解説している。日本フットサル連盟監修の初のフットサル教本で充実した内容である。本書で期待されている日本でのフットサルのプロリーグ化は現在達成されており、今後の発展も楽しみである。
 フットサルの歴史から練習法、戦術、ルール、審判法などを細かく章立てで紹介しており、フットサルをまだやったことがない、やってみたがいまいちよくわからないという方にはお勧めである。私はフットサルの近年の練習法などはまだ見たことがないが、本書ではバリエーション豊富に掲載され、これだけでもいい練習はできると思える。初心者はサッカーの縮小版と考えがちであるが、本書を読むことでサッカーとはまた違うテクニック、戦術を駆使してのスポーツということがわかり、そのときにフットサルの面白さがわかるのではないだろうか。読み終えた後、フットサルをやりたくなる1冊である。
(安本 啓剛)

出版元:大修館書店

(掲載日:2012-01-19)

タグ:フットサル 教本 入門   
カテゴリ トレーニング
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スポーツアロママッサージ
神崎 貴子

 スポーツ“アロマ”マッサージ。その名の通り、スポーツマッサージにアロマセラピーの要素を加えた手技である。
 マッサージによる身体的効果と、アロマセラピー特有の精油成分による身体的・精神的効果の相乗作用を狙っている。
 本書では、精油(直接身体に吸収されるもの)を使用するという特徴からドーピングとの関連についても詳しく記されており、しっかりと区別化されている。
 基本から応用のテクニックが多数の写真で説明されており、DVDもついて初心者にもわかりやすく示されている。後半には著者のシドニーオリンピックの活動記録やFAQ、精油成分の説明なども載っていて、非常に盛りだくさんな内容になっている。
(藤井 歩)

出版元:フレグランスジャーナル社

(掲載日:2012-01-19)

タグ:アロマ マッサージ  
カテゴリ トレーニング
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コアパフォーマンス・トレーニング
Mark Verstegen Pete Williams 咲花 正弥 栢野 由紀子 澤田 勝

 本書は近年日本のフィットネス業界にも普及してきたコアトレーニングについて詳しく書かれた一冊である。筆者は米国のアスリート・パフォーマンスというトレーニング施設を設立したマーク・バーステーゲン氏で、彼の提唱するトレーニングの哲学はアメリカのみならず世界のトレーニング界に大きな影響を与えている。トレーニングをしている者なら一度は耳にしたことであろうコア。本書はコアというキーワードを中心に以下の7つのユニットから成り立っている。

・ムーブメントプレパレーション:従来のトレーニング前のストレッチに変わるウォームアップ
・プレリハビリテーション:ケガや傷害を起こさないための予防的アプローチ
・バランスボールエクササイズ:肩、胴体、股関節、コアの強さと安定性を向上させるエクササイズ
・弾性(プライオメトリクス):弾力的な力を生み出すエクササイズ
・ストレングス:パワー、安定性、可動性を向上させるためのエクササイズ
・エネルギー供給システムの開発:爆発的なエネルギー発揮を可能にするカーディオトレーニング
・リジェネレーション:回復力を高めるための低い強度での身体運動

 さらには食事に対してのアドバイスも記載されていて、専門用語についても詳しい説明があり、トレーニング従事者でなくとも理解しやすい内容となっている。本書のプログラムはアスリート・パフォーマンスで実際に行っている多くのエクササイズの中から短時間で最大の効果を得ることができるものから形成されている。トレーニングの時間をとることができない多忙な方にも配慮している非常に魅力的な内容となっている。
 本書を読み終えた後、コアについての知識がよりいっそう深まっているはずである。そして今までの当たり前のように行っていたマシンやフリーウェイトなどのトレーニング方法に多少なりとも変化が必要なことにも気づくだろう。付属のCD-ROMで実際のエクササイズの動きを見ることができるのも非常によい。
 トレーニング従事者にはもちろんのこと、さらに上のレベルを目指すアスリートや一般のトレーニーにもぜひお勧めしたい一冊である。
(三嶽 大輔)

出版元:大修館書店

(掲載日:2012-01-19)

タグ:コアトレーニング   
カテゴリ トレーニング
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自転車と健康
前田 寛 石橋 健司 岡内 優明

 これから何か運動をしていこうと考えている人に対し、自転車の魅力を歴史から始まり、運動生理学、栄養学、力学などを通じて紹介している。各項目とも必要なことだけをポイントを押さえて解説しており、力学についてはとくに縁のない人でもわかりやすいように図をうまく利用して解説されている。
 どのようにトレーニングをしていけば体力が向上するかというトレーニング理論はあまり紹介されていないが、1つ面白いトレーニングが紹介されている。それは力を音に変換し、フィードバックを行う方法で、非常に独創的な発想だ。トレーニング中に音程や音量が変化すればトレーニングをしている本人は嫌でも気がつく。数値といった視覚ではなく、聴覚で認識させることにより、効果的にペダリングの質の改善をすることが可能になる。
 本書はあまり運動に対して知識のない人でも一通り目を通すことで、「自転車とはこういうものなんだ」と普段乗っている自転車に対しても見方が変わるかもしれない。
 競技だけが自転車の世界ではない。キャンプなども含めた旅の移動手段や自転車そのものに乗ることを楽しむなどさまざまな目的がある。本書を足がかりにして、自分なりの自転車との関係を築き上げてみてはいかがだろうか。
(澤野 博)

出版元:東京電機大学出版局

(掲載日:2012-02-07)

タグ:自転車 入門 トレーニング   
カテゴリ トレーニング
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レベルアップする!野球 科学・技術・練習
石橋 秀幸

 著者の石橋秀幸氏は慶應義塾大学スポーツ医学研究センターの研究員。元広島東洋カープのトレーニングコーチで、ボストンレッドソックスにコーチ留学した経験を持つ。実際に本を読んでみても野球という1つのスポーツをさまざまなファクター、アクション、シチュエーションに分割し、随所に科学的知識やテクニックをちりばめながら、それらのトレーニング方法や指導方法を紹介している。
 しかし、スポーツ科学の教科書のような難しいことが細々と書かれているわけではない。全てにおいてサラっと説明するにとどめられており、できるだけ写真や図式で誰でも理解できるような構成になっている。基本的には研究者や医療関係者ではなく、スポーツ現場で働いているコーチや選手本人が読むために書かれてあるようだ。「この筋肉がこう動いて…」なんていう“うんちく”は抜きにして、とにかく野球がうまくなるためのトレーニングメニューがほしい、またはつくりたい人に適している本である。
(宮崎 喬平)

出版元:西東社

(掲載日:2012-02-07)

タグ:野球 トレーニング 指導   
カテゴリ トレーニング
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からだを作り直す山中毅の水中運動
山中 毅

 タイトルに水中運動とありますが、水中運動=プールへ行って泳いだりするんやろ、というイメージありませんか?
 本書は初めに、運動=スポーツではないというところからふれられており、水中運動の特徴を、これから運動を始めようとされている方や、高齢者の方へ、山中毅さんの実体験を踏まえたアドバイスや実践方法が載せられています。
 水中というのは陸上では得られないポイントがあります。膝や腰が痛くて運動がしにくいなど、運動に対して不安を持たれている方も多いのではないでしょうか。陸上ではやりにくいことでも、水中であれば非常にやりやすくなる運動も多く、また効果も上がりやすいこともあります。
 自分で運動されている方はもちろん、現場で指導されている方も、アプローチ方法を増やすことのできる1冊だと感じます。
(大洞 裕和)

出版元:毎日新聞社

(掲載日:2012-02-07)

タグ:水中運動 トレーニング  
カテゴリ トレーニング
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図解 最先端テーピング術
岩崎 由純

 表紙を見たときは、タイトル通り確かに今までにないテーピングだと思った。
 ただ内容的には、この手の伸縮性のあるテーピングの書籍と基本内容は同じように感じた。筋肉の走行に沿ってテーピングし、筋肉を支持、補強、姿勢・動作矯正、疼痛抑制作用などを目的にテープを貼る。
 表紙でみた背部に貼った巨大なテーピングは著者が開発した150㎜幅のもので、この超幅広のものは見たことがない。体幹などの大きな筋肉に対して有効のようだ。
 私の勉強不足か最先端という言葉には疑問が残るが、内容的にはとてもわかりやすいものである。なるべくシンプルに貼れるようになっていて、オールカラーでほぼすべての写真に解説つきである。初心者には知っていると役に立つ豆知識などが点在していて伸縮性テープの他書籍と比べても良書と思う。
 シンプルで誰でもできるようになっているのでテーピングは苦手という方もこれを読んでケガの予防、パフォーマンスアップにつなげてみては。
(安本 啓剛)

出版元:東邦出版

(掲載日:2012-02-07)

タグ:テーピング 傷害予防  
カテゴリ アスレティックトレーニング
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トレーニング日誌
ヴォルフラム・リントナー

 書籍というよりタイトル通りトレーニング日誌である。競技者であれば誰でも練習日誌をつけているであろう。それを自転車に特化し、52週分のデータが書き込めるようになっている。日付が入っているわけではないので、その日から52週にわたって利用できる。
 もちろんそれだけではなく、トレーニングに対する基本的な考え方や、ギヤー比などのちょっとした情報を簡潔にまとめてある。
 細かい理論はほとんどないため、トレーニングに対して知識がなければこの日誌を使いこなすことはできない。記録をつけることは大切であるが、それは過去のことであり、目標を達成するためにどのような計画を立ててトレーニングを進めてゆくか。最初に年間計画のページがあるため、自然とどのようにトレーニングを進めてゆくべきかを考えることができる。
 そのようにきちんと計画を立てられる競技者はどんなものでもかまわないが、自他共に認めるような三日坊主にとってはこのようなものがあったほうが長続きするかもしれない。
(澤野 博)

出版元:未知谷

(掲載日:2012-02-07)

タグ:自転車 日誌 トレーニング 計画  
カテゴリ トレーニング
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睡眠障害
渡辺 俊男

 トレーニング指導において、身体づくりを効果的なものにするためにスポーツライフマネジメントの重要性が言われる。これは、「トレーニング‐栄養‐休養」の3要素について、質の高い取り組みを構築するということである。トレーニングや栄養に関しては、かなり詳細な検討がなされるが、休養に関しては、前者2つと比較すると検討される割合が少ないように感じる。本書のテーマは睡眠障害であるが、適切な睡眠を実現するために大変参考になるだろう。とくに、本書がシンプルな論理的構成になっているため大変わかりやすい。
 まず、現代社会と睡眠との関係から現代人が睡眠障害に陥りやすい環境であることがわかる。現代人の生活スタイルの変化によって、寝起きの習慣が多様化してきたことが要因の1つのようだ。その具体例として、夜型の活動である交代勤務や残業などが挙げられている。
 次に、睡眠の基本について説明がされている。睡眠とは、生理機能に支えられた適応行動であり、生体防御技術である。そして、睡眠の役割とは、大脳をつくり、育て、守り、修復し、よりよく活動させることである。また、よい睡眠の基準や、個人差、時刻差、年齢差、男女差、文化差についての説明がされている。
 3番目に、睡眠障害の説明がされている。前章で睡眠の基本が記述されているため、基準と障害の間に存在するギャップを確認できる。睡眠障害は大きく(1)睡眠異常、(2)睡眠時随伴症、(3)内科・精神科的障害に伴う睡眠障害、(4)提案検討中の睡眠障害の4つに大別される。
 4番目に睡眠障害の原因である。睡眠障害の原因として、(1)体内に存在する問題、(2)体外に存在する問題、(3)生活リズムの問題、(4)睡眠自体に存在する問題、(5)他の病気と関連する問題、(6)その他の6つに大別される。
 5番目にこれまでの内容を振り返ったクイズ形式の睡眠知能指数が紹介されている。睡眠に関する正しい知識と方法論について全100問を○、×で答えるものだ。これは、単なる読後の確認だけでなく、学生アスリートや学生トレーナーへの教育にも役立つだろう。
 スポーツライフや日々の生活において睡眠は、その重要性は認識されつつも実際には軽視されがちな部分であるように感じる。強化練習期間では、練習の側面に注意が向かうものの、その回復を促す睡眠に対してのアプローチが少ないのではないだろうか。また、ビジネスマンも業務が多忙になると睡眠時間が削られがちである。睡眠は、単なる身体づくりの促進だけでなく、日々の作業効率や充実した生活にも影響することから、スポーツにおいては技術練習の効果的習得にも影響することが予想できる。本書は、スポーツライフにおける睡眠の領域について理解を深めるために大変有効なものであり、手元に置いておきたい一冊である。
(南川 哲人)

出版元:講談社

(掲載日:2012-02-07)

タグ:トレーニング 睡眠 休養  
カテゴリ トレーニング
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スコア100を切る ゴルフのためのヨガ
菅原 賢 本橋 恵美

 ゴルフをうまくなるためになんでヨガなんだ?、とタイトルを見て感じられた人もおられると思います。ゴルフでよいスコアを出すためには、安定したスイングを毎回、行う必要があります。素晴らしいテクニックを持っていたり、素晴らしい感覚を持っていたとしても、それを邪魔されるようなことがあっては安定したスイングはできません。もし、その邪魔をするものが、一緒に回っている仲間ではなく、また天候でもなく、自分自身の身体だったらどうでしょうか? 身体の姿勢が悪いために、安定したアドレスがとれない、身体が硬いために十分なテークバック、スムーズな体重移動ができない、体幹が弱いためにトップから、インパクト、フォローまでのスイングが上半身と下半身がバラバラになってしまっているとしたら。全て、身体の弱い部分がスイングの邪魔をしています。
 ヨガは、柔軟性の向上はもちろん、体幹の強化、バランス、リラックス効果などゴルフに必要な身体の要素を向上させるエクササイズです。本書は、そのヨガエクササイズを、レベル 1、レベル 2、レベル3とその人の身体のレベルに合わせて行えるようにできています。
 また、ゴルフで起こりやすいケガについての解説もされています。ゴルフ雑誌や書籍などでテクニックについてはよく知っているが、いまいちスコアがよくならない…そう感じている方も多いと思います。今までとは違ったゴルフへのアプローチができる一冊です。
(大洞 裕和)

出版元:スタジオタッククリエイティブ

(掲載日:2012-02-15)

タグ:ゴルフ ヨガ   
カテゴリ トレーニング
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ナンバの身体論
矢野 龍彦 金田 伸夫 長谷川 智 古谷 一郎

 ナンバという言葉から「古武術」を想像するのは容易であろう。しかしナンバとバスケットボールとなると少し想像しにくいかもしれない。
 この本は、桐朋高校バスケットボール部のコーチらが武術研究家の甲野善紀氏の古武術の身体運用法をヒントに、ナンバを「難場」と解釈し、難場を切り抜けるための身体の動かし方を模索した内容である。ナンバという言葉の由来から、ナンバの動き、練習などがわかりやすく書かれている。そして実際に著者らはこの考え方をバスケットボールというスポーツの中に落とし込み、大会の成績をあげてしまったのである。
 難場を乗り切るにはやはり無駄を省く必要がある。つまり効率よく動くには、そのための動きを身体で獲得していく、自分の“身体で感じる”ということが大切だということも印象に残る。
(大槻 清馨)

出版元:光文社

(掲載日:2012-02-15)

タグ:古武術 バスケットボール 
カテゴリ トレーニング
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Age-Defying Fitness
Marilyn Moffat Carole B.Lewis

 著者のMarilyn MoffatとCarole B.Lewisの2人は、Physical Therapist(以下PT)である。
“良い習慣は良い姿勢をつくり、良い姿勢はあなたの痛みを少なくし、今以上のエネルギーを与えることでしょう”この言葉に集約されるように、よりよく年を取るための大切な要素として、「姿勢」「筋力」「バランス」「フレキシビリティ」「持久力」の5つを挙げている。
 本書はそれぞれの5つのカテゴリーを各章ごとにわけ、アセスメントとエクササイズの紹介をしている。日常生活の姿勢が悪い状態でトレーニングをしてもよいパフォーマンスが発揮できないことは言うまでもない。そういった点でも5つの要素のうち姿勢が最初に取り扱われているのは自然な流れだと思う。
(大塚 健吾)

出版元:Peachtree Pub Ltd

(掲載日:2012-02-17)

タグ:エイジング 姿勢 トレーニング   
カテゴリ トレーニング
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ゴールキーパー専門講座
松永 成立 北 健一郎

 ゴールキーパーに関する技術の専門書である。松永氏は、「よいゴールキーパーはファインセーブが少ない」と話し、ポジショニングの大切さを示す。そして相手選手がどこにいてボールがどこにあるかで判断する、というように常に具体的である。試合中にチーム全体にかける声、メンタル面の準備、選択すべきプレーなど、場面ごとに求められる役割を明確に示してくれる。
 ゴールキーパーの仕事の面白さ、奥深さを知ることができる一冊。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:東邦出版

(掲載日:2011-07-10)

タグ:サッカー 入門 ゴールキーパー    
カテゴリ トレーニング
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スポーツアロママッサージ よくわかる!実践バイブル
神崎 貴子

 本書はスポーツアロママッサージを、スポーツ選手の身体のメンテナンス方法として紹介している。
 簡単な解剖学や代表的なケガの解説、SOAPノートのつけ方についても解説されており、アロマセラピーをどのようにスポーツシーンに取り入れ、コンディショニングに活用していくかがよくわかる。「スムーブテクニック」など実際の手技については、写真が多用されており、ポイントが丁寧に挙げられてDVDとともに理解しやすくなっている。オリンピックや国体におけるサポートの様子もまとめられている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:フレグランスジャーナル社

(掲載日:2011-07-10)

タグ:アロマ マッサージ   
カテゴリ トレーニング
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速く走るコツ マンガでみるスポーツ科学
小田 伸午 三ツ井 慈之

 原作の小田氏がこれまで研究してきた動作のコツについて、高校生向けにマンガ形式で伝えている。
 ストーリーは高校陸上部での選手と顧問の先生による人間模様をベースに、ときどき親父ギャクや涙も交じえつつ、より速く走るためのコツについてテンポよく紹介していく。「地面を蹴るのではなく、地面から押してもらう」「力感が外れたときが速い」といったポイントが、主人公の動きとともに表現されていて、実際に走ってみたくなるような感覚になるだろう。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:朝日出版社

(掲載日:2011-06-10)

タグ:陸上 トレーニング 漫画    
カテゴリ トレーニング
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リタ-ン・トゥ-・ライフ・スル-・コントロロジ-
ジョセフ・H・ピラティス 武田 淳也 日本ピラティス研究会

Return to Life Through Contrology
──ピラティスで本来のあなたを取り戻す!

 ジョセフ・ピラティス氏によるバイブル的な著書、『Return to Life Through Contrology』原著第2版(1945年)を翻訳したものである。 
 34のエクササイズとともに、「自然に基づく身体教育の基本原則」が掲載され、これが本書の核となっている。この文章は、ピラティス氏の考え方を今に伝えるものであり、古さを感じさせることなく、どのような気持ちで動作を行い、呼吸すべきかをガイドしてくれる。「あとがきに代えて」の部分では監訳者・編著者からのメッセージには、よい動きや姿勢のイメージを、イメージの通りに行うための方法としてコントロロジー(コントロールに接尾辞-gyがついた語)があり、それがピラティスの醍醐味であると紹介している。
 ピラティスの歴史についても年表形式でまとめてあり、よい指導者を選ぶためのガイドブックともなっている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:現代書林

(掲載日:2012-03-29)

タグ:ピラティス 入門 コントロロジー  
カテゴリ トレーニング
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中高年のためのフィットネス・サイエンス
宮下 充正

 健康のために始めたはずの運動、フィットネスクラブへの入会。しばらくは続けてみたものの、体調がいまいち良くない、膝が痛くなってしまって…、あるいは腰が痛くなってしまって…。
 フィットネスクラブが増え、健康に対する意識が社会的にも高くなっていくにつれて、健康のために始めた運動で逆に身体を痛めてしまったという方も以前に比べ増えたのではないでしょうか。
 身体は1回の運動で大きく変化するものではありません。長く、楽しく、そして効果的に身体を動かしていかないといけません。本書は、「運動生理学の基礎知識」「ストレッチエクササイズ」「ウォーキング、ランニング」「肥満予防」「高齢者のフィットネス」などの項目で、わかりにくい用語に対する解説もついています。
 これから、さらに中高年が増加し、健康に対する意識もより一層高まっていきます。中高年に関わる指導者はもちろん、自分で身体を動かしているという一般の方にもわかりやすく、実践しやすい一冊です。
(大洞 裕和)

出版元:大月書店

(掲載日:2012-06-04)

タグ:フィットネス 入門  
カテゴリ トレーニング
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ファシリテート・ストレッチング やさしいPNFストレッチング
McAtee,Robert E. Charland,Jeff 魚住 廣信

 改訂にあたって、スタビリティボールとエラスティックバンドを使ってのエクササイズと、競技・種目別のストレッチングルーチンが追加された。
 ファシリテート・ストレッチングの仕組みから各筋に対するストレッチ方法まで網羅されており、さらに90分のDVDが付いている。これから学び始める人の入門書となるのはもちろん、すでにPNFストレッチを取り入れている人も再確認とアップデートになるだろう。訳者が述べている通り、掲載されているものにとどまらず、対象や状況に応じてエクササイズをデザインしていく際の参考になる。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:医道の日本社

(掲載日:2012-08-03)

タグ:ストレッチング 入門 
カテゴリ トレーニング
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格闘筋進化論
澤木 一貴

 本書で紹介されるのは、複合関節運動であり、競技に活用できる効率的な動きである。コアを基本とし、ファンクショナルトレーニングやプライオメトリックトレーニングへと発展させていく。
 アンバランスに耐えながらのデッドリフト、回転しながらピラーを崩さない、というように、各エクササイズの狙いや意識すべきポイントが最初に出ていて、その下に具体的な種目名が表示されるという形で統一されているのが特徴。写真を多く使って、よい例や悪い例、バリエーション例が示されている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:スタジオタッククリエイティブ

(掲載日:2012-10-10)

タグ:格闘技 トレーニング   
カテゴリ トレーニング
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プロトレーナー木場克己の体幹パフォーマンスアップメソッド
木場 克己

 パフォーマンスアップとタイトルにあるように、アスリート(週4日以上スポーツをしている人)をメインターゲットとしている。負荷の高いメニューも紹介されているため、トレーニング前の運動能力チェックやストレッチ、トレーニング後のマッサージ法も詳しく記載されている。
 また、運動する習慣のある人でも、柔軟性、体幹力、バランス力、アジリティーの中では不得意なものがあってもおかしくないが、いくつかのステップに分けられていて弱点強化にもなる。
 さらにその各ステップに一般の人向けの回数も記載されており、気軽に始められそうだ。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:カンゼン

(掲載日:2012-10-10)

タグ:体幹 トレーニング   
カテゴリ トレーニング
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すぐ役に立つ介護予防フィットネス ロコモティブシンドロームに対応したQOL向上運動・実践ガイド
石井 千惠 竹尾 吉枝 小谷 さおり 芝崎 美幸

 主に高齢者を対象とした、椅子を使ったり唱歌に合わせたエクササイズがまとめられている。介護現場ですぐ実践できるのはもちろん、スポーツ指導者にとっても学ぶ点は多い。たとえば動機づけの仕方や、筋力や柔軟性に応じたエクササイズのマッピングなど、普段はアスリートを対象とすることが多い立場の人が、もし高齢者を対象とする際には心強い参考書と言える。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:誠文堂新光社

(掲載日:2012-10-10)

タグ:ロコモティブシンドローム 介護予防 高齢者   
カテゴリ トレーニング
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足が速くなる こけし走り
齊藤 太郎

 こけしとは骨盤、肩甲骨、姿勢の最初の1文字ずつとったもの。体育の授業や部活動で速く走りたいと願う子どもたちがすんなりと理解できるよう、要点を絞って簡潔に説明されている。写真モデルも監修者以外は子どもを起用しているので、イメージしやすいだろう。
 練習メニューにて狙い通りに姿勢を保ちつつ骨盤や肩甲骨を動かせているか、指導者や保護者が確かめる際のチェックポイントもついている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:池田書店

(掲載日:2012-10-10)

タグ:陸上 指導    
カテゴリ トレーニング
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スポーツに活きる!正しい走り方講座
杉本 龍勇

 正しい走り方とはつまり正しい体の動かし方だと著者は説く。それを身につけるには自分の身体がどのように動いているか感じ取ることが必要だが、簡単ではない。ポイントは自ら考えること、そして基礎技術を鍛えること。前者は、固有の感覚なので当然のことと言える。一方後者は絶対的なもので、姿勢、リズム、股関節の使い方が挙げられる。豊富な写真とともにトレーニング方法が紹介されている。
 また、「スポーツに活きる」とタイトルにあるように、実際の競技内でよく行われるステップからのダッシュや方向転換にも言及されているので、一般のスポーツ愛好者からトップレベルのアスリートまで指導する際に広く参考になる一冊だ。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:スタジオタッククリエイティブ

(掲載日:2012-11-10)

タグ:トレーニング 陸上 走り方   
カテゴリ トレーニング
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バテない体をつくる登山エクササイズ 山登りのための基礎体力・基礎知識が身につく!
大森 義彦

 近年山登りに興味を持ち、トレーニングの目標に掲げる人が増えているのではないだろうか。このとき忘れてはならないのは対「自然」であること、そして平地でどんなに鍛えても山での歩きとは異なるということだ。体力切れは危険に直結するため、まずさまざまな疲労原因を紹介し、対策を促す。次に「登山エクササイズ」として階段や坂道を使ったエクササイズや、リュックを背負うために力みがちな部位のストレッチをレクチャー。それを経て、最後に雨の日の歩き方など具体的な注意点について述べている。
 大森氏の豊富な登山経験に基づくアドバイスは、トレーニング指導の前提として知っておくと大いに役に立つに違いない。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:誠文堂新光社

(掲載日:2012-11-10)

タグ:登山 トレーニング   
カテゴリ トレーニング
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キンダーコーディネーション 子どもとスポーツの関わり
東根 明人 平井 博史

 副題は「子どもとスポーツの関わり」で、「コーディネーショントレーニング実践例100」というフレーズもついている。
 著者は、順天堂大学助教授でハンドボール部の監督でもある東根氏と幼年体育学園代表の平井氏である。著者は、昔の子どもの遊び、鬼ごっこ、石けり、竹馬などを挙げ、すべてとは言わないが多くがコーディネーショントレーニングにもなっていた点を指摘している。「実践例100」も実に遊びの要素が多い。従って、子どもは面白く、楽しく行う。
 スポーツのあり方が問われるようになり、指導者のあり方も同時に問われ始めている。「勝つチームを目指すべきか、楽しむチームを目指すべきかで悩む」という声をよく聞くが、著者はどちらも大事で、どちらか一方にしか価値がないというのは偏った考え方だと言う。
 そしてこう述べる。「指導者が、大きな度量で子どもたちと戯れるならば、やはり大きな度量の子どもになると思います。早く結果を出そうとすると、つい急いでしまいます。ちょっと立ち止まる勇気を持ちましょう」
 コーディネーショントレーニングの入門編でもあり、また指導者入門にもなっていると言える1冊である。

A5判 170頁 2002年3月12日刊 1500円+税

(月刊スポーツメディスン編集部)

出版元:全国書籍出版

(掲載日:2002-05-15)

タグ:コーディネーション  
カテゴリ トレーニング
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登山の体をつくる
大森 義彦

 今年(2004年)3月まで高知大学教育学部で教授を務め、体育学・スポーツ科学を担当していた大森氏が書き下ろした山登りのための本。副題は“「歩きの達人」になるトレーニング講座”。
 中高齢者の体力問題に焦点を当て、無理なくできるトレーニングをイラストつきで多数掲載、登山経験の有無を問わず体力向上のために知っておきたい内容である。また、クライミング経験を持ち、現在スキー登山を中心に活動している著者は、冬山に備えた耐寒能力の向上策やフリークライミング・山スキーの体力特性、登山に適した食べ物なども解説している。
 著者は“「時は金なり」という格言があるが、「体力は金なり」もまた正しい”と語っている(あとがきより抜粋)。体力の向上はケガの予防につながるうえ、予定通りに登山ができればその後の時間を有効利用できる。それは日常生活でも変わらない。時間とお金を体力で節約する。そんな発想があってもよいのかもしれない。
(長谷川 智憲)

出版元:東京新聞出版局

(掲載日:2004-07-15)

タグ:登山 
カテゴリ トレーニング
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強くなるためのサッカーフィジカルトレーニング Q&A100
菅野 淳 星川 佳広

 成長段階に応じた練習法、トレーニング法、コンディショニング、食事まで、100の疑問について日本代表コーチがわかりやすく解答。
 ジュニア選手、ユース、指導者、父兄にもお勧めの一冊。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:スキージャーナル

(掲載日:2012-10-09)

タグ:フィジカル コンディショニング トレーニング 食 サッカー 
カテゴリ トレーニング
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百歳まで歩く
田中 尚喜

 スポーツメディスンNo. 78特集にも登場いただいた東京厚生年金病院理学療法士の田中氏が、中高年以降から筋力を維持するためのトレーニングを紹介している本。
 第1章にて筋肉について解説し、第2章より「年代別筋力向上トレーニングプログラム」「筋肉別筋力回復トレーニング」「腰痛・膝痛の再発予防トレーニング」「姿勢、歩き方を見直して『筋肉づくり』」と実践的な内容がまとめられている。トレーニング方法だけでなく、背中や膝が曲がり始めてからの運動についての考え方や補助具の使い方にも触れている。
 田中氏は、整形外科を訪れる中高年世代の患者の大半が筋肉を「すじ」と表現することを紹介し、「すじ呼ばわりは、年齢とともに自分の筋肉を現役扱いしなくなる、深層心理の表れでもある」と指摘する。筋肉は身体器官や身体機能に比べて老化の影響が極めて少ない組織である。この本を通して筋肉が一生現役であることを認識し、百歳まで歩けるからだづくりをしていきたいものだ。

2006年1月10日刊
(長谷川 智憲)

出版元:幻冬舎

(掲載日:2012-10-10)

タグ:健康 
カテゴリ トレーニング
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お腹を凹ませたい? だったら腹筋運動なんかやめちまえ!
森 拓郎

 本書はお腹を凹ますために一番に選択されがちな「腹筋運動」について、それがお腹を本当に凹ます方法として適当なのかということを取り上げている。
 お腹を凹ますということを考えたとき、上体を起こしてくる腹筋運動を多くの人は選択するし、運動指導者でもやはりそのようなメニューを組むことが多い。いわば、お腹を凹ますための王道がこの腹筋運動とされている。これを選択する人たちは、お腹回りの脂肪がなくなってお腹が凹んでいくようになる自分を想像するが、実際にはそうはならないということである。むしろ非効率な運動であることなど、第一章では腹筋運動のダメなところをあげながら展開している。
 では、皆が気になるぽっこりお腹はどのようにつくられていくか。その実態をメタボ検診を例にあげ内臓脂肪と皮下脂肪との関係をわかりやすく説明し、効果的な運動として有酸素運動と食事制限であることを示している。また、内臓下垂もそのぽっこりお腹の原因であるということや、クビレをつくるためにはやはり身体をねじる運動は非効率的であること、実際に呼吸を使った運動法を示していることが注目である。  非効率的な運動は、お腹を凹ますことやくびれをつくることから遠ざかっていること、世の中で言われる「いい姿勢」にも実は無理があり、それらの改善がお腹を凹ますことや美脚につながったり、腰痛や膝の痛みの改善にまでつながっているということも紹介されている。
 全体として皆がやっている腹筋運動がお腹を凹ますという目的では非効率的であることをわかりやすく、また簡単な改善策を示しているあたりが読んでいてもまた実践していても無理なく進められる感じがある。またこの一冊が一般に広まることにより、お腹を凹ませたいという希望に対し、運動指導者が上体を起こすような腹筋運動を指導した場合、これ1つで指導者の理解度や勉強不足がわかってしまう、現場にいる人間としては、そんな指標になりかねない恐ろしさを感じてしまう。
 途中、呼吸に関する筋の働きなど、多少理解が異なる部分や、解剖学的に疑問に思う点、食事制限ではなく食生活の改善ではないかと思う点はあったりするが、おおむねの流れと理解として、お腹を凹ますためには何を選択するべきかの解決法を見い出せ、またそれが他の部位のトレーニングにおいてもその目的に対してどの方法が適当なのか、上手に解答を導けるようにできているあたりでこの本をオススメしたい。
 ちなみに私はこの本に紹介されている運動を2カ月ほど続けているが、持っているズボンはベルトなしでは履けなくなり、さらに前屈が増すという柔軟性まで手に入れた。
(藤田 のぞみ)

出版元:インプレスコミュニケーションズ

(掲載日:2012-10-10)

タグ:腹筋 
カテゴリ トレーニング
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疲れたときは、からだを動かす!
山本 利春

 スポーツ医学の分野でよく知られた山本氏による一般向けの疲労回復のコツを示した本。副題は「アクティブレストのすすめ」。アカデミズムの代表的出版社である岩波書店から出たのだが、硬い本ではないので、気軽に読める。
 全体的に、スポーツ選手の疲労回復法を紹介し、それを一般の人にわかりやすく、実施しやすいように紹介したものである。
 スポーツ選手なら多くの人は経験しているだろうが、からだがだるいときに、休んでいるより、ジョッグなど軽い運動をしたほうが、調子がよくなる。これは「積極的休養」と呼ばれ、「休養日」であっても、何もしないのではなく、からだを軽く動かしたり、著者が記しているようなプールなどを使ったアクアエクササイズなどが効果的である。もちろん、試合後も同様。コンディショニングの一環としてのアクティブレストの例も本書ではいくつも紹介されている。
 それは一般人でも同じというのが、本書の主張である。スポーツ現場の例を出し、実験結果も示し、ストレッチング、筋力トレーニング、入浴法(せっけんマッサージ、交代浴など)、ウォーキング、そしてアイシングについても触れられている。

2006年9月26日刊
(清家 輝文)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-10-11)

タグ:アクティブレスト ケア ストレッチング アイシング トレーニング 
カテゴリ アスレティックトレーニング
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レジスタンストレーニングのプログラムデザイン
S.T.Fleck W.J.Kraemer 長谷川 裕

 レジスタンストレーニングのプログラムデザインとは、表現を換えると、筋力トレーニングの処方・立案ということになる。
この本の最大の特徴は、「科学的エビデンス」を追及したという点である。
 本書は原著第3版の翻訳だが、序文で編著者は、第2版の出版以降、1万件を超える広範なレジスタンストレーニングの科学的研究文献が発表され、その最新データを反映させたと記している。第3版では、これまで「標準的な男子大学生」に関するデータが長く中心だったのに対し、女性、高齢者、子どもについても続々と公表されるデータを整理、第3部としてこれら3つの集団に対して約70頁を割いて解説している。また、近年分子生物学の発展が著しいが、この本ではその成果も活かされている。
 レジスタンストレーニングをクライアントや患者さんに処方するとき、その根拠が求められる時代。トレーニングに正しさを求めるのは難しいところが多いが、膨大な文献を駆使して、一定の基準を設けようとする編著者の姿勢は評価される。「どこまでわかっているか」、そのエビデンス確保とまさに処方のために活用していただきたい。

S.T.Fleck/W.J.Kraemer編著、長谷川裕監訳
2007年1月31日刊

(清家 輝文)

出版元:ブックハウス・エイチディ

(掲載日:2012-10-11)

タグ:トレーニング プログラムデザイン 
カテゴリ トレーニング
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競技力向上のトレーニング戦略
Tudor O. Bompa 尾縣 貢 青山 清英

ピリオダイゼーションの重要性
 本書は、比較的珍しい単独の著者による包括的なトレーニングの理論書だ。
 今回の翻訳が日本国内では初版本となるが、原著ではすでに第4版まで重ねられているだけあって、近年の基礎的研究成果などもふんだんに盛り込まれ、整然としてしかもよく練られた内容となっている。読み進むにつれ、学生に戻って教科書を読んでいるような気分になり、目先の仕事に追われてばかりで木を見て森を見ない思考に陥っている昨今の自分を反省したりした。
 ピリオダイゼーション(期分け)理論という本書の主題をトレーニングの科学的基礎と実施方法という両輪が支える形で、大きく3部から構成され「競技力向上のトレーニング戦略」がダイナミックに展開されている。
 週単位(ミクロサイクル)から数週間単位(マクロサイクル)、さらには年単位あるいはもっと長期にわたるピリオダイゼーション、そしてそれが鍛練期であるのか試合期であるのか、それぞれ密接な関係を持たせ熟考したうえでピリオダイゼーションを行うことの重要性が、いくつもの具体的パターンとともに示されているのである。

戦略と戦術
 本書を読むための核となるであろう「戦略(strategy)」という語と、それに似た「戦術(tactics)」という語について述べる。両用語ともほぼ同様のことを意味するが、戦略(strategy)は「シーズン全体、あるいはより長期にわたって、選手やチームのプランを構築、遂行する技術」であり、対する戦術(tactics)は「1つのゲームや試合のみを対象にしたプランに関する」比較的短期のものであるところで両者わずかに異なっている。また、戦術の「価値と重要性」は「相手との攻防の中でのスキルの完成」が必要な競技では比較的高く、「調整力とフォームの完成」が重要な競技では比較的低い。このことから、戦術は競技の成功において重要な要素ではあるが、大局的なトレーニング計画の構成要素の1つとして考えるのがよさそうである。
 この「戦略」という語が意味するところと、トレーニング計画におけるピリオダイゼーションの重要性との関連を考えると、原題「PERIODIZATION Theory and Methodology of Training(ピリオダイゼーションの理論と実際)」を副題にしてまでも、翻訳版である本書の本題を「競技力向上のトレーニング戦略」とした訳者の戦略的意図とその意義がわかるような気がするのである。

一気に読み通す
 さて、本書は「監訳者あとがき」にもあるように、トップアスリートやコーチだけでなく広く一般のアスリート、コーチにも「即利用できる合理的・効率的なトレーニングに関する示唆」が盛りだくさんに含まれている。辞典のように興味のある部分だけ開いてつまみ読みしても十分使用に耐えると思われるが、いっそのこと全項目を読み通してしまったらどうだろう。
 輪読形式でじっくり読み込んでもよいし、一人孤独に蛍の光で読んでもよい。
 一人で読む場合には、難解な部分があってもいちいち立ち止まって調べごとの迷宮に入ったりする前に、一気に読み通してしまうのがよい。そのほうが、きっと本書が伝えようとしているトレーニングの体系的内容が脳内に残るだろう。そして、それぞれのアスリート、コーチの頭脳の中で熟成し日本の伝統的な鍛練の理論とともにじっくりと練った戦略的トレーニング理論ができあがれば、これまで以上に多くのアスリートが世界に羽ばたくことになるだろう。
 などと言ったら出しゃばりすぎだろうか。

テューダー=ボンパ 著、尾縣 貢・青山清英 監訳
(板井 美浩)

出版元:大修館書店

(掲載日:2007-06-10)

タグ:ピリオダイゼーション トレーニング  
カテゴリ トレーニング
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加圧トレーニングの理論と実践
佐藤 義昭 石井 直方 中島 敏明 安部 孝

 本書は加圧トレーニングの発明者でも知られる佐藤義昭・株式会社サトウスポーツプラザ代表取締役社長や、石井直方・東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系教授、中島敏明・同大学院医学系研究科加圧トレーニング・客員准教授、安部孝・同大学院新領域創成科学研究科人間環境学専攻・客員教授が現場から得た成果と、その本質をまとめた一冊。
 内容の展開は加圧トレーニングをこれから学ぶ方、導入を検討するためにその概要を知りたいという方たちに、理論的背景とその効果についてわかりやすくまとめられている。また素人でも簡単にできる完全自動制御の空圧式トレーニング機の活用法なども紹介している。これは株式会社サトウスポーツプラザとJAMMS(有人宇宙システム株式会社)との共同研究で実現されたもので、宇宙飛行士が加圧トレーニングを行うにあたり、指導者が宇宙にまで帯同することはできないので、状況に応じた適正圧を自動制御できるトレーニング機になっているそうだ。
 現在加圧トレーニングは発展途上の段階で、基礎研究と応用研究は日々続けられ、医療各領域、健康づくりや介護予防、さらには宇宙開発分野までとその研究範囲も広い。今後もメカニズムがより深く解明されていくにつれ、その対象範囲も大きくなっていきそうだ。

2007年5月15日刊
(三橋 智広)

出版元:講談社

(掲載日:2012-10-12)

タグ:加圧トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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美しく立つ
渡會 公治

 副題は「スポーツ医学が教える3つのA」。長年スポーツ医学に携わってきた渡會氏が病院での診断、治療、講義で学生に教える際のキャッチフレーズは、Anatomy(構造と機能)、alignment(アライメント:姿勢肢位の違い)、Awareness(身体を認識する)とある。美しく立ち、じょうずな身体の使い方をするために、まず自分のからだの仕組みや構造を理解し、それから動きについて考えてみようというのが本書の目的である。著者は具体的に、美しく立つためにスクワット、背骨ほぐし、ストレッチングの3つの体操をすすめている。膝や腰を痛める人の多くは足が外側を向き、膝が内側を向くようになっている場合が多いことからも、改善させるための一つの方法として部屋の隅(直角)の壁の角に立って、足を壁に向けて進めていく「かべ体操コーナースクワット」などを挙げている。他にもじょうずに立ち、動作するための軸を、先に挙げた観点3つのAに沿って解説している。
 これまでのからだの治療・予防はどうしても受身になりがちであったが、みずから改善していこうとする取り組みが大事であることに気づく。今回は紹介しきれなかったが、他にも身体への捉え方や考え方が凝縮されている一冊。

2007年5月24日刊
(三橋 智広)

出版元:文光堂

(掲載日:2012-10-12)

タグ:立ち方 
カテゴリ トレーニング
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中高年・疾病予防のための運動の実際
愛知医科大学運動療育センター 丹波 滋郎 野口 昌良

 本書では循環器系、代謝系、運動器系の各疾患で代表的なものの病態生理とそれに基づく運動処方が紹介されている。運動器系については整形外科的なものと加齢によるものと項目を別にして紹介されている。
 中高年とタイトルにあるが、小児科や産婦人科に関する内容も盛り込まれている。とくに医学的見地に基づく妊婦の運動に関する記述は、目にする機会も少ないため、非常に興味深い。
 疾患治療のための運動処方だけではなく、一般的な運動処方においても、人体の基本的な機能を把握することは非常に大切なことになる。
 そのうえで疾患治療の運動処方は、疾患の病態をきちんと理解しなければ、症状を悪化を引き起こしかねない。表面的な理解だけではなく、人体に対してさまざまな角度での深い理解が必要となってくる。
 もちろん疾病からの回復を目指すことも大切だが、疾病を予防することも大切だ。しかし生活習慣病予防は明確な目的を設定しにくいため、疾患にかかりたいと思っている人はいないにもかかわらず、継続することが難しい。
 いかに継続させるか、それは指導する側の知識や技量に大きく関わってくるのではないだろうか。
(澤野 博)

出版元:全日本病院出版会

(掲載日:2012-10-12)

タグ:高齢者 中高年 疾病予防 
カテゴリ トレーニング
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究極のトレーニング
石井 直方

 著者は石井直方・東京大学大学院教授、理学博士。石井氏は運動生理学、トレーニング科学を専門としている。副題は「最新スポーツ生理学と効率的カラダづくり」。
 本著は健康、運動、トレーニングなどについて、『健康体力ニュース』(健康体力研究所刊行)の冊子のコラムで、1993年から連載してきたものを再編集している。
 その中から66編を選択、テーマごとにまとめている。章に分けて紹介すると、1章・筋のさまざまな性質を知る、2章・筋肉と運動の仕組みを知る、3章・健康と運動を科学する、4章・正しいトレーニング・新しいトレーニング、5章・ダイエットとサプリメント、6章・素質・体質を科学する、など内容的には広い範囲を網羅している。多少難しい内容もあるが、実生活や運動・トレーニングの現場での応用を考慮して書かれている。
 自身もボディビルミスター日本優勝、世界選手権で3位の実績を残す。そんな著者が筋肉・筋力への関心を導くトレーニングバイブルである。

2007年8月28日刊
(三橋 智広)

出版元:講談社

(掲載日:2012-10-12)

タグ:筋の生理学 トレーニング 運動 サプリメント 
カテゴリ トレーニング
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岩崎トレーナーのテーピングテクニックのすべて
岩崎 由純

 NECレッドロケッツ(女子バレーボールチーム)のアスレティックトレーナーである岩崎由純氏(NATA公認アスレティックトレーナー)が、シリーズ1「足部・足関節をきわめる!」として、足部・足関節における基本と応用を紹介したDVD。テーピングの切り方のコツから治療院で応用できる簡単な巻き方、さらにトップアスリートに施すテーピングのテクニックやひとりで巻くときのポイントまで詳しく解説している。足部や足関節はどの競技でも、受傷しうる部位である。アスレティックトレーナーはもちろんのこと、これからアスレティックトレーナーを目指す学生、さらには競技スポーツに携わる指導者にも参考になる内容となっている。

2008年8月11日
(田口 久美子)

出版元:医道の日本社

(掲載日:2012-10-13)

タグ:テーピング 
カテゴリ アスレティックトレーニング
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日本のスポーツはあぶない
佐保 豊

 スポーツ業界に関わるものとして、自分の働く環境はもちろんスポーツに関わる人の環境、待遇を改善できればと考えている。それは、著者と同じだと思う。毎年トレーナーという職業からみると、多数の希望者が出てくる中で、夢半ばで去る方々も多い。理由はさまざまにあると思うが、それは“環境”というものに尽きると思う。
 本書を読んでいて再確認させられたことを述べたい。それは、NATA(全米アスレティックトレーニング協会)の創設が1950年であることだ。AMA(アメリカ医学会)に準医療従事者として認定されたのが、1990年であることもさらに驚いた。
 私はアメリカの施設や環境、それらを支える哲学などについて触れてきたつもりである。あれだけ素晴らしい支援体制は一昼一夜にはできないことはわかっていたが、40年という年月を経て形になったものとは知らなかった。ということは、まだ、アメリカでもAMAに認知されて約20年であり、日本では認知されるまでに相当の時間がかかることは想像できる。
 文中では、わかりやすく応急処置の方法が記してある。例を挙げると、心臓マッサージを行う際には、アンパンマンマーチや中島みゆきの「地上の星」SMAPの「世界にひとつだけの花」などと同じペースで行うとよいという。これ以外にも、傷は乾かして治すのではなく湿潤状態を維持して治すようにするなど現場では当たり前に用いられていることを丁寧に記してある。 これからどうしなければいけないのかを考えて行動しなければと思う。
(金子 大)

出版元:小学館

(掲載日:2012-10-13)

タグ:安全 スポーツセーフティ 
カテゴリ アスレティックトレーニング
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日本のスポーツはあぶない
佐保 豊

 熱中症、脳震盪、心臓疾患など、スポーツ中の事故、ケガなどについて、一般向けにわかりやすく書かれている。著者はサッカーやアイスホッケーの現場でアスレティックトレーナーとしての経験を持つ。海外と比較すると、日本におけるスポーツを取り巻く環境においては、安全面への配慮が足りないということを指摘している。
 現場へのAEDの配置、心肺蘇生法を含めた応急処置の普及が早急に求められていると訴えている。なお、これはスポーツの専門職が担っていくべきポイントでもある。
 タイトルには「笑顔でスポーツができるように」との思いが込められている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:小学館

(掲載日:2009-05-10)

タグ:安全 スポーツセーフティ  
カテゴリ アスレティックトレーニング
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自分で上手に巻ける最新スポーツテーピング
スポーツセーフティジャパン

 NPO法人スポーツセーフティジャパンによるテーピングに関するガイド。1人でも失敗せずに巻くことができるよう、紹介されているのは伸縮性のあるテーピング素材(キネシオタイプや伸縮テープ)による関節サポートが中心であり、ホワイトテープは、手指の過伸展防止、補強などに用いられる。
 部位ごとのテーピング方法について、カラー写真、そして巻いた箇所がわかりやすいように工夫されているが、本書はテーピングのみを解説するだけではない。ウォームアップやクールダウン、セルフマッサージについてもまとめられている。掲載されているコラムにも、スポーツをより安全に楽しむためのポイントがちりばめられている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:学習研究社

(掲載日:2009-06-10)

タグ:テーピング  
カテゴリ アスレティックトレーニング
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使える強い筋肉をつくるトレーニングマニュアル
谷本 道哉 荒川 裕志

 筋肉の基本性能を向上させるための筋肥大トレーニングと、競技動作で使える筋肉にするための基礎的スキルトレーニングの2つ、すなわち「ベースアップとチューンアップ」を行い、タイトルにもある「使える強い筋肉をつくる」方法について述べているのが本書である。
 部位別の筋力トレーニングの方法では、注意すべきポイントが詳細に挙げられている。基礎的スキルトレーニングでは、プライオメトリックトレーニング、チーティングテクニック、クイックリフト、軽負荷プライオメトリックトレーニング、ケトルベルトレーニングについて解説。
 DVDで実際の動作を確認することができる。総合格闘家、山田崇太郎氏との対談も収録。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:晋遊舎

(掲載日:2009-08-10)

タグ:筋 トレーニング  
カテゴリ トレーニング
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コアパフォーマンス・トレーニング
Mark Verstegen Pete Williams 咲花 正弥 栢野 由紀子 澤田 勝

 動きは、身体の中心である「コア」の部分から始まる。このコアを「動作と生命の構造的なピラー=支柱」と呼び、手足の動きよりも先に動き出すため、動作の基礎である「コア」から始まるトレーニングを7つのユニットに分けて記載したものが本書である。
 最近はやりの、「体幹トレーニングのハウツー本」ではなく、何のための体幹トレーニングであるのか、目的がぶれることがない。体幹を鍛えることが目的でなく、一貫して「パフォーマンス・アップ」に向けたトレーニング内容となっており、トレーナーとして見失いがちなところをしっかりと押さえているのはうれしい。
 また、CD-ROMがついており、トレーニングを正面・横から見ることができるのでイメージがつきやすいうえに、トレーニング中のポイントや感覚がすべてにわたって記載されており、正しい肢位をとれるよう、細かいところまで気を配っている。
 初心者には感覚をつかめるようになるまで難しいかもしれないが、トレーナーやコーチ、選手には、ぜひとも読んでもらいたい一冊である。


マーク バーステーゲン、ピート ウィリアムズ (著)
咲花 正弥、 栢野 由紀子、澤田 勝 (翻訳)
(上村 聡)

出版元:大修館書店

(掲載日:2012-10-13)

タグ:体幹 コア 
カテゴリ トレーニング
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トレーニング科学最新エビデンス
安部 孝

 本書は日本トレーニング科学会第20回記念大会で行われた、「トレーニング科学はどこまで解明したのか」という企画の内容をまとめたものである。
 さまざまな種類の報告が掲載されているが、やはり「競技力向上のトレーニング」の章が気になる。
 長年の経験や勘に頼ったトレーニングではなく、根拠に基づいたトレーニングを行うことで競技者の能力を十分に引き出すことができるのではないだろうか。それがコーチの仕事である。
(澤野 博)

出版元:講談社サイエンティフィク

(掲載日:2012-10-13)

タグ:トレーニング科学 
カテゴリ トレーニング
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ハイインテンシティ・トレーニング
ジョン・フィルビン 大川 達也

 ハイインテンシティ・トレーニングとは、一般的なウェイトトレーニングとは方法が異なり、略語のHIT、あるいは「スロートレーニング」とも呼ばれるものである。ゆっくりとウェイトを上げ下げするということが特徴であり、「関節や靭帯に余計な負荷を与えることなく、筋肉に対して最適なプレッシャーを与えることができる」のだという。ケガのリスクを低減させる手法として用いられているのだそうだ。
 基礎的・理論的な背景に始まり、プログラムをどのように組み立てるか、そして写真を数枚使った実際のエクササイズ紹介に至るまで、ハイインテンシティ・トレーニングについて体系的にまとめられている。普及に向けたこれまでの取り組みの成果が、集大成となった1冊である。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:アスペクト

(掲載日:2009-07-10)

タグ:トレーニング  
カテゴリ トレーニング
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ジュニアアスリートが最初に行いたい筋力&パワートレーニング
永友 憲治

 スポーツを安全に、高いレベルで行うには、競技特性に合わせた筋力が必要である。しかし、正しい姿勢とフォームを習得したうえでなければ安全で効果的な筋力トレーニングは行えない。このDVDは、成長期にあるジュニア選手の指導者に向けて、正しい姿勢とフォームで効果的な筋力トレーニングが指導できるようになるためのDVDである。
 まずは基本となるステップアップ、腕立て伏せ、腹筋、懸垂の4種目の基礎的な筋力トレーニングの指導法から始まる。スポーツ動作場面と照らし合わせながら、どこの筋力を鍛えるかをCGで紹介し、永友氏の解説とともに、よいフォームと悪いフォームが一目で映像で理解できるようになっている。さらにバーベルを使ったトレーニングやパワー強化トレーニングなど8種目を紹介。
 ジュニアの指導者のみならず選手自身にイメージさせるにも最適である。商品紹介VTRがラウンドフラットのHPからみることができる。
(田口 久美子)

出版元:ラウンドフラット

(掲載日:2012-10-13)

タグ:ジュニア 
カテゴリ トレーニング
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これなら続く!考える筋トレ
有賀 誠司

 トレーニングに関して、基本的な方法についてコンパクトにわかりやすくまとめられた一冊。一般向けの書籍で、対象は主に働き盛りの中堅世代である。しかし、学業や社業をこなし、トレーニングも行わなければならない学生アスリートや社会人アスリートにとっても参考になる考え方が盛り込まれている。たとえばタイムマネジメントやモチベーションの維持、環境整備については役立つだろう。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:岩波書店

(掲載日:2009-12-10)

タグ:トレーニング  
カテゴリ トレーニング
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肉体改造並びに体力増強のしかた
窪田 登

 ウェイトトレーニングの第一人者である著者による、トレーニングに関してまとめた一冊。各種のトレーニング理論・実践方法の歴史的経緯に触れることができる。著者にとって身の回りに起こったこととして描写されているのが興味深い。自伝を交えた形式であるが、トレーニングの方法、原則、注意点などについても解説されている。
 窪田氏がトレーニングを始めたのは1946年のこと。1930年生まれで80歳になろうとする今でも、トレーニングを続けている。その息の長い情熱には圧倒される。「ライフイズムーブメント」の意味が、重みをもって伝わってくる。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:スキージャーナル

(掲載日:2009-12-10)

タグ:歴史 自伝 トレーニング  
カテゴリ トレーニング
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加藤健志コーチのプールサイドで速くなろう!!
加藤 健志

 水泳選手のためのトレーニングやコンディショニングを集め、豊富な写真を用いて解説している。身体づくりに重点を置いており、足首や肩甲帯の柔軟性を高めるための方法や、ストリームラインをつくるための安定性を高めるエクササイズが示されている。インデックスが両端にあり、章ごと、部位ごとの2種類で目的とするトレーニング方法にたどりつける工夫がなされている。
 泳法そのものにはとくに触れていないが、より速く泳ぐために必要な身体的特徴が、本書を通して浮かび上がってくる。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ベースボール・マガジン社

(掲載日:2009-12-10)

タグ:水泳 指導 トレーニング  
カテゴリ トレーニング
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インナーマッスルを使った動きづくり革命 part1
森川 靖

 20年間にもわたりトレーニングの指導者、バスケットボールの指導者として歩んできた著者が、今まで常識と言われてきたことを疑い「どうしたらうまくなれるのか?」「どうしたら強くなれるのか?」という観点のもと、パフォーマンスを高めるための動きづくりについて専門家以外にも理解しやすいようにまとめた一冊。
 どんなスポーツ競技においても重要とされている股関節や体幹のインナーマッスルについて、筋肉の触り方や、リラクゼーション方法、コンディショニング方法が注意点とともに丁寧にまとめられており、また、それを行うことによっての動きの変化についてもわかりやすく説明されている。スポーツ現場で即活用したいものばかりである。
 専門用語があまり使われていないのでインプットする際にひと呼吸必要になるが、逆に言うと選手にアウトプットする際の用語の参考になり、これもまたスポーツ現場で役立ちそうである。
(石郷岡 真巳)

出版元:あほうせん

(掲載日:2012-10-13)

タグ:動きづくり インナーマッスル 
カテゴリ トレーニング
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基礎から学ぶ! 筋力トレーニング
有賀 誠司

 パーソナルトレーナー資格取得のために、理解を深める参考書としてもってこいではないだろうか。
 まず、冒頭では筋力トレーニングの効果が述べられ、筋肉の基礎知識へと入っていく。現代はこんなところまで一般の人が知り得るのか…、と指導する側の質(知識)の向上の必要性を感じさせられる。
 次のプログラム作成方法は、基礎事項、一般向け、選手向けと、対象や目的に応じた例が多種紹介されている。
 そして、実技編では基本事項と実技に分かれ、豊富な写真はスタート、フィニッシュ、NG、そしてバリエーションや補助の仕方も載っている。一部位のトレーニングでも、マシーンやダンベル、チューブ、自体重など、ツールもさまざまに紹介されていて、多様なシーンでの指導にすぐ役立ちそうだ。もちろん自分のトレーニングのバイブルとしてもグッドだ。これで1600円は安い。
(平山 美由紀)

出版元:ベースボール・マガジン社

(掲載日:2012-10-13)

タグ:トレーニング プログラム作成 
カテゴリ トレーニング
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BIOMECHANICS STABILIZATION OFFICIAL BOOK
柳谷 登志雄 安光 達雄 日本スタビライゼーション協会

 本書の特徴は、さまざまなスタビライゼーションのエクササイズ時の姿勢について、筋電図を測定し、画像解析した結果とともに示していることである。
 とくに第3章では、各ポジションのよい例と悪い例を見開きで紹介し、上から写真、スケルトンモデルによる重心位置の解析、2~4つの筋電図グラフの比較により、どの筋がどのように使われているかがわかるように示されている。
 また第4章では、14の筋電図パターンが示されており、動作やアライメントの保持を考えるうえで興味深い。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:PCY

(掲載日:2010-05-10)

タグ:筋電図  
カテゴリ トレーニング
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すぐに使える即効テーピング
倉持 梨恵子

 テーピングを行う方法を中心としてコンパクトにまとめられた一冊。選手自身での巻き方、部位別、症状別の巻き方がわかりやすい写真を用いて解説されている。
 全体は5つに分かれており、テーピングの基本に始まり、基本の巻き方、部位別テーピング、応急処置、ストレッチ&エクササイズという構成である。紹介されているのは基本的な巻き方であるが、ホワイトテープだけでなく、伸縮テープ(ハードタイプ、ソフトタイプ)、筋肉サポートテープ、バンテージなどが使われている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:池田書店

(掲載日:2010-05-10)

タグ:テーピング  
カテゴリ アスレティックトレーニング
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これなら続く!考える筋トレ
有賀 誠司

 人間なら誰しも「今よりももっとよくなりたい、成長したい」という気持ちが心の奥底に必ずあると思う。だからこそ、そう感じられるものには時間も労力も惜しまず、自発的に行動し、継続することにも抵抗がなくなる。そしてそういう体験をすることで「新たな自分」に出会い「生きる活力」が生まれると思う。
 筋トレとはまさにその代表格であると、本書を読むことで改めて感じることができると思う。
「見た目をよくするもの」や「競技選手のパフォーマンスアップ」などのイメージがある筋トレも、メンタル面や健康に対する影響もかなりの割合を占める。だからこそ性別・年代問わず実践してほしいものであるし、誰でもその効果を実感できるものである。
「体つきにはあなたの生き様が投影されている」(本文より)。身体を変えることで心も変わる。具体的なトレーニング方法はもちろん、筋トレがもたらす可能性と奥深さを感じることができる一冊である。
 筋トレに30年以上も徹底的に向き合い、実践し、追求した筆者だからこそ伝えることができる内容である。アスリートはもちろんだが、忙しい毎日に追われている会社員の方、これから筋トレをやろうと考えているトレーニング初心者の方にはぜひ読んでもらいたい一冊である。
(磯谷 貴之)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-10-13)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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ミラクルトレーニング 7週間完璧プログラム
ランス アームストロング クリス カーマイケル 本庄 俊和

 自転車競技は自転車の素材や、性能だけで勝利できるものではない。それ以外にも身体能力を始め、さまざまな要素が勝利をつかみ取るためには必要になってくる。もちろんこれはどのスポーツにおいても同様だ。
 近年自転車を始める人が多くなってきているという話を聞くが、自転車本体だけに話題が集中しているようにも思える。一度この本を読んで、トップレベルの競技者がどのように考えているのかと合わせて、自転車競技の奥深さに触れてほしい。

ランス・アームストロング、クリス・カーマイケル共著 本庄俊和訳
(澤野 博)

出版元:未知谷

(掲載日:2012-10-13)

タグ:自転車 
カテゴリ トレーニング
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心拍トレーニング
外岡 立人

 心拍数を測定することで、目標に合わせたトレーニングができる。それを測定から実際のトレーニングまで具体例を示しながら紹介している。一つ一つの内容を非常に簡潔にまとめてあり、考え方を整理しやすい。
 今でこそ一般的である心拍数を利用したトレーニングであるが、いまだに心拍数さえ測定せずトレーニングを行っている姿をよく見かける。心拍数を測定することは決して難しいことではない。まずはこの書籍を参考にトレーニングを始めてみてはどうだろう。
(澤野 博)

出版元:枻出版社

(掲載日:2012-10-13)

タグ:心拍数 
カテゴリ トレーニング
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パワー獲得トレーニング よくわかるプライオメトリクス
有賀 誠司

「ストレッチ=ショートニングサイクル(SSC)を含む予備伸張または反動動作を用いて行われる、素早くかつパワフルな動作」(NSCA 決定版ストレングストレーニング&コンディショニング)と定義され、とくに競技力向上を求めるアスリートの間などではポピュラーに行われているプライオメトリクストレーニング。が、当然のことながら一般の人々はこうした説明をされてもピンとこないはずである。
 一方で、「短時間内に最大の力を発揮する能力(爆発的パワー)を高めるための効果的なトレーニング法」(本書)という一説とともにサッカーやバスケットの競技動作のイラストや写真、さらには「爆発的パワー≒一般に言われるところの瞬発力」、といった説明まで添えられていたらどうだろう。少なくとも中高生の部活指導を担当する人や駆け出しのフィットネス指導者などは遥かにそれをイメージしやすいのではないだろうか。
 本書は、そうしたわかりやすくかつ詳細な、おそらく我が国で初といってもいいであろう、一般の人も手に取れるプライオメトリクストレーニングの専門解説書である。著者は日本トレーニング界の第一人者、東海大学の有賀誠司助教授(当時、現在は教授)。冒頭で著者自身も述べているように、「専門用語が多く、非常に難解であった」プライオメトリクストレーニングを、豊富な写真とともに精選されたエクササイズ、付属のDVD、そして氏ならではの平易な言葉による解説で文字通り「分かりやすい」ものにしてくれている。
 さまざまな科学的背景やエビデンスと切っても切れない関係にあるトレーニング業界だが、ともすればそれに固執するあまり「象牙の塔」から見下ろしているかのようなスノッブな解説に陥ってしまう危険性とは常に隣り合わせである。商品価値を持たされ、流行になってしまうトレーニングメソッドなどはとくにその傾向があるとも言える。
 第一人者自らが「らしい」スタイルでそうしたリスクに対しても揺るがぬ姿勢を示してくれているようにも感じられる、嬉しい一冊である。
(伊藤 謙治)

出版元:新星出版社

(掲載日:2012-10-13)

タグ:プライオメトリクス 
カテゴリ トレーニング
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「野球体」をつくる! ライバルに差をつける体力・技術・食事・調整方法
石橋 秀幸

 器具を利用しないトレーニングを中心に紹介されているため、体力トレーニングをまだ行ったことのない中学生や高校生が初めて手に取る入門書としては十分であろう。
 また体力トレーニングだけでなく、食事面についても満遍なく述べられている。本書をきっかけに、より本格的なトレーニングの知識と経験を深め、心技体が揃った競技者として成長してもらいたい。
(澤野 博)

出版元:西東社

(掲載日:2012-10-13)

タグ:野球  
カテゴリ トレーニング
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ゴルフボディをつくるためのストレッチ&トレーニング
菅原 賢

 ゴルフであっても「基本は身体」という考えに基づき、飛距離を伸ばしたい、スライスやフックを直したいといったゴルファーの悩みに、身体のコンディショニングの面からメニューを提案し、カラー写真に注意すべきポイントが丁寧に書かれている。
 このほか、傾斜地やバンカーでのショットの安定性を高めるためのエクササイズ、スイングの再現性を向上させるためのトレーニングについて、そして最後にケガを予防するためのさまざまな方法やセルフマッサージについても紹介されている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ナツメ社

(掲載日:2010-07-10)

タグ:ゴルフ  
カテゴリ トレーニング
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CKCエクササイズ 傷害予防とリコンディショニングのための多関節運動の理論と応用
山本 利春 中村 千秋 渡部 賢一 小柳 好生 Ellenbecker,Todd S. Davies,George J.

 アスレティック・リハビリテーションに関わる人間にとって、もはや知らない人はいないクローズドキネティックチェーン(CKC)エクササイズではあるが、実際のところ、今まで目にしてきたリハビリテーションやコンディショニングに関連する数々の書籍においてもCKCエクササイズは数ページで紹介されているのみであり、本当の意味でこのエクササイズを理解するには不十分だったと、本書を読み終えて感じる。
 本書の前半はCKCエクササイズの基礎理論からバイオメカニクス、オープンキネティックチェーン(OKC)エクササイズとの比較まで、豊富な研究結果に基づいて解説されており、「CKCエクササイズとは?」ということについて根本から理解することができる。後半ではCKCエクササイズをどのようにしてリハビリテーションやコンディショニングに応用していくかについての考え方と、上肢と下肢それぞれにおける具体的なCKCエクササイズが紹介されている。
 スポーツ現場でCKCエクササイズを指導するにあたって必要な理論と実技を一度に学べる上に、2003年に出版されたものではあるが新しい発見もあり、未読の方にはぜひ見ていただきたい一冊である。
(石郷岡 真巳)

出版元:ナップ

(掲載日:2012-10-14)

タグ:キネティックチェーン 
カテゴリ トレーニング
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スポーツのための筋力トレーニング練習メニュー120
有賀 誠司 石井 直方

 トレーニングをどのように行えばよいか、種目の選択やメニューの組み立て方など、コンパクトにまとめた1冊である。
 第1章では「筋力トレーニングの基礎知識」として、Q&A方式でポイントを押さえていく。第2章では「基礎的トレーニング」を45種目紹介。ここまででしっかりと基礎を固めることができる。これをベースに、専門的トレーニング、身体能力アップトレーニングを行っていくことができる。このほか、プログラムの組み方、スポーツ別のトレーニング、ストレッチなどについて紹介している。
 各トレーニング種目のやり方についてはもちろん、その目的は何であるのかに注目しやすい工夫がされている。応用の利く考え方を身につけるために必要な体系的な知識をまとめているため、迷ったときに参考になるだろう。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:池田書店

(掲載日:2012-10-14)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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筋トレまるわかり大事典
谷本 道哉

『トレーニングマガジン』誌で連載された内容を集約したもの。前半はトレーニング検定編として三択問題とその解説である。基礎的な問題から、考えさせる問題まで、さまざまな話題が取り上げらている。
 後半はトレーニング・クリニック編としてQ&A方式で質問に答えている。トレーニングをしている中で生まれる疑問について、経験と研究成果に基づいて回答している。コラムの内容も、硬いものから柔らかいものまで多岐にわたっており、興味深い。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ベースボール・マガジン社

(掲載日:2012-10-14)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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お相撲さんの“腰割り”トレーニングに隠されたすごい秘密
元・一ノ矢

 腰割りとは、相撲の基本動作の1つで、ハーフスクワットのように腰を落としていく動きのこと。いわゆる「股割」とは異なる。ポイントは、つま先と膝の向きが同じで、上体を真っ直ぐにしたまま下ろしていくことである。これにより股関節のスムーズな動きができるようになるそうだ。日常生活の中で気軽にできるエクササイズである。安田登、有吉与志恵、白木仁の各氏とのインタビューも収録。腰割りについて多面的に議論している。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:実業之日本社

(掲載日:2010-08-10)

タグ:腰割り 相撲  
カテゴリ トレーニング
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10秒から始める!カッコいい体を作る簡単筋トレ
谷本 道哉

 たとえば自宅や仕事場で、10秒から手軽にトレーニングする「プチ筋トレ」を提案する一般向けの書籍。たとえば電車でのメニューは姿勢を変えずに行うことができ、人目を気にしなくてもよい。「いつでもどこでも」が各メニューの最初についており、どんな状況でもトレーニングをしようという発想には脱帽である。食事やストレッチングについても解説。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:学研パブリッシング

(掲載日:2010-10-10)

タグ:運動  
カテゴリ トレーニング
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使える強い筋肉をつくる
谷本 道哉 荒川 裕志

「筋トレ=動けなくなる」
 そう思っている、選手やコーチは現場ではまだまだたくさんいる。
「なぜ、筋肉をつける必要があるのか」「使える筋肉にするには、どうしたら良いのか」、そんな疑問へのヒントが非常にわかりやすく書かれている。DVDで実技を紹介してくれているのもありがたい。
 トレーニングに決して王道は無い。しかし、ここで紹介されたものを実践し続ければ「デカくて、強くて、使える」最強のアスリートボディに近づくのは間違いない。
(森下 茂)

出版元:晋遊舎

(掲載日:2012-10-15)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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インナーマッスルを使った動きづくり革命 Part1
森川 靖

 現場でのトレーニング指導歴20年を超える森川氏が、現場で試行錯誤を繰り返す中で、コツコツと積み上げてきた経験をわかりやすい表現で紹介している本である。Part1と銘打っており、現在も引き続き連載中の内容を最初にまとめたものとなる。
 今回は下肢、とくに垂直方向へアプローチするジャンプを中心とした切り口になっているが、実体験をもとにした説明には説得力がある。できるだけ自身の感覚を正確に表現しようとして、より専門用語が増えてしまっている感はあり、難解な部分はあるかもしれない。それでも現在、通りいっぺんの指導になっているという危機感を持つ指導者には、十分刺激を受け得る一冊だ。
 評者も股関節の小殿筋に対するアプローチなどは、大変新鮮で早速現場指導に取り入れたいと考えている。
 今後は水平方向での切り返し動作や、体幹と融合した肩甲骨や上肢の動きなどにおいても、存分に現場でのトライ&エラーを反映した内容を提供してくれるに違いない。今からPart 2の出版を楽しみに待ちたい。
(弘田 雄士)

出版元:あほうせん

(掲載日:2012-10-15)

タグ:動きづくり 
カテゴリ トレーニング
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キレのあるブレないカラダをつくる 筋肉バランストレーニング
佐藤 拓矢 安藤 邦彦

 タイトルにある筋肉バランスを本書では筋力をつけるための「筋強化(Contract)」、柔軟性を高めるための「ストレッチ(Stretch)」を融合させ、同時進行でトレーニングすることによって筋肉の状態をよくしていくと記している。
 本書はPart1「理論編」、Part2「実践編・カテゴリー別」、Part3「実践編・動作別」の3つのセクションと日常動作でできるかんたん筋バランスチェック法から構成されている。
 チェック法から静的なトレーニング、動的なトレーニングという流れになっており、各トレーニングの写真はよいフォームと悪いフォームが同じページに記載され、わかりやすくなっている。さらに、悪いフォームのときの対処法まで記載されているところが勉強になる。
 単純にトレーニング法を紹介しているのではなく、さまざまなチェック法を知り、そこから実践的なトレーニングへつなげることができるので、トレーナーの価値を上げられる1冊になっている。
(長谷川 大輔)

出版元:新星出版社

(掲載日:2012-10-15)

タグ:トレーニング ストレッチング バランス  
カテゴリ トレーニング
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スポーツのための筋力トレーニング 練習メニュー120
有賀 誠司 石井 直方

 筋力トレーニングがスポーツ選手から敬遠された時代は終わり、現在ではその重要性について疑問を呈する声もほとんど聞かれない。私の周りを見渡しても筋力トレーニングを定期的に実施する選手がほとんどであると感じる。一方で正しいフォームが理解できておらず、外傷が生じる可能性が高い危険なフォームでエクササイズを実施している選手は意外と多い。実際にスポーツ現場では筋力トレーニングによるスポーツ外傷も頻発しているようである。
 本書は筋力トレーニングの指導書である。まず目につく特徴は、写真をふんだんに用い、かつ簡潔でわかりやすい文章によるエクササイズの説明がなされていることである。これは筋力トレーニングのエクササイズ種目を理解する際には大きな助けとなるに違いない。本書のような指導書には冗長な説明や溢れかえる専門用語はかえって理解の邪魔になる場合もあるだろうし、知識の少ない初級者の段階ではそれだけで読むことを敬遠したくなることさえあるに違いない。そういった意味で本書はこれから筋力トレーニングを開始しようというスポーツ選手にお勧めである。さらに、本書では正しいフォームを示すのみでなく、選手が犯しやすい間違ったフォームについても写真つきで例示されている。選手のトレーニングを指導する立場の方が一読されてもよいだろう。
 本書の監修者である有賀誠司氏と石井直方氏は言わずと知れた筋肉、筋力トレーニングの専門家である。当然、読み進めればその内容は初級者のみを対象としたものではないことがわかる。また、その範囲は筋力トレーニングにとどまらない。ストレッチング、アジリティー、コーディネーショントレーニング、プライオメトリクス、ウォームアップ・クーリングダウンおよびプログラムデザインに及んでいる。いわば総合的なスポーツ選手のコンディショニングについて本書はカバーしているのである。
 最後にはスポーツ別筋トレという項目が組まれており、各スポーツの競技特性を考慮してとくに推奨されるエクササイズが紹介されている。学生時代を柔道部で過ごした私としては、まず柔道の筋トレに目がいく。推奨エクササイズの1つに「柔道着懸垂」とある。これは鉄棒などに柔道着をかけ、襟または袖をつかんで行う懸垂のことである。手前味噌であるが、このエクササイズは私が以前指導していた大学柔道部のコーチが長年トレーニングに取り入れており、私もしきりに選手には勧めていた。書籍で推奨されると正直説得力が増すように思う。今度選手に「本でも紹介されてたよ」と伝えてみようかなとも思っている。
(越田 専太郎)

出版元:池田書店

(掲載日:2012-10-16)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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すぐに使える即効テーピング
倉持 梨惠子

 テーピングの基礎から応用技術としての部位別のアプローチ方法まで細かく丁寧に掲載されている一冊であり、写真もしっかり載っているため一般の方にもわかりやすい。
 部位別ではよくある症状を各部位ごと3~4つ、スポーツ障害から日常動作による痛みまでの幅広い巻き方が紹介されているのも特徴である。また、応急処置の基礎やクールダウンについて、ストレッチ、エクササイズなども掲載されている便利な一冊である。
(戸谷 舞)

出版元:池田書店

(掲載日:2012-10-16)

タグ:テーピング 
カテゴリ アスレティックトレーニング
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自分でつくる筋力トレーニングプログラム
有賀 誠司

 現役でトレーナーをしている人たちでも頭を悩ませるトレーニングのプログラム作成について基本的な部分を抑えた本であり、プログラム作成の流れから始まり、基礎知識・年齢別・競技別の作成方法も記載されている。
 この本の流れに沿ってプログラムの作成を行うことによって、自分に必要なプログラム作成ができるよう一つ一つ丁寧な説明や、エクササイズリストも掲載されているのでトレーナーなどをつけることが難しい選手たちにも読みやすい内容になっている。
 また、プログラム作成でつまずきやすい問題のアドバイスも掲載されているため、現役トレーナーが行きづまった際に目を通す本としても役立つ。
(戸谷 舞)

出版元:山海堂

(掲載日:2012-10-16)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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究極のトレーニング
石井 直方

「トレーニング」と一言でいっても、ただ形だけ同じように行うのと、目的のために筋肉の性質や仕組みを理解してトレーニングするのでは大きく違ってきます。
 この本は、石井直方氏が科学的根拠のある情報を提供することを目的に冊子のコラムとして連載したものを再編集したもので、トレーニングだけではなく、おそらく多くの人が興味あるであろう健康、ダイエット、サプリメントについても書かれていて非常に面白い。
 トレーニングを行うときには大きい筋群から行う? それとも小さな筋群から行う? また、脂肪を燃焼させるにはエアロビックが先か? レジスタンスが先か? など実は今まで当たり前と思って行っていたトレーニング方法も場合によっては反対であったりするかもしれません。筋肉はまた内分泌器官としての働きもあり、筋が活動することで生じるいろいろな反応なども知ってみると、筋活動の大切さを再認識してしまいます。
 今までのトレーニングやそれだけではなく日常生活においても、この本を読むと、運動の方法やタイミング、栄養についても改めて考える機会になるかもしれません。そんな本でした。
(大槻 清馨)

出版元:講談社

(掲載日:2012-10-16)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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子どもの能力をとことん伸ばす筋力トレーニング
石井 直方

子どもにとって筋トレ
 先の全国高校ラグビー大会決勝では桐蔭学園、東福岡高校双方がそれぞれの持ち味を活かした見応えのある名勝負を展開、同点で両校優勝となった。身体の線がはっきり出る最近のラグビージャージやショルダーガードの影響もあるだろうが、一昔前に比べて筋骨隆々の選手が多く見られるように感じる。トレーニング科学が広く普及したことも大きいし、その専門スタッフが帯同するケースが増えていることも考えられるが、やはり基礎となる体格が大きくなっているのだ。ラグビーに限らずトップアスリートたちは、その体格やパフォーマンスレベルを年々進化させている。しかしその一方で、一般の子どもたちの体力は右肩下がりに低下していると言われている。
 トレーニング関連で数多くの著作を持つ石井直方氏による本書では、「体格は大きくなっているけれども、相対的な筋力は落ちてきている」子どもたち、あるいはその親への警鐘と対策がわかりやすく解説されている。決して、本書のタイトル通りに「筋力トレーニングで子どもの能力を伸ばす」ことを説いているのではない。「どんな遊びをさせても子どもにとってはすべて筋トレ」という表現からもわかるように、子どもは伸び伸び遊ばせるべきだということが随所に語られている。子どもに筋力トレーニングをさせてその能力を伸ばそうと考える人ではなく、今子どもが置かれている環境を見直し、何かを変えるきっかけにしたい人に手にとってほしい本である。

遊びがチャンス
 スポーツ教室のみならず、体育の家庭教師という職業が注目されることもある一方で、最近はイクメンなる言葉が広がっている。子育てに積極的に関わる男性が増えているのなら、子どもの身体能力が高くなるチャンスも増えるはずだ。子どもが最初に出会うアクティブな遊び相手は父親であることが多いのだから、運動にもなる遊びにとことん付き合い、またそんな活動に導くことは子育ての重要なポイントである。危険だからとさまざまなリミッターをかけてしまうと、子どもが新しいことに気づくチャンスや、思わぬ成長を見せるチャンスを奪ってしまう。「子どものからだは小さな大人ではない」し、リスクを認識して対応すべき点はもちろんあるが、大人の思い込みで子どもだからと侮って先回りしてしまうと、子どものチャンスだけでなく、子育ての驚きを味わう自らのチャンスをも奪ってしまうことになる。
 私事ながら、我が家ではまだ幼い2人の男児が毎日暴れ回っている。年を取ってからの子のためか、バカ親父と周りに笑われながら子育てに注力している。躾と称して親の都合を押しつけることは極力避け、とにかく付き合うということを軸にこちらも楽しませてもらっている。自分がラグビーをしてきたことも、トレーナーの勉強を重ね、活動してきたことも、実はこいつらのためだったのだと本気で考えている。重症である。
(山根 太治)

出版元:毎日コミュニケーションズ

(掲載日:2011-03-10)

タグ:トレーニング  
カテゴリ トレーニング
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サッカー専用ボディ強化計画
鈴木 章史 三栖 英揮

 サッカーに求められる身体的特性とはどのようなものだろうか。本書は、M's AT projectのスタッフによる「サッカー専用ボディ」をつくりあげるためのトレーニングをまとめている。  冒頭ではパフォーマンスを支えるピラミッド、そしてファンクショナルテストの考え方について紹介。ファンクショナルトレーニング実践として、ドローインから始まる、柔軟性や安定性を高めるための50種類、そしてフィールドトレーニング実践としてすばやく動き出す、減速する、方向転換、跳ぶという4つに対応した26種類が取り上げられている。
 いずれもオーソドックスなエクササイズが中心であるが、最初にポイントを示し、丁寧な解説と豊富な写真でわかりやすく示しているのが特徴である。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:スタジオタッククリエイティブ

(掲載日:2011-03-10)

タグ:サッカー  
カテゴリ トレーニング
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図解最先端テーピング術 「巻く」ではなく「貼って」効く!
岩崎 由純

 サブタイトルに「巻く」ではなく「貼って」効く、とあるように、本書で紹介されているのは非伸縮性のホワイトテープではなく、キネシオロジーテープを用いた方法である。部位ごとに、解剖学的な構造を示し、「手首を反らすと痛い」などのトラブルに対して、どのような方法が効果的かについて写真を使って解説している。動きを制限するためのテーピングのほか、リンパの流れを促進するような「リンパテープ」も紹介している。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:東邦出版

(掲載日:2011-03-10)

タグ:テーピング  
カテゴリ アスレティックトレーニング
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読む筋トレ
森 俊憲

 最初は1日5分から、というように筋力トレーニングを勧めている。スポーツ現場向けというよりは、一般向けの書籍である。また具体的なメニューは少なめで、どのようにしてトレーニングを始め、継続させるかという点に多くのページが割かれている。
 しかし、本書はまさに「読む筋トレ」であり、モチベーションを生み出す思考方法を知ることができる。自分の理想とするイメージを明確にし、実現のために目標設定し、それに向かって前進していくというプロセスは、「ボディデザインは自己探求」という言葉に集約されている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:扶桑社

(掲載日:2011-03-10)

タグ:トレーニング  
カテゴリ トレーニング
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お相撲さんの“腰割り”トレーニングに隠されたすごい秘密
元・一ノ矢

 四股(しこ)、股割(またわり)は良く耳にする言葉ではあるが、腰割りとはどのようなものなのだろうか?
 相撲で四股を踏むときの基本姿勢――まっすぐ立った姿勢から股関節を開いて腰を下ろしていく運動――のことを指し、イメージとしては、ハーフスクワットのような動作と捉えてよさそうである。ポイントは上体を前傾させずに、膝とつま先の向きをそろえて脛骨は地面に対しまっすぐのまま行うということである。
 実際に行ってみると、なるほど、重さがかかっていない分、股関節の動きを意識しやすい。アスリートに行う場合は、トレーニングというよりコンディショニングとしての要素が強いかもしれないが、股関節動作の意識づけとしては導入しやすいと思われる。
 白木仁氏、有吉与志恵氏、安田登氏という各専門家へのインタビューもふんだんに盛り込まれ、そちらも読み応えがある。
(石郷岡 真巳)

出版元:実業之日本社

(掲載日:2012-10-16)

タグ:相撲 四股 
カテゴリ トレーニング
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筋力トレーニング&コンディショニング
廣戸 総一

 12年前に出版された本である。著者は、さまざまなメディアで取り上げられて話題にもなった『4スタンス理論』の提唱者、廣戸総一氏。本書は私自身、その昔自らのトレーニングの参考にさせてもらった懐かしい一冊でもある。
 格闘技団体パンクラスでの活動(トレーナーとしてのみならず、レフェリーも務める)や『4 スタンス理論』、多くの著書などで一般人には比較的知名度の高い廣戸氏だが、4 スタンスどころかストレングスコーチやトレーナーといったコンディショニング部門におけるサポートスタッフが今よりはるかに職業として確立されておらず、さまざまな情報も入手しづらかった1997年の時点においてどのような内容を記していたのだろうか…と久方ぶりにページを繰ってみたのだが、これが意外にもいい意味で「普通」の内容であった。
 投、跳、走などの基礎的な運動動作のメカニズムとそれに関与する筋群のトレーニング紹介、ストレッチやテーピング、簡単な栄養学の基礎知識等を自らが指導する当時のトップアスリートの事例とともに解説している様は文字通り「普通」のトレーニング本である。運動動作時のカップリングモーションや筋出力のタイプ分けを、「シーソー理論」や「腹筋型/背筋型」など独特の言語や分類に落とし込んでいる部分ではオリジナリティを全面に押し出して活躍する著者の現在にもつながる「らしい」部分も垣間見られるものの、全体的な内容は一貫して基本に則したものばかりである。そこに通底しているのはあとがきでも自ら言及している「身体に尋ねてみる」ことの重要性を訴える姿勢にほかならない。
 12年前とは打って変わって、様々なメディアがたった一つのコンディショニングプログラムに莫大な商品価値を付与してしまう現代では、ありもしない「究極のトレーニング」が濫造されてしまうことが業界の大きな問題になっていることは度々述べてきた。だが、そうした「メディアで御馴染み」の指導者の一人が12年前の時点でこうした基本を踏まえた一冊を記していることに、業界の末席としてもささやかな安心と喜びを感じた次第である。
(伊藤 謙治)

出版元:池田書店

(掲載日:2012-10-16)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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体力トレーニング・ワンポイントコーチ
窪田 登

 この本は、初版が1994年11月になる。この頃、日本のオリンピックでの金メダル獲得数は、1992年のバルセロナ・オリンピックで3個、1996年のアトランタオリンピックでも3個、1994年のリレハンメル冬季オリンピックでは1個と、落ち込んでおり、各スポーツ競技力の日本と世界の差が広がっていた頃になる。参考までに2008年北京オリンピックでの獲得数は金9個になる。このころ各スポーツでの国際大会が終わった反省に判で押したような日本人選手の体力不足が挙げられていたことを記憶する。このような時期に発刊された本である。
 本の形式は、体力トレーニングに関するQ&A集である。
 体力トレーニングに関連ある「トレーニングと心理」「トレーニングと栄養」「病気・障害とトレーニング」「筋力トレーニングの基礎知識」「筋力トレーニングのシステム」「呼吸・循環のトレーニング」「トレーニング計画の立て方と進め方」などさまざまな側面から体力トレーニングを捉え、13部で構成される。設問は、指導者なら一度は聞かれたこと、疑問に思ったことから、聞かれても簡単には答えられないような説問、あまりなじみがない用語に対する説問などバラエティに富む。
 たとえば「体力は、競技力とどうかかわっているのでしょうか?」「バイオフィード・バック・トレーニングとは?」「インターバル・トレーニングはどのようにして生まれたのでしょうか?」などである。読み進めていくと同じ趣旨の質問であるにもかかわらず、回答者によって答えが異なるものもある。当時、まだその部分が十分に究明されていないためであるが、このような回答が、時を経てどのような回答になっているのかを考えることもできる。  回答者(著者)は、筋力トレーニングの分野は窪田登氏、スポーツ医学の分野は福林徹氏、栄養分野は太田冨貴雄氏、心理分野は加藤久氏など6名で構成されている。トレーニング界、スポーツ医学、スポーツ栄養学などの黎明期を支えた人たちである。現在も一線で活躍されている人も名を連ねている。スポーツ界の発展を願う熱いエネルギーを回答から感じるのは筆者だけだろうか。
 発刊された時代と比べて体力トレーニングに関する本も多くなったが、各分野に特化した内容のものが多い。専門的な研究だけでは、さまざまな場面で対応することは難しく、この本のように、体力トレーニングに関連ある様々な分野から横断的理解を深めることが必要である。
 もう1つの特徴は、回答のなかに歴史的流れを多く述べていることである。いつ、誰がこのトレーニングを始めたのか。いつ、誰がこの用語を使い始めたのか。どのような経緯を通じて発展してきたのかなどが多く含まれている。歴史的な流れを知ることで読者は深い理解をすることができる。また知り得た内容について深く学習する足がかりとすることもできる。このような内容を織り込んでいる本は他にあまりみない。
 体力トレーニングによって成果を得るためにはしっかりとした理解が必要である。適切に体力トレーニングが行われて初めて最大級の効果を生みだす。本書は体力トレーニングに関心を持つスポーツ選手はもちろん、トレーニングに興味のあるすべての人が対象となる必読の書になる。
(服部 哲也)

出版元:大修館書店

(掲載日:2012-10-16)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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スポーツ競技学
L.P.マトヴェーエフ 渡辺 謙 魚住 廣信

 運動学やコーチングを学術的に学ぶ上で、避けて通れないのが旧東ドイツのクルト・マイネルとロシアのレフ・パヴァロッチ・マトヴェーエフの両巨頭である。マイネルが人文学的要素が強いのに対して、マトヴェーエフは自然科学の要素が強い。
 そんなマトヴェーエフの集大成とも言える本書の概念はトップアスリートの現場を骨太に支えている。本書で述べられている長期計画、試合から逆算して各段階においてするべきトレーニングは4年周期のオリンピックでメダルを目指すためには欠かすことができない。
 またピリオダイゼーション、ピーキング、テーパリングという考え方は場合によっては真面目な日本人には馴染みにくい考え方かもしれないが、本書を読めば納得し、オリンピックのない年であっても選手の成績の変動を温かく見守ることができるかもしれない。
 また普段はそれほど追い込んで練習はせず、試合が近づくと人が変わったように練習やトレーニングを頑張るものの、勝利に結びつかない選手が読むと、いかに自分が勝てない練習をしているのかがわかるかもしれない。いわゆる“試合前”よりも前の準備として何ができていなければならないのかが記されている。
 ロンドン五輪がある2012年はリオディジャネイロ五輪のスタートの年でもある。スポーツの現場を志す方はもちろん、現在スポーツの現場に関わっていない会社員でも、会社の朝礼などで長期計画の重要性を説くにはお勧めの書である。
(渡邉 秀幹)

出版元:ナップ

(掲載日:2012-10-16)

タグ:トレーニング ピリオダイゼーション テーパリング ピーキング  
カテゴリ トレーニング
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体力づくり手帳1981
窪田 登

 これは書籍ではなく、文字通りの手帳である。だが、ただの手帳ではなく、体力づくりのガイドが前に掲載され、そのガイダンスにしたがってトレーニングをしていき、その日々のトレーニング量を部位別、目的別に記入できるユニークなスペースが日誌形式で1年分(または3カ月分)まとめられている。
 トレーニングは、スタミナ(5種目)、筋力(22種目)、柔軟性(6種目)の3つに分けられ、それぞれ詳しく解説されている。競技スポーツ者向けというよりは、一般人の体力づくり用であるが、使い方によってはスポーツマンにも役立つだろう。
 市販はされていないが、上記に問い合わせれば見本を送ってくれる。企業など、数がまとまれば、企業名を入れてつくってくれるそうだ。日誌による管理は重要であり有効だ。こういう考え方は一般人よりまずスポーツマンが身につけるべきことかもしれない。
窪田 登 監修
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ICインテリジェンス・カウンセル

(掲載日:1980-12-10)

タグ:トレーニング日誌 
カテゴリ トレーニング
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トレーニングの科学 パワー・アップの理論と方法
宮下 充正

 本書は「科学をあなたのポケットに」と謳われた講談社ブルーバックスの一冊である。したがって「トレーニングの科学」と題されてはいるが、研究者向けのものではなく、スポーツ選手やスポーツ愛好家(指導者を含む)を対象にして書かれている。
 科学は、現代人のあらゆる生活に浸透し、あまりに科学万能が叫ばれるため、70年代にはその反動も見られた。しかし、ことスポーツに関しては、「科学的」といわれるものの、現場においては、結局科学も経験や精神に一歩譲らねばならないのが現状である。もちろん例外はあろうが、それだけスポーツ科学は、実際には現場に根を下ろすに至っていないといえよう。研究のレベルでは様々な解明が進みつつあっても、その成果が実践の場になかなか生かされないという事情も確かにある。
 そこで求められるのが本書のような科学的基礎知識(とはいっても気軽に読み飛ばせるものではない)と多くの実際的プログラムとともに解説したものである。
 著者である宮下氏は、本誌の読者には連載を通じてすでにお馴染みであろうが、本書の内容は、この連載をもっと一般向けにし、体系立ててまとめたものと考えればよいだろう。章題を列記すると、プロローグ「スポーツの記録は何によってきまるか」一「自分のからだは変えることができる」二「運動を生み出すのは筋肉だ」三「運動を長続きさせる肺と心臓」四「トレーニングの基本的条件」五「ハイ・パワーのトレーニング」六「ミドル・パワーのトレーニング」七「ロー・パワーのトレーニング」八「トレーニングと食事」九「トレーニングと男女の差」十「年齢に応じたトレーニング」エピローグ「中年からのトレーニング」となっている。
 筆者もいう通り「かならずしも科学的トレーニングだけが、良い記録を生み出す万能薬ではない」が、本書に含まれている知識と、そこに示唆されている事柄は、実際にトレーニングを行ううえで、またスポーツ活動全体に多くのものをもたらしてくれることだろう。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:講談社

(掲載日:1981-03-10)

タグ:トレーニング科学 
カテゴリ トレーニング
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スポーツ選手のための筋力トレーニング
波多野 義郎 鈴木 秀雄

 この本は元来、米国ユニバーサル社が考案し発売したトレーニング・マシーン、ユニバーサル・マシーンの使用解説のために書かれたものの翻訳である。したがって、大半はユニバーサル・マシーンを使っての運動の解説であるが、その前後にはトレーニングの全体を論じた項が付されており、なぜトレーニング・マシーンが必要なのかが理解しやすく書かれている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ソニー企業株式会社アスレティック営業部

(掲載日:1981-03-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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トリム家庭読本 こころとからだの健康づくり
武見 太郎 余暇開発センター

 ブックハウス・エイチディ刊『ザ・スポーツメディスン・ブック』のなかでゲーブ・マーキン博士は「体力作りや試合に備えて体調をベストにするトレーニングは、健康、幸福、長寿のためのトレーニングと同一のものである」と述べている。『トリム家庭読本』と題された本書は、その名が示す通り一般家庭での健康作りをテーマとしているが、競技選手やその指導者が体力作りを考えるうえで大切なことがイラストや図表をふんだんに使って分かりやすく解説されている。たとえば、第2章の「持久力をつけよう」では、エアロビクス理論を中心にトレーニング時の望ましい心拍数(ターゲット・ゾーン)の説明や、第3章中の「トレーニング中のチェック」、第7章の「栄養のトリム」は、どのスポーツマンにも基礎知識として必要なものばかりである。「体力」を科学的にとらえ、効果的にその向上を考えるなら、基礎を正しく理解しておくことがそのスタートとなる。科学的となると難解な図表が並び、文章を読んでも専門的用語に満ちて、一般読者にはとっつきにくい傾向があるが、高度な内容がよく噛みくだかれているのが本書の特徴である。
 こういう書を通じて、体力に関する正しい知識が家庭内に入っていくことは、とても大切なことであり、また望ましいことである。

武見太郎総合監修、(財)余暇開発センター編集
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ぎょうせい

(掲載日:1981-06-10)

タグ:運動処方 
カテゴリ トレーニング
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アスレチック・トレーニング入門 スポーツ傷害の管理
R.J.Carey G.D.Reinholtz J.W.Schrader M.J.Smaha 小林 義雄 波多野 義郎

 月刊トレーニング・ジャーナルでの特集頁その他でトレーナーの重要性については何度も触れてきているが、体育、医学両面において十全な知識と技術を持ち合わせたトレーナーが日本にはまだまだ少ないのも事実である。そして、いわゆるトレーナー学を学ぼうとしても体系立てられた信頼のおけるテキストがないことも、逆にトレーナーの側から再三指摘されている。
 その現場での要求をかなり満たすと考えられるのが本書である。原書はNATA公認トレーナーが学生指導用にまとめたトレーナー志望者のための自己研修用教則本である。全体はたとえば「83. 捻挫は、関節を安定させている靭帯の引っ張りもしくは完全な裂離をともなう関節傷害である。」という記述のあと「靭帯の裂離もしくは引っ張りを__とみなす。」という欄があり、右欄にその解答として「捻挫」とある。こうして読み進み、自分でチェックすることで覚えていくわけだ。この項目数、実に1838に達する。知識を身につけるとともに、アメリカの学生トレーナーがどれほど勉強するかを知ることもできる。もちろん知識だけではなく、併せて経験をも積まなければならないが、そのよき教則本として大いに利用活用できるだろう。

R.J.Carey, G.D.Reinholtz, J.W.Schrader, M.J.Smaha
小林義雄、波多野義郎訳
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ソニー企業株式会社アスレチック営業部

(掲載日:1981-08-10)

タグ:スポーツ医科学 アスレティックトレーニング 
カテゴリ アスレティックトレーニング
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テーピング
鹿倉 二郎

 今さら紹介するまでもない鹿倉氏の待望の書。現在日本でただ1人のNATA公認トレーナーの鹿倉氏らしく、テーピングをテクニックだけで捉えず、常にトレーナーの仕事の一環という視座を失わず述べている。その意味でトレーナーのひとつのテキストとしても重宝だろう。全体は大きく3つに分けられ、パート1基礎編でテーピングの概論、パート2実践編で足から始まり指に至るまでの部位別、目的別テーピングを解説、パート3アスレチック・トレーニングではトレーニング、コンディショニング、リハビリテーションなどについてよく整理し分かりやすく述べている。全頁2色刷で要点が明瞭であるのも親切である。
 これまでテーピングの本は何冊か出されているが、多くは巻き方の説明が中心で、なぜそうすべきなのかということについては、あまり触れられていない。本書では各部位の具体的テーピングに入る前に構造と働きを説明し、その部位に多い傷害についても述べている。テーピングは巻く技術以上にこういった知識が必要であることはいうまでもないが、その点で優れた内容となっている。なんとなくテーピングを覚えたつもりでテープを使っている人には、ぜひこの書を読んでいただきたい。本誌読者に強く勧める所以である。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:講談社

(掲載日:1982-01-10)

タグ:テーピング 
カテゴリ アスレティックトレーニング
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年齢別 少年野球トレーニング法
吉松 俊一 柴 孝也 鎌田 哲郎

 月刊トレーニング・ジャーナルでも野球のトレーニングについて執筆中の吉松俊一氏のほかに、野球に関わりの深い2人の医師が、少年や球の指導法について、スポーツ医科学の視点に立って、しかも十分わかりやすく解説した書。
 第1章から4章までは、文字通り子どもの体力やトレーニングを中心に述べてあり、第5章ではスポーツ障害とその予防、第6章子どもの日常と生理および心理、第7章少年野球の科学、と野球をよく知っている医師ならではの内容で構成されている。とくに第4章の年齢別基礎体力トレーニングは、野球に限らず、子どもの運動を指導する人が基本とする事柄が多く述べられている。指導者や親にとって、子どものからだについて再認識するうえでも面白い本といえるだろう。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:講談社

(掲載日:1983-01-10)

タグ:野球 
カテゴリ トレーニング
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野球のトレーニング
平野 裕一

 著者については今さら説明するまでもない。本誌読者、またT.J.ブックス『ダニーのベースボール・ドリル294集』の読者にとってはお馴染みのはずである。何度か本誌に執筆していただいたこともあるし、『ダニーの…』の訳者でもある。東京大学の教育学部において体育学を研究し(大学院卒)、1980〜82年同大学の野球部監督を務めた人である(現在は同大学教養学部体育学科教官)。
 こういう経歴をあえて記したのは、この著書にその足跡がにじみ出ているからである。『野球のトレーニング』という書名から、人はすぐにバッティングやピッチング、走塁、フィールディングに直結するものを想像するであろうが(著者はもちろんそれを念頭に置いているだろうが)、前半は直結というよりは、これまでなおざりにされがちであった野球の科学的側面に正面から取り組んでいる。少しでもそのような姿勢を持つ野球関係者には待望の記述がそこにあふれている。科学的視点を有し、実践的経験を踏まえた著者が、科学の舟から野球へ矢を放つのである。あえていわせていただければ、もうこの種の本を硬いとか、取っつきにくいとかいうようでは、怠慢のそしりは免れないのである。野球を熟知する人なら素直に読み進める科学的野球のトレーニング解説書なのである。
 後半は写真を豊富に使用し、具体的にトレーニングを理解し、利用できるようになっている。
 時代は変わるものである。若い時代に学問的基礎を身につけ(つまり視点を確立し)、実践を踏まえてものを語ること、そしてさらに研究を続けること(あくまで現場から離れず)、これができる人が今以上に増えねばならない。その1つの兆しがこの書であるといっても過言ではない。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:大修館書店

(掲載日:1984-05-10)

タグ:野球 
カテゴリ トレーニング
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エンデュランストレーニング
トレーニング科学研究会

 本書では、“局所的持久力や全身的な持久力の改善を目的として行うトレーニング”をエンデュランストレーニングと定義している。
 様々なスポーツで走り込みなどのエンデュランストレーニングを行ってはいるが、目的をしっかり把握してトレーニングをしているアスリートやコーチは多くないと感じる。それどころか、非合理的な根性論が蔓延し、トレーニングはきつくなくてはいけない、あるいはきつければよいという、時代錯誤な考えが根強く残っている。ただ単に時間や距離を多くこなすだけのエンデュランストレーニングでは、パフォーマンスの向上につながらないだけでなく、障害のリスクを高めてしまう。
 本書では、エンデュランストレーニングを科学的に分析し、論じている。長距離走、スピードスケート、競泳をはじめとして15種類の競技スポーツにおけるエンデュランストレーニングの現状と科学的考察や、暑さや寒さとの関係、加えて幼児やマスターズの選手のエンデュランストレーニングについても書かれている。
 18年も前の本ではあるが、エンデュランストレーニングの科学の土台が紹介してあり、そのアプローチは現在においても古さを感じさせない。
(久保田 和稔)

出版元:朝倉書店

(掲載日:2013-01-22)

タグ:エンデュランストレーニング 長距離 スケート 水泳 
カテゴリ トレーニング
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日本人が知らない体幹の使い方
山田 英司 チャモアペット・ハーパラン

 本書はムエタイの身体の使い方から技の説明をしたものである。ムエタイ9冠王のチャモアペット・ハーパラン氏をモデルとした写真、DVDで動きの解説も見て理解できる内容である。最近の若い世代で日本人とタイ人では体型の違いによるということはなくなってきており、身体の使い方が文化によって異なることがムエタイを習得させにくくしているようだ。
 我々日本人のほとんどの武術において、丹田を落とし下半身を安定させることが要とされているが、ムエタイは高い胸部に重心を置いて動作を行う。また日本の武術では上半身の脱力を重要視するのに対し、ムエタイでは構えから両肩を上げ、胸を丸め、上半身は極度の緊張を保ち、下半身はインパクトの瞬間以外は脱力する。日本の武術とあらゆる点で正反対なところが面白い。
 ムエタイはとてもシンプルなところにも驚く。日本人はコンビネーションやフェイントテクニックなど豊富にもっていてもなかなかかなわないようだ。ムエタイは反応の格闘技といい、自分で身体をコントロールする、主にカウンターを狙う、蹴れる場所を蹴る、受け技の数を絞る、バランスを保つ…これが原理である。
 体幹の使い方として、丹田中心の動作を胸部に重心を置くことを受け入れ、バランスが取れる身体になるとよさそうだ。伸長力・捻縮力という著者の言葉は、スポーツ全般で使われている身体動作のような気もする。ムエタイをやり始めたが身体の使い方が理解できない方や、それ以外でも武術の上達を考えている方に役立ちそうだ。
(安本 啓剛)

出版元:東邦出版

(掲載日:2013-01-30)

タグ:体幹 格闘技 
カテゴリ トレーニング
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スポーツトレーニング
浅見 俊雄

 日本の指導者、つまり監督やコーチに対する批判は、いろいろなところで聞かれる。たとえば、根性主義で「気合を入れろ」とか、「しっかりしろ」というだけで、いう通りできないと“罰”としてウサギ跳びでグラウンドを1周させたり、水をかけたり、ひっぱたいたりする。あるいは、やたら練習時間が長く、バテるまでやって初めて満足し、その内容的質を考えない。経験に頼り、客観性がない。あといくらでも挙げていけるだろう。それはいかにもありそうなことである。書評子も昔そのような体験をいやというほどしてきた。しかし一方で、優れた指導者の姿も数多くみることができた。熱心な指導者は、昔も今もよりよい方法を求め、選手を育てる情熱を持って、勉強を重ね、努力を積んでいる。それは間違いない。ただ、昔と今とでは、スポーツ科学のもたらすところがかなり違う。荒っぽくいえば、昔はスポーツ科学は現場に存在しなかったのである。今はどうか。スポーツ科学は盛んになり、多くのことが解明されつつあるが、それが現場に活かされないという。
 本書の著者はだからこそ、この本を書いた。「スポーツ科学は現場に応用され、実際のスポーツの実践に役立たなければ意味を持たないものであるが、科学として語られる言葉が、そのまま現場の言葉として通用するものではない。その科学と現在との間にあるギャップに橋渡しをする、科学の言葉を現場に通用する言葉に翻訳するのが本書の最大の目的である」(序章より)
 これは、著者がスポーツ科学者(東京大学教養学部教授、体協スポーツ科学委員会・競技力向上委員会の委員)であり、またサッカーの選手でもあったし、同じく日本ユース代表チーム、大学チームの監督も務め、審判員としての経験も長いという経歴からも、その必要性を肌でヒシヒシと感じているからだろう。だから、「スポーツ科学は生まれて間もない(中略)学問といってよく、実践に対して大きな口をきけるだけの蓄積がないのが現実である。(中略)今のところは現場の実践での経験の積み重ねを後追いしてその経験の中にある法則性や普遍性を見出そうとしている段階であるといってよい」(1章より)というものの、ザトペックのインターバル・トレーニングやフォスベリーの背面跳びが、ひとたび科学によって理論が明らかにされると、秘法が誰にでも間違いなくその方法を向上させるものとなるという実例を挙げ、科学の持つ重要性、役割についても分かりやすく説いていく。そのような視点でスポーツにおけるトレーニング全般を語っていったものが本書である。「主な目次」の項を参照していただきたいが、冷静にそして親切に述べられているため、“科学嫌い”の指導者にも、さしたる抵抗もなく科学の世界に入っていける。著者が“スポーツトレーニング”を①体力のトレーニング、②技術のトレーニング、③戦術のトレーニング、④意志のトレーニング、⑤理論のトレーニングと5つに分けて論じていくのも、現場の人には分かりやすく納得のいくものではないだろうか。
 紙数に限りがあるので、著者の視点が捉えやすい箇所を引用しておこう。P87「d. 技術や戦術のトレーニング形式でのインターバルトレーニング」という項で、インターバル・トレーニングは走以外の形式でもできるが、時間を考えると、ボール・ゲームではスタミナ向上と技術や戦術の向上の療法を同時にトレーニングさせることが得策になり、「たとえばサッカーでいえば、ドリブルやパス、あるいは1対1、3対2、2対2などのボールの奪い合いなど、かなり激しく動き回ることが内容となる技術・戦術の練習を急走期にあて、緩走期にはゆっくりボールを回すなど、あまり動かない練習内容をあてる。テニスやバドミントンでは1人がボールやシャトルを次々に出して、1人はそれを動いては打ち、動いては打ちを繰り返すというようなやり方である」と述べる。そして「この際にもっとも大切なものは、インターバルトレーニングの走にボールを扱うことを加えるという考え方ではなく、技術、戦術の練習としての意味のあるものを、インターバル的な考え方で組み立てるということである」とポイントを指摘する。もっと細かく紹介したいが、あとはぜひ本書に当たっていただきたい。
「スポーツの指導やトレーニングということは、人間の総体に働きかける、きわめて大きな事業であることを十分に認識し、自分の役割の大きさを肝に銘じて、真摯な気持で取り組むべきものであることを最後に強調し、またそうした活躍を心から期待する」(P162)というむすびの言葉に、素直に反応でき、理解できる指導者は数多いはずである。こういった“スポーツ科学”書が広く読まれてほしい。





主な目次
序章 本書の内容と目的
1. スポーツ科学とトレーニング
 1.スポーツ科学とは
 2.スポーツトレーニング
 3.スポーツトレーニングの内容
 4.スポーツトレーニングの原則

2. 動く身体の構造と機能
 1.身体を動かすエンジン――筋
 2.筋力の強さを決める筋の太さと集中力
 3.スタミナを支える呼吸循環機能
 4.体力トレーニングの原則―オーバーロードの原則
 5.トレーニングの目的と方法の選択
 6.体力トレーニングと技術トレーニングの関係
 7.筋パワーのトレーニング
 8.走を利用したパワーとスタミナのトレーニング
 9.環境条件を利用したトレーニング
 10.動きのトレーニング

4.技術と戦術のトレーニング
 1.技術と戦術のかかわり合い
 2.技術・戦術を司る身体の機能
 3.技術・戦術の練習方法の原則

5.意志のトレーニング
 1.意志はトレーニングできるか
 2.日本の現状と問題点
 3.意志のトレーニングの考え方

6.発育・発達とトレーニング
 1.発育期のスポーツ活動の現状と問題
 2.発育発達期のトレーニングのあり方

7.トレーニング計画の立て方
 1.基本的な考え方
 2.具体的な計画の立て方・進め方

8.スポーツ指導者の役割
 1.必要なスタッフと役割
 2.規模に応じた役割の兼担
(清家 輝文)

出版元:朝倉書店

(掲載日:1986-01-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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ロード競技トレーニング ホビーレーサーからトップアスリートまで
ヴォルフラム・リントナー 安家 達也

 副題に「ホビーレーサーからトップアスリートまで」とあるように、さまざまなレベルの競技者に向けてのトレーニング法を紹介している。
 どのレベルでも共通しているのは、現在の自分の状態を把握し、目標の設定をすることから始めることだ。ただし、現状把握も目標設定も、願望に強く影響された主観的なものではなく、客観的な根拠を伴っていることが重要である。
 本書では、根拠となる基準の求め方、目標設定、達成後の再設定など、トレーニングプラン設計の重要性を解説している。ロード競技の競技力向上に必要な要素、条件をカバーしている一冊と言えるだろう。
(西澤 隆)

出版元:未知谷

(掲載日:2013-03-18)

タグ:自転車 トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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体幹パフォーマンスアップメソッド
木場 克己

 本の著者、木場克己氏は只今サッカー日本代表男女代表選手などをバックアップしていることやメディアなどでもよく目にすることもあり筆者の展開しているメソッドは私個人的にも以前から興味があることでした。本の題名から体幹という言葉で「体幹トレーニング」のことについて書かれているのだろうと想像するのはそんなに難しいことではないでしょう。そして「体幹トレーニング」について深く興味を持つ「アスリート」「指導者」「治療家」はとても多いと思います。
 本書は「柔軟性」「体幹力」「バランス力」「アジリティ」の4つの要素の重要性を示しています。「柔軟性」「体幹力」「バランス力」「アジリティ」のコンセプトを各種トレーニング方法として4つの要素プラス「自分の身体を知ること」「クールダウン」のコンセプトを追加して6つの方法としてステップアップの方法・理論がわかりやすく説明されています。「体幹が弱いからパフォーマンスがうまく表現できていない」「体幹を鍛えればパフォーマンスがアップする」というようなことはいろいろな現場でよく聞きますが、そのフレーズが意図している結論に達することがなかなかないのが現実です。そんな難解なキーワードをわかりやすく明解に紐解いてくれる内容となっています。
 体幹が表すものは非常に難しいです。簡単にイメージしやすいものがいわゆる腹筋運動が挙げられます。ただ体幹機能=腹筋運動すなわちお腹周りの筋力強化と捉えてしまうのは理解として必要十分とは言えないと思います。本書でも柔軟性(筋固定化→骨盤安定化→連動性)、バランス力(軸足→両足→全身)、アジリティ(軸のブレ→ステップワーク→連動性)というプログレッション方法が説明されていますが、腹部のみと捉えるような身体の一部分を指すということではなく全体として捉えているように受け取ることができます。さらにトレーニング=アスリートや若い世代のものという枠組みではなく、そのステージに合わせてアレンジされるべきですし、そして本の中ではアレンジの仕方についてもしっかりフォローされていますので、若い方から年配の方まであらゆるステージで体幹トレーニングを愛用するための入門書として最適な一冊ではないかと私は思います。
(鳥居 義史)

出版元:カンゼン

(掲載日:2013-04-10)

タグ:体幹 
カテゴリ トレーニング
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「大腰筋」トレーニング&ダイエット 40歳からできるきれいボディ
久野 譜也

 大腰筋という筋肉は、最近メディアでもよく取り上げられ一般の方にも浸透しているように思うが、著者はまだあまり知られていなかったときにトップアスリートの筋肉をMRIで撮影して興味から発見した第一人者のようである。
 役割を調べていくうちに足を上げ前に進むための重要な筋肉ということがわかり、スポーツでは腰が大事ということをより説明しやすくなったのと、高齢者の寝たきり予防を防ぐことにもつながった。寝たきりを防ぐための研究で、高齢人口の多い茨城県大洋村で高齢者の身体データをとり、トレーニングをさせ、高齢者でも身体の機能を向上できることを証明した。
 ここまでの内容とタイトルから、大腰筋に特化したことが展開されると思ったが、全身のストレッチ、下肢を中心とした全身のトレーニングが掲載されている。とくに大腰筋のトレーニングは書かれてないと思える。
 後半はダイエットの方法が書かれているが、筋トレ、ウォーキング、食事の工夫といたってシンプルな内容である。大腰筋を鍛えたいという方にはお勧めできないが、年を取って身体を動かさなくなり、生活習慣病が気になるという方にはお勧めの一冊である。
(安本 啓剛)

出版元:主婦と生活社

(掲載日:2013-06-04)

タグ:大腰筋 
カテゴリ トレーニング
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理想のカラダをつくる筋肉トレーニングBOOK
横山 格郎

 スロートレーニングとスピードトレーニング、プログラムのつくり方の実例の全3パートで構成。各種目を見開き2ページに収め、狙いを絞ってわかりやすく解説している。動かし方やスピードに関しては、DVDでチェックできる。自重のほか、ダンベル、バランスボール、バランスマットを使った部位別トレーニング種目を紹介。コラムには水分補給やシェイプアップに向けた食事、各トレーニングの意義について書かれている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:成美堂出版

(掲載日:2007-06-10)

タグ:トレーニング  
カテゴリ トレーニング
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筋力トレーニング100年史
窪田 登

 具体的なトレーニング例と同時に、そのバックグラウンドとなる理論がまとめられている。窪田氏の個人的なエピソードも紹介され、紀元前から近代にかけて、トレーニングに関する100年をみわたすことができる。さまざまなトレーニング方法が生まれ、普及していく様子がうかがえる。1986年の「筋力トレーニング法の変遷――100年史」を大幅に加筆訂正されたもの。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:体育とスポーツ出版社

(掲載日:2007-11-10)

タグ:トレーニング 歴史  
カテゴリ トレーニング
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DVDで見るテーピングの実際
栗山 節郎 川島 敏生

 テーピングの教本は今までにもたくさん出版されてきました。それらのほとんどがアメリカのスポーツ、とくにアメリカンフットボール選手、バスケットボール選手を対象にした使用法をまとめた教本です。彼らのような巨漢の選手の体格や強度、競技特性を知らなければ、そこで紹介されているテーピングの巻き方はその選手たちにとってよくても、日本人にとって適切とは言えません。
 今回の栗山先生と川島先生の著書では、本書では身体の機能を考慮してテーピング法を再考し、テーピングのあり方が紹介されています。現場で活躍するトレーナーによってよき指標となることでしょう。
(比佐 仁)

出版元:南江堂

(掲載日:2007-11-10)

タグ:テーピング  
カテゴリ アスレティックトレーニング
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パワー獲得トレーニング よくわかるプライオメトリクス
有賀 誠司

 プライオメトリクスに関して、日本人によって記述されたおそらく国内初の専門書籍。カラー写真を多用し、動作のポイントを示すとともに、100種目について動画(63分のDVD)で確認できる。プライオメトリクスとは何かから始まり、導入にあたっての注意点、プログラムの組み方、実際の内容についてまとめられている。65の基本種目と、スポーツ動作に応じた専門種目に分けて丁寧に解説し、種目別のプログラム例も紹介している。トレーニング内容やコンディショニングに関して澤野大地選手(棒高跳び)へのスペシャルインタビューや、著者の有賀氏と東海大学バレーボール部との座談会も掲載。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:新星出版社

(掲載日:2007-11-10)

タグ:トレーニング プライオメトリクス  
カテゴリ トレーニング
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スポーツトレーニングの常識を疑え
日本トレーニング指導者協会

 タイトルでは「常識を疑え」、また目次をみても、「“ベンチプレス&スクワット信仰”を疑え」などと刺激的な言葉が並んでいる。しかし、内容的には理にかなったことを行おうというものであって、決して従来のトレーニング方法を単純に否定するものではない。前書きににあるように、新しいアイデアや仮説が生み出され、検証されていくプロセスは「教条主義とは無縁の、素朴な疑問や眼前の事実を大切にする、ある意味で『勇気ある』コーチによってのみ進められていく」(長谷川裕氏)という立場から、誤解されやすいトレーニング方法や理論に対して、正しい理解を促し、最新の考え方に触れてほしいというメッセージが込められている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ベースボール・マガジン社

(掲載日:2007-12-10)

タグ:指導 トレーニング  
カテゴリ トレーニング
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オーストリア方式のアルペンスキー トレーニング・マニュアル
ウドー アルブル 岡野 五郎 菅原 誠 加藤 満 乗安 整而

 スキーはとても素敵なスポーツで人気も高いが、競技となる世界レベルにおける日本人の活躍は稀である。これまでスキーの技術書はたくさん書かれているが、それ以前のトレーニングに関する本というのは少ない。『オーストリア方式のアルペンスキー トレーニング・マニュアル』(ウドー・アルブル、加藤満、岡野五郎、菅原誠、乗安整而著、富士書院)は、「スキー選手の体力トレーニングを展開していくうえで必要とされるトレーニング学の基礎についてまとめたもの」であり、「できるだけ実例をあげてわかりやすく」なっている。運動生理学、解剖学、栄養学、スポーツ医学など諸分野からアプローチされていて、スキーを専門としていなくとも、スポーツ・トレーニングを知るうえで大いに参考になる。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:富士書院

(掲載日:1986-08-10)

タグ:スキー アルペンスキー  
カテゴリ トレーニング
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競技スポーツ別ウエイトトレーニングマニュアル
有賀 誠司

 トレーニングを通して、いかに成果に結び付けていくか。このコンセプトに基づき、トレーニングに関する理論をコンパクトにまとめ、代表的なスポーツ動作改善を目的とした専門的エクササイズを紹介している。これはスプリント、ジャンプ、方向転換など63種目にわたる。次にスポーツ競技に特化したトレーニング計142種目を紹介。動作ごとにウェイトトレーニングからプライオメトリックまでの組み立てが可能。示唆に富むコラムも参考となる。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:体育とスポーツ出版社

(掲載日:2008-01-10)

タグ:トレーニング 競技別  
カテゴリ トレーニング
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トレーニング指導者テキスト理論編・実践編
日本トレーニング指導者協会

 JATI認定トレーニング指導者の公式のテキストとして、理論および実技について広い範囲にわたる内容がコンパクトにまとめられている。理論編では体力学、機能解剖、バイオメカニクス、運動生理学、栄養、心理などが網羅され、救急処置も詳しく解説されている。機能解剖では、大きな図版が多く使われ、理解を助けている。実践編では、目的に応じてどのようなトレーニングを行うか、その指導にあたっての理論的な裏づけや実際の方法、その効果をどう測定していくかについて詳しく書かれている。トレーニング方法については、1つの項目に多くの写真が使われており、ポイントや応用のヒントが詰まっている。情報の収集や活用の仕方についても述べられている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:大修館書店

(掲載日:2008-03-10)

タグ:トレーニング  
カテゴリ トレーニング
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スポーツ・コーディネーショントレーニング バスケットボール編
竹内 敏康 日本コーディネーショントレーニング協会

 バスケットボールに特化した48のコーディネーショントレーニングのメニューを紹介。書籍では意識すべきポイントをわかりやすく解説し、55分のDVDで実際の動きを見ることができる。狙いは神経系への多面的な刺激により状況判断や情報処理の力を高めること。そのためエクササイズはバリエーションを豊かにすることが重要だという。ウォーミングアップに用いることも可能。工夫次第で無限のバリエーションが展開できそうだ。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:スキージャーナル

(掲載日:2008-04-10)

タグ:コーディネーショントレーニング バスケットボール  
カテゴリ トレーニング
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インナーマッスルを使った動きづくり革命 part1
森川 靖

 バスケットボール界で選手および指導者として経験を積んできた著者。あるとき、上手な選手とそうでない選手の間で、ウォーキングランジの動きが違っていることを見つける。そこから、インナーマッスルの重要性、柔軟性の重要性に気づき、コンディショニングエクササイズを考案する。梨状筋などの位置を確認する方法を紹介し、それらをゆるめるための「レッグ・ボールローリング」などを写真を多用して解説。これは自分で動かしてよりよく機能させる方法である。また、尻を締めたスクワットやハックスクワットを正しいフォームを行い、「尻締めジャンプ」を行うことで、大腿四頭筋ではなく大殿筋を使った動きを可能にするという。『マッスル・アンド・フィットネス 日本版』にて掲載された内容をまとめたもの。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:あほうせん

(掲載日:2008-06-10)

タグ:バスケットボール インナーマッスル  
カテゴリ トレーニング
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FIGHTING FIT
Adrian Weale

 本書は英国陸軍特殊部隊(Special Air Service)で採用されているトレーニングを紹介したものである。タイトルこそ“FIGHTING FIT”となっているが、決して戦場で勝つためのトレーニングばかりを取り上げているのではなく、自分の身体を知ること、健康的な食事、ケガの手当てなど、内容は多岐にわたる。
 前半部で以上のことを踏まえた上で、後半部では戦場を想定した実戦訓練(山岳地帯、森林、夜間の行動、野宿、携行品など)について書かれている。後半の戦場のサバイバル術は我々の日常生活になじみが薄いかもしれないが、前半部で取り上げているフィットネスの基礎知識、食事について、トレーニング計画など、自分をよく知り、よりよい習慣を身につけることで、体質改善を目指すうえでは大いに参考になるだろう。
 とくにアルコールと喫煙が及ぼす悪影響については非常にわかりやすく書かれている。「軍隊式だから」と身構えることなく、生活の一部として取り入れてほしい。
(西澤 隆)

出版元:Chapmans Publishers

(掲載日:2013-09-20)

タグ:サバイバル 軍隊式フィットネス トレーニング  
カテゴリ トレーニング
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健康・運動の科学 介護と生活習慣病予防のための運動処方
田口 貞善 小野寺 孝一 山崎 先也 村田 伸 中澤 公孝

 サブタイトルにある介護の部分では、我が国が取り組んでいる介護予防の事業についてもわかりやすく詳しく記載されている。私はこの事業にも関わっていたが、運動指導を生業とする方にとっても、今後この事業が身近に感じられる領域であることは間違いないと言っても過言ではないだろう。
 また実践的な視点からでは、著者らが研究結果から効果的な運動を紹介されている。私にとっては目新しい運動が数多く、またわかりやすく記載されており、新たな引き出しが増えて勉強になった部分である。
(河田 大輔)

出版元:講談社

(掲載日:2014-04-16)

タグ:運動処方 生活習慣病 健康科学 
カテゴリ トレーニング
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ジュニア格闘技・武道「安心安全」強化書
二重作 拓也

 格闘技のみならず、スポーツの指導において最優先されるべき「安全」。とくにジュニア世代の指導は「身体」「心」ともに変化が大きく、また早く、大人が予測しないようなケガや事故が起こってきます。とくに、格闘技の特性である相手にダメージを与えるということを考えればなおさら危険度は高くなってきます。
 では、どうすれば「安全」に思いっきり格闘技を楽しめるようにしてあげられるのか? それには、まずそれぞれの年代における身体の特徴を理解できているかということ。また、格闘技の基本となる動きとトレーニング方法を知って、伝えられるということ。そして、もしケガしてしまったとき、素早く対応することができるかということです。
 本書は格闘技に深く関わっておられるスポーツドクターの目線からジュニア世代の特徴、基本動作とトレーニング方法、いざというときの対応方法が書かれています。私自身もいろいろな種目の子ども(ジュニア世代)と関わらせてもらっていますが、基本、基礎と言われるものがおろそかにされている印象が強くあります。より安全で、もっともっと格闘技、スポーツを楽しめるようにサポートをしてくれる1冊です。
(大洞 裕和)

出版元:東邦出版

(掲載日:2014-05-12)

タグ:格闘技 スポーツセーフティ 
カテゴリ トレーニング
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トレーニングを学ぶ 体育授業における理論と実践
関口 脩 下嶽 進一郎

 トレーニング理論だけでなく、実践的な内容も含まれた、今までにありそうでなかった本である。
 デッドリフト、フロントスクワット、ジャンプエクササイズ、ハイプル、パワークリーンなどの動作も細かいチェックポイントが示されており、動作に慣れていない選手やトレーナーが確認するにはわかりやすい。
 また、本書では、映像をどのようにトレーニングに活用していくかや、ファンクショナルムーブメントスクリーン(FMS)の活用についてなど、昨今のトレーニング現場でよく使われる内容も含まれる。授業実例も豊富で、現場にあると何かと重宝する一冊である。巻末の学習カードは、そのまま体育授業の実践に活かせるだろう。
(久保田 和稔)

出版元:ブックハウス・エイチディ

(掲載日:2014-07-15)

タグ:クイックリフト 授業資料 
カテゴリ トレーニング
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筋力トレーニング スポーツ動作別プログラム
川島 英博

 著者のプロフィールを見ると、窪田登氏に筋力トレーニング指導を受けたと記してある。わが国の筋力トレーニングにおける社会的認知度や学術レベルにおいて、尽力されてきた専門家は多くいるであろう。その中でも、草分け的存在であり、まだ、世間から誤解や偏見がある中において、この分野を開拓し、筋力トレーニングの実践指導と研究活動の両面で、社会活動してきた窪田氏である。同氏より、直接、筋力トレーニングの教えを受けた知識と、著者ご自身が指導者として歩まれたキャリアの中で培われたノウハウを元に、筋力トレーニングの基本から、各スポーツへの応用例が独自の視点から紹介されている。
 本書の構成内容では、各身体の部位におけるトレーニング種目の紹介があり、その筋力トレーニング種目のフォーム、解剖図と、各トレーニング動作時のポイントが説明されている。また、スポーツ動作と筋力トレーニング種目における主要な動きとの関係も紹介されているのが特徴である。
 著者ご自身の実践と理論の融合と、現場での豊富な経験が本書に込められている。基本的な筋力トレーニングの考え方から、応用、そして、スポーツパフォーマンスに結びつけていく考え方が理解できる。様々な競技レベルにあるアスリートやコーチ・指導者・トレーナー・スポーツ関係者の方々にとっても、現在のトレーニングを考えるうえで何かのヒントを掴める一冊であろう。
(辻本 和広)

出版元:日本文芸社

(掲載日:2014-02-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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テニスパフォーマンスのための実践トレーニングガイド
Carl Petersen Nina Nittinger 別府 諸兄

 この本の軸となっているもの、それは「体系化」である。本書は、各項目を実に多くの専門家たちが分担して訳している。しかし、その中で一貫して「体系的に行う」というテーマがぶれることなく掲げられているのだ。
 本書の冒頭に記されているように、理想のモデルとは個々の諸要素を単独で捉えるのではなく一つ一つの歯車と考え、それらをうまくかみ合わせ連動させることにより、その歯車たちの中心にある“パフォーマンスのギア”をスムーズかつ効率よく回すことである。
 何か一つ欠けても歯車はうまく回ってはくれない、何か一つだけよく回っても歯車はバランスを崩す。いろんな要素が作用し、それらが相乗効果を成し、パフォーマンスはつくられていくのだ。
 トレーニング、ケア、環境、メンタル。多すぎても少なすぎてもうまくいかない。微妙なバランスを保ったときこそ最高のパフォーマンスが生まれる。そう教えてくれる一冊である。
(藤井 歩)

出版元:ナップ

(掲載日:2014-03-20)

タグ:テニス 
カテゴリ トレーニング
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トレーニングを学ぶ 体育授業における理論と実践
関口 脩 下嶽 進一郎

 即実践、即活用できる内容。それが本書を読んだ率直な感想である。
 本書の序文にもあるが、スポーツ指導者養成校の授業カリキュラムは理論的教育が多く、トレーニング実技を伴う実践的教育の量は少ないと感じる。もちろん筆者達の働きかけにより、以前よりは実践的教育が増えたのだろうが、私が関わる学生や新卒者はトレーニング経験が乏しい。恥ずかしい話だが、学生時代の私も同様であった。
 筆者はこのことが、多くの人が適切なトレーニングを実施できない要因の1つと述べているが、まさにその通りである。適切な指導ができる者がいなければトレーニングは効果のないモノ、危険なモノになってしまうからだ。
 本書はトレーニング方法や、指導法が数多く載っているのではなく、筆者の実践している内容を、資料を豊富に掲載している。基礎的な原理原則といった理論から、トレーニングに慣れるための実技、パワークリーンの習得に向けて段階的な方法が記されている。
 まさに授業カリキュラムのように纏められた一冊で、学生にはもちろんであるが、トレーナーが一般の方へ指導する際も参考となる内容だ。私も、この本を軸に自身の指導方法を改めてみようと考えさせられた。
(橋本 紘希)

出版元:ブックハウス・エイチディ

(掲載日:2014-04-12)

タグ:クイックリフト 授業資料 
カテゴリ トレーニング
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女性アスリート専用トレーニング
簱智 健

 女性の身体は男性の身体とはさまざまな面で違う。
 著者によると、骨盤の形、筋肉量、柔軟性、心臓や肺の大きさ、エストロゲンなどの女性ホルモン、これらが男性とは大きく異なる。これらの違いを考慮せずに男性と同じようなトレーニングを行うことは、パフォーマンス向上の効率を下げるだけでなく、女性に多い傷害である前十字靭帯損傷や、女性競技者三主徴症候群などのリスクを高める可能性がある。
 本書では、なでしこリーグをはじめ色々な現場で経験を積んだ著者が、NATA公認アスレティックトレーナーの立場としてトレーニングメニューを紹介している。女性アスリートの結果を求めるのであれば、科学的根拠に基づいたこれらのメニューを活用するのが賢明である。
(久保田 和稔)

出版元:スタジオタッククリエイティブ

(掲載日:2014-10-07)

タグ:女性 
カテゴリ トレーニング
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姿勢チェックから始めるコンディショニング改善エクササイズ
弘田 雄士

 よい姿勢とはいったい何か。何を見て姿勢を判断し、その姿勢をどのように改善してゆくのか。本書ではその1つの解を示している。
 人は大なり小なり身体は歪んでいる。その歪みをできるだけ小さくすることは障害を防ぎ、代償動作のない効率的な動きを行うには不可欠である。静的な状態では問題がなくとも、動的な状態では問題が出てくることも少なくない。それゆえ様々な方法で姿勢のチェックを行ってゆくが、チェックを行うだけではなく、問題があるところはそれらを改善してゆくことも併せて行わなければ、チェックをしてゆく意味がない。これらは何も競技者に限ったことではなく、すべての人に共通することである。
 もちろん様々な立場から何とか改善をしてゆこうとすることは大事だが、本人が意識を変えなければ改善に向かうことはない。たとえ指導で改善したとしても、その後の練習や日常生活での動作改善が行われなければ、再発することは目に見えている。目に見える部分だけではなく、目に見えない部分である意識の改善も併せて行ってゆく必要があるのではないだろうか。
 本書では立位はもちろん骨盤、肩、足とテーマを分けて記載されている。これらを足がかりにその他の部位における改善方法を、自分なりに研究してゆくことも必要であろう。

(澤野 博)

出版元:ブックハウス・エイチディ

(掲載日:2014-10-30)

タグ:姿勢 評価 トレーニング ファンクショナルムーブメント  
カテゴリ アスレティックトレーニング
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選手の膝をケガから守る チームで取り組む傷害予防トレーニング
大見 頼一

 本書は『月刊トレーニング・ジャーナル』2012年9月号~2013年10月号に「膝の傷害予防トレーニング」として連載されたものを加筆・修正し、再編集したものである。編著者である大見先生は前十字靭帯(ACL)損傷予防トレーニングの先駆けである日本鋼管病院の栗山節郎先生の元で働いている理学療法士であり、現在は日本鋼管病院のスタッフだけでなく活動に賛同する有志で結成したスポーツ傷害予防チームを組んで神奈川県の高校バスケットボールチームを中心に活動している。
 本の内容は、膝の解剖、ACLの詳細、予防プログラム、プログラムを指導する上でのポイント、職場の違うスタッフがチームを組んで行う際のメリットとデメリットについて記載されている。
 ACL損傷プログラムを状況やレベルに応じて段階的に分けており、現場で実施しやすい内容になっているのがこの本の魅力的な点である。また、ACL損傷プログラムを状況やレベルに応じて段階的に分けており、とても分かりやすいため、誰もが見てすぐに実施できるのが魅力とも言える。ACL損傷が起こりやすいバスケットボール、ハンドボールなどの競技にとっては常備本として活用することができるのではないだろうか。
 ACLだけでなく外傷で最も多いと言われている足関節靭帯損傷についての傷害予防トレーニングも記載しており、こちらも現場で導入しやすい内容になっている。現場で指導しているトレーナーや理学療法士にとってみてもこの予防トレーニングは、スポーツ傷害予防チームが自分たちで実施してきたものを効果があるか検証しているため、取り入れやすいのではないだろうか。
 最後には競技現場でトレーナーとして介入する際に出てくる問題点や、ACL損傷予防プログラムを現場にどう落とし込んでいったかといった情報も記載しているため、同様な悩みや問題点を抱えている方々にこの本を読んでウォーミングアップやコンディションニングのツールとして導入していただければよいと思う。
(鈴木 健大)

出版元:ブックハウス・エイチディ

(掲載日:2014-12-03)

タグ:予防 トレーニング ACL損傷 
カテゴリ トレーニング
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ドラヴィエのコアトレーニングアナトミィ
フレデリック ドラヴィエ マイケル グンディル 安藤 誉 東出 顕子 

 本書は“コア”に焦点を合わせ作られたトレーニング教本である。ここでは“コア”を身体の部位的かつ役割的な核という大きな概念で捉え、さまざまなトレーニング種目を数多くのバリエーションを盛り込みながら紹介している。
 本書の特徴としては、前半部はトレーニング初心者の疑問に答えるような形式で説明がなされ、後半部は写真やイラストを多く取り入れながら、そのエクササイズの一連の動きをわかりやすくコマ送りに紹介している。また、一つ一つの種目につきメリット、デメリット、リスクなどが細かく記され、トレーニングを行う上で陥りがちな勘違いや、間違った実施方法に常に警鐘を鳴らしてくれる。近年、DVD付きの書籍が多い中、本書は映像がなくとも容易に動きを習得できるつくりとなっている。
(藤井 歩)

出版元:ガイアブックス

(掲載日:2015-06-02)

タグ:コア 
カテゴリ トレーニング
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自重筋力トレーニングアナトミィ
ブレット コントレラス 東出 顕子

 本書では、すべての負荷を自重のみで行ったトレーニングを紹介している。
 自重トレーニングといえば、器具を必要としないため経済的で、場所や時を選ばない大変有効なトレーニングである。加えて、アスレティックリハビリテーションなどの初期段階でも導入されるほど、その安全性・信頼性は高い。
 しかし、ジムに通うトレーニング愛好家にとって自重トレーニングは“地味で負荷が軽く物足りない”という印象が強いのではないだろうか? その疑問に対しても、本書の中で著者は“レップ数を増やすことで充分強い筋肉増強刺激を得られる”と説いている。
 本書のつくりとしては各部位の解剖・動きの確認を確認し、その後に部位別、または全身の種目を順に紹介していっている。綺麗なイラストも描かれ見やすくなっているものの、残念な点がいくつか見られるのが惜しい。
 まず、動きがわかりにくい種目があること、各種目の難易度がバラバラに記されていること、“レップ数を増加することで充分な筋肉への刺激が得られる”という最も注目すべきテーマを掲げたにもかかわらず各種目のレップ数の記載がこれといってないこと、最後に、冒頭部や各場面で安全面への配慮を呼びかけているものの種目によっては自宅で実行するにはおおむね難しい種目もあり、読者本人も何が実行可能なのか見極めてから行う必要があるという点である。
 自重トレーニングの可能性を広げてくれる一冊であることは確かだが、自重トレーニングの要所である安全性やレップ数増加に対する配慮がもう一つ欲しいところである。
(藤井 歩)

出版元:ガイアブックス

(掲載日:2015-06-10)

タグ:自重トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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Essentials of Strength Training and Conditioning 4th Edition
National Strength and Conditioning Association G. Gregory Haff

1994年の初版以来、版を重ねてきたEssentials of Strength Training and Conditioning、4th edition(第4版)が出版された。本書は英語で書かれている。トレーニングプログラムを考案したり、指導するにあたって、必要となる科学的知識やテスト、トレーニング方法などについて体系的に学ぶことができる書籍である。現時点では第3版までは日本語の翻訳が出版されている。改訂にあたって、主な変更点は以下の通りである(Updates to Fourth Editionの項目を参考とした)。

・適切なエクササイズフォームによる21のレジスタンストレーニングエクササイズのデモンストレーションがオンラインビデオで用意され、授業や実際の使用に用いることができる(訳注:翻訳版においてオンラインビデオが利用できるかどうかは未定)。
・アップデートされた研究──高強度インターバルトレーニング(HIIT)、オーバートレーニング、アジリティと方向転換、栄養、ピリオダイゼーション──により、業界で広がったトレンドを理解するのに役立つ。
・新たに、指示や写真による、代替的な様式や非伝統的(nontraditional)な用具を用いたエクササイズのテクニックを示す章を設けた。
・10の追加的なテスト、最大筋力、パワー、有酸素性能力、柔軟性、レジスタンストレーニング、プライオメトリックエクササイズ、スピード&アジリティドリルは、専門職がプログラムをデザインし、現行のガイドラインを反映させるうえで手助けとなるだろう。

以下は各章の章タイトルを仮訳したものである。

1. 人体の構造と機能
2. レジスタンスエクササイズのバイオメカニクス
3. 運動とトレーニングの生体エネルギー論
4. レジスタンスエクササイズに対する内分泌応答
5. 無酸素的トレーニングプログラムに対する適応
6. 有酸素的持久的トレーニングプログラムに対する適応
7. レジスタンストレーニングに対する年齢差・性差と関連すること
8. 競技への準備とパフォーマンスにおける心理学
9. 健康における基本的な栄養的要因
10. パフォーマンスを最大化するための栄養戦略
11. パフォーマンスを向上させる物質と方法
12. テストの選択と実施の原則
13. 選択されたテストの実施やスコアづけ、解釈
14. ウォーミングアップと柔軟性トレーニング
15. フリーウェイトとマシーントレーニングのエクササイズテクニック
16. 代替的な様式および非伝統的な用具のトレーニングにおけるエクササイズテクニック
17. レジスタンストレーニングのプログラムデザイン
18. プライオメトリックトレーニングにおけるプログラムデザインとテクニック
19. スピードおよびアジリティトレーニングにおけるプログラムデザイン
20. 有酸素的持久的トレーニングにおけるプログラムデザイン
21. ピリオダイゼーション
22. リハビリテーションとリコンディショニング
23. 施設のデザイン、レイアウト、運営
24. 施設の方針、手順、法的問題

ページ数は約735ページ。ほぼ第3版の内容を踏襲し、ところどころ新しい記述が入っている。たとえば第4章までに関しては、高強度インターバルトレーニング(HIIT)の生理学的な分析や、成長ホルモンについて明らかになったことが盛り込まれていることが確認できた。


(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:Human Kinetics

(掲載日:2016-04-01)

タグ:トレーニング  
カテゴリ トレーニング
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トレーニングをする前に読む本 最新スポーツ生理学と効率的カラダづくり
石井 直方

 本書は1991年から連載してきた身体関連のコラムを書籍にまとめたものを、文庫化したものだ。それでも最新と冠しているのは、研究の最前線にいる著者が適宜加筆しているためだ。
 扱うトピックはダイエットなど一般スポーツ愛好者の興味の大きい分野が主だが、記述は分子レベルまでおよぶ。これまで専門的にスポーツ科学や運動生理学を学ぶ機会のなかった人にとって、基礎となりうる一冊だ。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:講談社

(掲載日:2012-09-10)

タグ:トレーニング スポーツ生理学 
カテゴリ トレーニング
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身体の使い方、鍛え方 スポーツがうまくなる
谷本 道哉 石井 直方

 まず身体構造やトレーニング原理を理解し、具体的なメニューの紹介に入る。そしてベースとなる身体をつくった上でコツの習得へ、という流れがわかりやすく整理されている。本書で強調されるのは、「何のためにトレーニングするのか?」を常に考えることだ。
 トレーニングを初めて取り入れるアスリートはもちろん、基本のメニューがコンパクトにまとめられているため、これから現場にでる指導者も持っておきたい。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:マイナビ

(掲載日:2013-01-10)

タグ:身体 トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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35歳からのカラダルールBOOK
谷本 道哉

 運動、食事、生活習慣の3つのカテゴリーに分け、Q&A方式で身体に関する正しい知識を紹介していく。35歳からの、と銘打っているのは身体に変化が起きそれを自覚しやすい時期なのに加えて、無理のない方法に着目してほしいというのもあるだろう。
 運動編では「10回オールアウト」や、長時間のデスクワーク中30分に一度は立ち上がるか、クッションを使う、といったことが勧められている。
 回答役の谷本氏も、若い頃の重さにこだわった筋トレを反省しているという。だが、無理のない新しいルールを実戦すればこれからを健やかに過ごせることがわかる。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ベースボール・マガジン社

(掲載日:2016-04-10)

タグ:トレーニング 食事 
カテゴリ トレーニング
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運動の「できる子」にする! 12歳までに取り組みたい89のトレ-ニング
立花 龍司

 89という数は「ヤキュウ」をイメージしている。野球少年だった著者は高校2年時に故障という苦い経験を味わったことから、大きな可能性を秘めるゴールデンエイジの子どもたちが同じ思いをしなくて済むようなトレーニングをまとめた。
 メインとなるのはパワー伝達時に重要な役割を果たす股関節、体幹、肩甲骨、そして肩のインターマッスル、指力&握力、母指球の6部位。これらをしっかり焦らず強化しておけば、野球だけでなくさまざまなスポーツを習得していけるだろう。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:東邦出版

(掲載日:2013-05-10)

タグ:野球 
カテゴリ トレーニング
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女性アスリート専用トレーニング
籏智 健

 女性の身体的特徴と機能、それによって起こりやすいケガや月経異常などの障害をわかりやすくまとめた上で、正しいトレーニング方法を網羅している。女子チームに多く関わる機会のあった著者ならではの、ケガや障害予防のための一冊だ。
 写真のモデルを全て女性アスリートが務めているので、正しい姿勢ややり方が一目でわかりやすいのもよい。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:スタジオタッククリエイティブ

(掲載日:2013-07-10)

タグ:女性 トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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コアトレベーシックブック
有吉 与志恵

『スタートブック』に続く本書では、寝る・姿勢・座る・立つ・歩くを基本の五項目としてまとめた。トレーニングといっても鍛えるというより健やかな状態に整えることを掲げ、まず肩こりなどの日々の不調の原因を丁寧に解説した上で、トレーニング内容を紹介している。
 普段運動しない人にいかにエクササイズに興味を持ってもらい、続けてもらうかの参考になるだろう。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:学研パブリッシング

(掲載日:2013-08-10)

タグ:コア トレーニング 姿勢 
カテゴリ トレーニング
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プロの技術が身につく!テ-ピングバイブル
野田 哲由 岡田 隆

 テーピングはスポーツ現場においてもっともポピュラーなコンディショニングと言える。だが、正しく巻くのは難しい。本書ではコツを5つにまとめ、それをチェックポイントとして身体の各部位へのテーピング方法を解説している。豊富な写真はもちろん、骨・筋肉・靱帯を透過イラストで示すことで選手ひとりひとりの特徴に合わせて巻くことが可能だ。
「内反捻挫の再発予防」「手首を反らすと痛い」といったように目的・症状ごとにどんなテーピングをすべきか辿ることができ、基本的な用具の紹介もされているので、専門教育は受けていないものの学校や地域などでスポーツチームに関わることになった人に勧めたい。また、トレーナーが練習に毎回は参加できない場合、チームスタッフに読んでおいてもらうのもよさそうだ。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:高橋書店

(掲載日:2013-09-10)

タグ:テーピング 
カテゴリ アスレティックトレーニング
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自分で正しく巻けるスポーツテーピング
曽我 武史

 20年近くトップアスリートをサポートしてきた曽我氏が、応急処置やケガの再発予防として欠かせないテーピングを丁寧に解説している。
 1つの手順でも、重要なものや難しいものは反対側から見た図、正面から見た図など複数の写真を掲載。さらに、「この1本は強く」「剥がれにくいよう端を折って」といった、経験豊富な曽我氏ならではのコツも添えられた、わかりやすい入門書となっている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:講談社

(掲載日:2014-06-10)

タグ:テーピング 
カテゴリ アスレティックトレーニング
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ドラヴィエのコアトレーニングアナトミィ
フレデリック・ドラヴィエ マイケル・グンディル 安藤 誉 東出 顕子

 主要なトレーニングファクターを統合して理解し、具体的なプロトコルを組み立てることをコンセプトとした本書。まずは目標やトレーニング頻度、重量などの20の項目を確認し、根本に立ち返る。その上で、2章以降に記述されているエクササイズを選択し組み合わせていく。
 コアをターゲットとしたものだけで100種以上のエクササイズが網羅されているだけでなく、美術学校で5年・大学医学部で3年にわたって解剖学を学んだドラヴィエ氏のイラストが、動作や身体の状態の理解を深めるのに一役買っている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ガイアブックス

(掲載日:2014-06-10)

タグ:コア 
カテゴリ トレーニング
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マー君をめざす最新トレーニング
石橋 秀幸

 マー君こと田中将大投手をただ真似すればよいのではなく、田中投手のように活躍するために何をすべきかをまとめた。投球動作を6フェーズに分けてポイントを整理し、バランス・柔軟性・筋力を鍛える方法を写真とともに紹介するパートがメインとなっている。手指筋群のトレーニングといった、野球ならではのものも載せられている。さらにはメンタルや食事、睡眠などについても触れており、強い選手になるために心技体をまんべんなく磨こうというメッセージが伝わってくる。
 図を多く用い、わかりやすい言葉で書かれているが、その記述は最新のスポーツ科学に基づく。基本を押さえながら新しい知見も取り入れる指導方法としても参考になる。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:廣済堂出版

(掲載日:2014-10-10)

タグ:野球 
カテゴリ トレーニング
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動きの質を高めるスリー・ステップ・コンディショニング 最高のパフォーマンスを引き出すために
宮下 智

 本書ではコンディショニングを、予防やケアに留まらず1人1人が最高のパフォーマンスを発揮する取り組みと捉える。技術指導がスムーズに進むように基礎的な運動能力を高めるべく、体幹に着目。ローカルマッスルの活性化、グローバルマッスルを用いた安定性確保、強化の3ステップを具体的に解説している。
 アスリートはもちろん、負荷量を調節すれば高齢者にも応用可能だ。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:三輪書店

(掲載日:2014-11-10)

タグ:コンディショニング 
カテゴリ トレーニング
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自重筋力トレーニングアナトミィ
ブレット・コントレラス 東出 顕子

 いつでも、どこでも行えるのはもちろん、フリーウェイトの土台づくりにもなる自重トレーニング。約150種を取り上げ、他の「アナトミィ」既刊と同じく、ターゲットとなる筋が一目でわかるイラストとともに詳しく解説している。
 1つの部位につき難易度が4段階に分けられており、一般の人からパフォーマンスアップを目指すアスリートまでさまざまな対象のトレーニング指導に活用できる。
 プログラム計画についても言及されており、1冊で自重トレーニングの知識を網羅できるような構成となっている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ガイアブックス

(掲載日:2014-12-10)

タグ:身体 トレーニング 自重 
カテゴリ トレーニング
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4スタンス理論バイブル エクササイズ編
廣戸 聡一

 4スタンス理論とは著者が提唱する身体理論。それに基づいた、無理なく身体を動かせるようにするエクササイズを、写真とともにまとめた。
 100種類を超えるボリュームだが、1つ1つはシンプル。「ピンニング」「シュラッグ」などの用語に馴染みがなかったり、理論を知らなくとも実践できるという。それは別の言い方をすれば、理論の中で4タイプに分類される身体の動かし方の特性にかかわらず、誰もが身につけるべき土台にあたる内容だからだ。スポーツの動きの基礎にもなれば、リハビリや高齢者の日常動作にも活用できそうだ。
 理論をより深く知りたくなった人向けとしては、後半の章で少し補足している。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:実業之日本社

(掲載日:2015-05-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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スポーツコンディショニングバイブル
安田 昌玄

 安田氏の、29年間プロ野球チームのトレーニングコーチを務めた経験が詰まった一冊。野球に関する記述は一部に留め、種目問わず活用できる。キーワードは「木を見て山を見ず」にならないこと、「ローマは、一日にしてならず」「継続は力なり」とのこと。長期的な展望を持って、柔軟性、筋力、スピードなど全体的なレベルアップを図るのに必要な理論とメニューがまとめられている。写真も細やかでわかりやすい。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:日刊スポーツ出版社

(掲載日:2015-06-10)

タグ:トレーニング コンディショニング 
カテゴリ トレーニング
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アスリートたちの英語トレーニング術
岡田 圭子 野村 隆宏

勇気ある人間の姿勢
「日本人やねんから英語なんか必要ないわい」と考えていた若かりし頃。何と狭量で、言い訳に満ちていたことか。何かの可能性を失うとき、弱い人間は自分に都合のいい理屈を探し、見つけたときにはそれにすがり自分を言い聞かせて安心する。この辺りは歳を取った今もあまり変わりがないようにも感じないこともない。勇気ある人間は、現時点でできないことを認め、自分の可能性を広げるためそこに敢然と立ち向かう。
 さて、本書は『アスリートたちの英語トレーニング術』と銘打たれているが、その内容には英語が上達する術がこと細かに書かれているわけではない。それよりも、トップアスリートになる人の物事の捉え方、取り組み方が紹介されている、と言ったほうがいい。スポーツにしても、言語にしても、自分の可能性に挑戦するという意味においては同種のものである。

動機づけはどこから
 本書に登場するアスリートの皆さんは、それぞれ違う方法で英語力向上に取り組んでいるが、言語そのものを目的としているわけでなく、それを自分の世界を広げるツールとして捉えている。当たり前のことのようだが、試験でいい点数を取りたいとか資格を取りたいと思って勉強するのと、可愛いあの子に話しかけられるようになりたいとか、この領域のことはとにかくとことん詳しくなりたいと思って取り組むのとでは動機づけが違う。本来勉強というのは後者の類の動機づけで行うもののはずだ。本書は岩波ジュニア新書から出版されていることもあり、「試験に出る」という言葉に過敏な子どもたちにはぜひ読んでもらいたい。

生き方が反映される
 本書に登場するのは、水泳の鈴木大地さん、ラグビーの箕内拓郎さん、マラソンの瀬古利彦さん、レスリングの太田章さん、そして私的に最も気になった人、増田明美さんである。言わずとしれた女子マラソンの第一人者であり、歯切れのいい解説者としても有名な彼女は、某大新聞の人生相談にも相談役として時折登場する。人様の人生相談にあまり興味はわかないが、回答者の方々のご意見は十人十色の学生を相手に奮闘する際の参考になるだろうと、目を通すようにしている。栄光のみならず大きな挫折をも味わったはずの彼女の回答は、暖かい人間味に満ちていて、唸らされることが多い。坂道を転がり落ちそうな出来事にぶつかっても、物事の捉え方次第で、踏ん張って転落を止め、前を向いてまた進み続けることができる。そんな人は普段から自分を鍛え続けることに余念がないのだと、苦しみを知るからこそ他者への眼差しは暖かくなるのだと、そう思う。スポーツであろうが言語であろうが、その他のことであろうが、そこには生き方が反映されるのだ。滞在時期は前後するがオレゴン大学の英語学校の同窓と知り、ささやかな縁を感じてこちらが勝手にうれしくなった人である。

枠をぶち壊せ
 これを書いている「英語なんかいらん」と思っていたこの平々凡々たるおやじも、英語もろくにできないくせに、しかも30歳になる直前というタイミングで海を渡った。トレーナーの勉強したさに無謀にもアメリカの大学院に入って、のたうちまわって何とかなった。ついでに大学のラグビーサークルでは、10歳ほど年下のでかいアメリカ人たちに混じって、身長170cmのCTBとしてレギュラーになったりした。そんなことを思い返すと、若い連中は考え方1つで、何でもできるとは言わないが、自分が勝手に決めつけている己の限界を大きく伸ばすことはできる。
 やるべきことをしっかりと積み上げ、後は思い切りでも思い込みでも、勢いをつけて閾値を超えてしまえば、脱分極して上方向に勢いがつくものだ。海外留学者が減少しているという昨今ではあるが、語学という壁を壊し、どんどん知らない世界に飛び出して自分の枠をもぶち壊し、人生を楽しめばいいのだ。
(山根 太治)

出版元:岩波書店

(掲載日:2012-01-10)

タグ:英語 海外 
カテゴリ トレーニング
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細マッチョ肉体改造法
古家 政吉

 紹介されるワーク(トレーニングメニュー)は6つ、それもクランチやスクワットなどシンプルなものだ。古家氏はそれを継続すること、最適な強度で行うことこそ重要だと説く。とは言えわかっていてもなかなか始められない、続けられないものだが、本書は古屋氏自身をはじめ「トレーニングによって体型が変わると人生がどう変わるか」が何例も書かれており、読者を動かす力がある。「週1回10分」という無理のない量から取り組んでいき、体型に変化が見え始める頃には、トレーニング効果をより高めるべく食事などの生活習慣を考え直す「細マッチョ脳」も働き出すという。そうなれば理想の体型に向かって、継続することが楽しくなる。
 シンプルで易しいメソッドに、実はトレーニングの醍醐味が凝縮されていることがわかる一冊だ。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:講談社

(掲載日:2012-03-10)

タグ:トレーニング 食 
カテゴリ トレーニング
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プライオメトリック・トレーニング 動的筋力と爆発的パワー
Donald A. Chu Gregory D. Myer 鈴木 俊一 日暮 清

 1992年発刊の『Jumping into Plyometrics』に続く位置づけの本書。まず1~3章でプライオメトリックの仕組みや作用に触れたのち、4章・5章では成長途中の若年者やACL損傷のリスクが男性より高い女性アスリートにとって安全で効果的なトレーニングプログラムが紹介されている。
 また、6章ではリハビリテーション終盤における機能テストとしての用い方も提示され、プライオメトリック・トレーニングが幅広く活用できるものであるとわかる。そして7章以降では豊富なメニューとその組み合わせ方が写真・図とともに解説され、対象選手の競技レベルや状態に合わせた適切なメニュー選択の助けとなってくれる。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ナップ

(掲載日:2016-06-10)

タグ:プライオメトリック トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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運動の「できる子」にする! 12歳までに取り組みたい89のトレーニング
立花 龍司

 この本は、運動をする上で重要視されている、股関節、体幹、肩甲骨周囲(肩甲上腕関節を含む)などのトレーニング種目が主に紹介されている。その他に、著者の専門分野である野球の肘障害予防に重点を置いた運動メニューや、バランス力アップの種目など内容は多岐にわたっている。
 紹介されている種目は、現在活躍中のスポーツ選手も行っている内容が数多く紹介されていて、ジュニアが行うには難度が高いと思われるものもある。
 種目や年齢に関係なく、スポーツ指導を経験した人や自ら運動をしている人たちが、指導上、あるいは活動していて課題を感じたことがある内容をすべて克服できる様に種目を網羅しようという熱い気持ちが伝わってくる著書である。
「12歳までに取り組みたいトレーニング」という副題と内容から推察すると、日頃、著者が指導上困っている内容を読み取れる。その一つに、キャリアがある選手も、著書に紹介されている内容を十分にこなすことができないという指導局面が想像される。
 そのような問題を克服するためには、早い年代でこれらの動きを習得することで著書の考える次の段階のトレーニングに進むことができ、スポーツ選手のレベルアップにつながると考えているのだろう。本書を通じて、一貫指導を目指してるのだろう。
 ただし、紹介されている種目は各関節を中心にした単関節運動に近いものがほとんどで、動きの全体的統合といった視点では疑問が残る。あくまで、ある部位の力発揮と可動性を求めているだけとも言える。よい運動選手になるためには、身体運動全体の統合や本書には掲載されていないパフォーマンス前提条件も必要であるといったことも紹介すると親切な内容になり、ジュニア育成の考え方を広めることができるのではないかと考える。
 そうはいっても、各部位の種目例が豊富にまとまっている著書は、なかなか見つけることは困難なので、一冊手元にあるとプログラム作成のよい資料になるといえるだろう。
(服部 哲也)

出版元:東邦出版

(掲載日:2016-07-02)

タグ:野球 指導 
カテゴリ トレーニング
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ムーブメントスキルを高める これなら伝わる、動きづくりのトレーニング
朝倉 全紀 勝原 竜太

 最近、ムーブメントという言葉を目にする機会が多い。トレーニングするのは筋肉など各能力要素だけでなくムーブメントという複合的要素へのアプローチを行い、パフォーマンス向上へつなげていく。
 この本は、ムーブメントスキルに焦点をおいて物理学などを駆使して解説している。物理学と聞くと難しい印象を持つが、実際に読んでみると、ムーブメントスキルという言葉から始まり、「ニュートン力学」「地面反力」「リニアムーブメント」「アジリティー」「筋力」という言葉の概念を簡潔にまとめている。
 ムーブメントスキルとは、「走る」「跳ぶ」「投げる」「蹴る」などの基本動作をここでは指す。そのスキルをどのように獲得していくか、またどのように運用していくかなども解説している。そのため、動きづくりに悩んでいる選手、指導者、トレーナーを志している学生にはぜひ本書を読んでいただき、各能力の要素を理解しながら、ムーブメントドリルを作成するとさらに効果のあるトレーニングプログラムを作成できるのではと考える。
 対談では、ムーブメントスキルを見る目を持つことの重要性を述べている。私もこれについては著者の意見と同感である。科学的なデータから分析することも重要だが、その場での実際の動きを見て判断することがスポーツ現場で求められる。
 経験豊富なストレングスコーチが実際のスポーツ現場で得た主観的な感覚とスポーツ科学から客観的な視野が融合した一冊である。
(鈴木 健大)

出版元:ブックハウス・エイチディ

(掲載日:2016-07-14)

タグ:指導 トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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スポーツコンディショニングバイブル
安田 昌玄

 「木を見て山を見ず」、トレーニングやコンディショニングは、1つの部位、要素、周期だけを見てトレーニングをするのではない、常に全体を見ながら故障をなくしパフォーマンスを向上することが必要です。著者の言葉である。
 本書は、大阪体育大学トレーニング科学センターにて現ストレングス&コンディショニングディレクターとして指導し、プロ野球チームで29年間トレーニングコーチを務めた著者が説く、全191ページに渡るトレーニング&コンディショニングの決定版である。
 コンディショニング、基礎体力、専門体力、オフシーズンの栄養と4つのセクションで構成されている。写真を多く使い、ストレッチやストレングス、パワー、アジリティなどのトレーニング例も示されている。
 トレーニングやコンディショニングの基本概念がわかりやすく記されており、指導者やトレーナーを目指す学生のみならず、野球やバレーボールなど全てのオーバーヘッド動作を伴うスポーツに携わっている方のバイブル本としても持っておきたい一冊である。
(安澤 佳樹)

出版元:日刊スポーツ出版社

(掲載日:2016-07-23)

タグ:コンディショニング 栄養 トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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一流選手になるためのスポーツビジョントレーニング
石垣 尚男

 本書は最近世間で注目を浴びているスポーツビジョントレーニングをわかりやすく説明している。
 脳の半分は視覚情報の処理していることを考えると眼はから得た視覚情報は、とても重要であり、トップスポーツ選手になるほど、瞬間視と言われる要素が長けている。とくに、球技スポーツにおいてはスキル要素と密接に関わっていることを考えると、子どもの頃からスポーツビジョントレーニングを実施する必要性が十分理解できる。
 状況判断能力を高めたい、ボールをしっかり最後まで見ることができるようになりたい選手だけでなく、指導者やスポーツ現場のトレーナーの方々にもぜひお勧めしたい一冊である。
(鈴木 健大)

出版元:講談社

(掲載日:2016-08-13)

タグ:スポーツビジョン 
カテゴリ トレーニング
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アスレティックケア リハビリテーションとコンディショニング
小山 貴之

 スポーツ医科学の発展と、一般社会における認知度の上昇はめざましい。だが、専門知識を持つ人がいない現場もまだまだあると著者は指摘する。たとえば部活動顧問を務める教員など、現在専門外ながら指導にあたっている人、そして将来そういった状況をなくすべく取り組む学生のための入門書だ。スポーツ外傷・障害、コンディショニング、リハビリの基礎知識が網羅され、応急処置と部位別のリハビリが紹介される章は辞書のように使える。もちろんスポーツ現場で活躍する人にとっても、最新の知見を確認できるものと言える。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ナップ

(掲載日:2016-08-10)

タグ:リハビリテーション コンディショニング 
カテゴリ アスレティックトレーニング
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考えて強くなるバレーボールのトレーニング スカウティング理論に基づくスキル&ドリル
吉田 清司 渡辺 啓太

 FC東京バレーボールチームの監督を務める吉田氏は男子日本代表の、渡辺氏は女子日本代表のアナリスト経験を持つ。バレーボールにおける情報戦略を先導する両氏が、スカウティング手法と練習・試合への活かし方を、中・高生でも実践できる形に整理した。各項目は具体的に書き込まれており、ジュニア世代からデータを扱うことに慣れ、考えて練習する習慣を身につけてほしい、それによってバレーボール界全体の底上げにつながればという熱意がこもっている。スカウティングの基本的な考え方は、他の競技の選手たちにも参考になりそうだ。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:大修館書店

(掲載日:2016-08-10)

タグ:バレーボール 分析 トレーニング 指導 
カテゴリ トレーニング
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筋トレマニア 筋トレ用語事典
有賀 誠司

 トレーニング指導を牽引する有賀氏が、トレーニング用語を整理し、「筋トレマニア」たちにも満足できる解説を行った。時代を超えて親しまれ、また研究が進み新たに生み出された中からピックアップして五十音順に並べた用語は、マシンや機器の名称、トレーニング方法や原則、スポーツ医科学用語、人物まで多岐にわたる。1つ1つの言葉の意味を正しく、詳細に説明するに留まらず、そのトレーニングを行う上での注意点、安全に行う工夫、上級者のための応用編といったプラスアルファがあるのが特徴だ。写真や図、コミカルなイラストも適宜添えられ、堅苦しくない。本書を片手に実際に動いてみようという気にさせられる。実践して初めて理解できることもある、とわかる。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ベースボール・マガジン社

(掲載日:2016-09-10)

タグ:用語 トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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米国アスレティックトレーニング教育の今
阿部(平石) さゆり

 勤務先の施設や学校などで、『月刊トレーニング・ジャーナル』を購読されているところも多いのではないでしょうか。私もその一人で、時間を見つけて仕事帰りに読んでいましたが、なかなか自宅のようにゆっくり読みたい記事を読みきることできずにいました。中でも、毎月楽しみに読んでいた阿部(平石)さゆりさんの連載が、今回一冊の本になったと聞いて「これでじっくり読める!」と嬉しくなったものです。
 内容は、エビデンスに基づく実践の話から、現場で求められる救急力、脳振盪、アスレティックトレーナー(以下、AT)としての生き方の話まで多岐にわたっています。
 どのトピックに関しても情報のソースと筆者の見解の区別が明記されていて非常にわかりやすく、読みながら思考がどんどん活性化されていくようなテンポのよい文章です。
 現在日本人でアメリカのATの資格を保有している人は500人以上いるとも言われていますが、卒業年度が数年異なるだけで学ぶ内容や業界のトレンドが次々とアップデートされているような、非常に変化が早い世界です。それに加えて人々の生活も、テクノロジーの利用の仕方も、ひと世代前にアメリカで学生生活を送っていた人たちの頃とは大きく変わっていることでしょう。これだけ変化が早い世界において、アメリカのアスレティックトレーニング教育現場の文字通り最先端の情報を、これほどまでに的確なメッセージとして日本語で届けていただけることは、日本にいる私たちにとってはとても貴重なことだと思います。筆者のまえがきにもあるように、「今」のアメリカでのAT教育や、現場がどう機能しているかを切り取った本書は、まさに「今」読んでおくべき情報源です。
 読者がどんな資格を持ち、現在どんなセッティングで働いているにせよ、本書にはアンテナにひっかかるトピックがひとつはあると思います。教科書としてレビューする本というよりは、気になる情報に関して参考文献を引っ張ってきてさらに知識を深めたり、同僚や同業者と意見交換をしたり、次の行動や会話を生み出すきっかけとして活用すべき書籍です。
(今中 祐子)

出版元:ブックハウス・エイチディ

(掲載日:2017-07-19)

タグ:留学 スポーツ医科学 救急救命   
カテゴリ アスレティックトレーニング
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ケトルベルトレーニング 入門からギレヴォイスポーツ(競技)まで
後藤 俊一

 タイトルだけでこの本は理解することはできない。
 トレーニングツールの一つである「ケトルベル」を使ったトレーニングを単純に紹介していくだけの本だろうかと勘違いした私自身を恥じるほど、しっかりとトレーニングやストレッチなどについて書かれた一冊である。
 書評を読んでいただいている方に、ファンクショナルムーブメントスクリーン(FMS)の勉強をされている方は少なくないかと思うが、ケトルベルを利用したFMSのマニュアルとでも言うべきかと思うほど、コレクティブエクササイズについてもしっかりと書かれている。中でも57ページのゴブレットスクワットについてのコレクティブエクササイズが非常に参考になった。
 スナッチやダブルクリーンについてもトレーニング方法など詳細に書かれており、イラストがついていることで非常にわかりやすい。有酸素運動という位置づけ、と書かれていることには少し驚かされ、中身を読むことで納得させられた。
 全体的には写真が一枚もないことに驚く人もいるかもしれないが、個人的にはイラストで描かれていることが非常に読みやすくさせてくれた。写真はカラフルで見やすいところもあるが、イラストであればより鮮明に細かい動作の分析ができる。写真で見たい場面とはまた違う一面を見せてくれる。
 長々となったが、ケトルベルを利用したトレーニングは単純なウェイトをケトルベルを使っただけで済ませるのはもったいなく感じさせられる、そんな一冊であった。導入を考えているトレーナーはもちろん、自主トレに入れたい選手たちにも読んでほしいケトルベルマニュアルとでも呼ぶべきだと感じられた。
(笠原 遼平)

出版元:ブックハウス・エイチディ

(掲載日:2018-01-16)

タグ:ケトルベル 
カテゴリ トレーニング
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アスリートのための筋力トレーニングバイブル
谷本 道哉 荒川 裕志 石井 直方

 本書は、これまで一般的であったトレーニング界の定説を振り返ると共に、現代のインターネットやテレビにあふれる過度な情報世界で生きる私たちにとって、今一度立ち止まってトレーニングの考え方を見つめ直すきっかけを与えてくれます。
 指導者がトレーニングなどの体力向上メニューを考える際に、過去の経験に基づき今日まで存在するメニューを選手に与えることが往々にしてあるのではないでしょうか。また、勉強熱心になると新たな手法を取り入れて施しますが、基本ができていない状態ではトレーニングの効果も半減します。
 そこで、本書を紹介したいと思います。現在第一線で活躍している著名な先生方が各章を分担しています。もちろん著名な先生が執筆するからよいというわけではありませんが、エビデンスや、現に世界や日本のプロで活躍しているアスリートを指導しているトレーナーやコーチの経験に基づいた話です。
 また、巻末に掲載されている著者と監修の先生方による「トレーニングにまつわる都市伝説に対する問題提起」の対談は一読の価値ありです。これまで「当たり前」に考えられていたことについてのディスカッションは参考になります。
 スポーツトレーナーやスポーツ指導者(監督やコーチ、父兄)に本書をお勧めします。なぜならば、現代のスポーツ科学について研究の視点からも言及されており、古くから存在している考え方に対して今一度見直すことができるからです。情報を見分ける基準になります。
 しかしながら、この本書も含めて全ての情報を鵜呑みにせず疑ってみることも必要です。著者も、読者がこの本を鵜呑みにせず自ら考えて最適解を導き出すことを望んでいるように感じます。
 いずれにせよ、トレーニング指導で迷った際に最適な答えを導き出すためのきっかけを与えてくれます。
(中地 圭太)

出版元:ナツメ社

(掲載日:2019-02-04)

タグ:トレーニング エビデンス 
カテゴリ トレーニング
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すごい筋肉貯金 「ながら筋トレ」で死ぬまで歩ける筋肉を貯める方法
谷本 道哉

現在、男性の平均寿命は81歳、女性の平均寿命は87歳となり、人生100年時代と言われています。また、iPS細胞や再生医療の技術の進歩により、平均寿命がさらに伸びると予想されています。昨今、60歳以上の人口の増加や、少子化(2019年の出生率が90万人を割り67万人)により、ますます大人が健康に気を遣う時代になっていくと予想されます。そのため、筋肉貯金が必要であることがこの書籍から分かります。

高齢者では、ふいな転倒をしたが故に入院生活を余儀なくされ、寝たきり生活も考えられます。他にも、心不全・脳梗塞・がん・慢性閉そく性肺疾患など内科的疾患を患うことも考えられます。しかし、これらは筋力があることで発症率が低下すると報告されています。また年齢を重ねることで考えられる病気として、認知症が挙げられます。この認知症の予防や進行防止に筋トレが効果があると教えてくれます。

運動習慣のない方に「運動」と伝えると、経験がないという理由で敬遠されがちです。しかし、70歳や80歳になっても筋トレを行うと筋肉は増えます。そして、身体の筋肉を作るには運動ももちろんですが、栄養(食事)も大切です。この書籍では食事についても最新知見が盛り込まれており、高齢のクライアントの方にも知ってもらいたいと感じる情報が沢山あります。

私の地元は田舎町で、母も後期高齢者の域に達しています。この本を読みながら、母は大丈夫かと心配をしています。母も決して運動をするタイプではなく田舎ならではの車社会で生活しています。書籍は運動初心者でも読みやすいため、プレゼントして長生きしてもらいたいと切に願っています。

やはり、第三者(薬やヘルパーさん)の力を借りて生活するよりも、自分の足で歩いてイキイキと生活を楽しみたいです。運動指導者として、クライアント自ら考えて積極的に健康に近づくためのお手伝いをしたいですね。

(中地 圭太)

出版元:宝島社

(掲載日:2020-02-25)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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ひと目でわかる バスケットボールの筋力トレーニング パフォーマンス向上とケガ予防の解剖学
ブライアン コール ロブ パナリエッロ 有賀 誠司 ウイリアム ウェザリー

 本書は大きく分けて88のエクササイズと、それらがバスケットボールの動きとどう関わっているのかが記載されている。
 形式としては、エクササイズの「実施方法」と「動員される筋肉」が解説され、「バスケットボールの視点から」という項目で、そのエクササイズで得られた能力が、バスケットボールのプレー中どのように発揮されるのか表現されている。
 トレーナーとして拝読すると、選手にエクササイズを処方する際に、競技動作とかけ離れたエクササイズが、いかに競技につながってくるかを説明するときの情報として有効活用ができる。エクササイズの中にはバーベルやメディシンボールなどを使用するものが多く、自宅でできそうなものは20種類ほどであったので、トレーニングルームやフィットネスクラブなどを利用しているプレイヤーを対象とした内容であろう。実施方法については、至ってシンプルな記載であり、トレーニング初心者向けのものとなる。これから筋力トレーニングを実施しようとする方、または筋力トレーニングがいかにバスケットボールのプレーの向上に役立つかを感覚だけでなく、言葉として理解したいプレイヤー向けである。
 冒頭にもお伝えした通り、指導者やトレーナーの方が読む際は、選手に筋力トレーニングをしてもらう際の言葉選びの参考にする事ができる。筋力トレーニングの指導にあたり「脚の筋トレをしよう」よりも「ドリブル時のカッティングを素早くできてケガの予防にもなるエクササイズをしよう」と伝えたほうが選手はモチベートされる。そういった「何のために」という目的意識を持った言葉がけに難渋しているバスケットボール関係者にはオススメの一冊だ。


(橋本 紘希)

出版元:大修館書店

(掲載日:2021-02-05)

タグ:バスケットボール 
カテゴリ トレーニング
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ランナーのためのメンテナンス・トレーニング 競技力向上につながる「ケガしない体づくり」
中本 亮二

 近年トレーニングが変わりつつあります。パフォーマンス向上を目的として身体を鍛えるという点においては今も昔も変わりありませんが、トレーニングそのものよりもトレーニングを行う前の段階が飛躍的に変わってしまい、そしてまだこれからもさらなる進化が期待できそうな気がします。「トレーニングを行う前の段階」とは「いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのように」という5W1Hのようなトレーニングの意義を細かく整理したうえでもっとも効果的なトレーニングを実践されているということです。とにかく人一倍鍛えるという姿勢そのものは悪くありませんが、ケガのリスクや鍛えるべき選手の状態とトレーニングの内容、目的に対する有効性など多くの問題点を考慮することがなければレベルアップの度合いに疑問符が付きます。近年はそういった問題を直視することでトレーニングの成果が問われる時代になったということなのでしょう。
 前置きが長くなりましたが、本書は「ランナーのためのメンテナンス・トレーニング」というタイトルにまず対象者や目的が盛り込まれています。しかも「パフォーマンス向上」という包括的なものではなく「ケガをしない体づくり」という絞り込みが表紙からも伝わります。スキルアップなどを目的とした専門的トレーニングの土台という位置づけで「メンテナンス・トレーニング」の必要性を説かれています。ケガをしたら専門的な技術も水泡に帰すことは誰もが知っていることではありますが、それを具体的に示すことは意外に難しいことなのかもしれません。それこそが本書の意義ではないかと思います。しかもこういった説明は「はじめに」という序章に集約されています。さらにランナーの身体づくりに必要な項目の整理も本編に入る前に書かれています。お読みになる際はぜひ序章をしっかりお読みいただき、ご理解いただきたいです。そうすれば本編で紹介されるエクササイズの数々がブラッシュアップされたものになることでしょう。
 本編で紹介されている多くのエクササイズには以前から知っているものもありました。ただそれぞれのエクササイズには「目的、回数、頻度、タイミング」が必ず示されています。これが新たな価値を付与していると思います。今まで何となくやっていたトレーニングの中にもランナーが抱えている問題点の解決の糸口になりうるものに変わっているかもしれません。目的がハッキリすれば自ずとやり方も変わってくるでしょう。傍目から見たら今までと同じトレーニングに見えても、当事者には今までとは全く違ったことをしているくらいの意識が持てるでしょう。
 あくまでも本書は「ランナーのための」という限定がかけられてはいますが、お読みいただき本書の主旨が理解できれば、この考え方はあらゆるスポーツにも共通するはずです。きめ細かく紹介されたエクササイズも読みごたえがありますが、まずは冒頭29ページまでをしっかりお読みいただければと思います。

(辻田 浩志)

出版元:ベースボール・マガジン社

(掲載日:2021-10-23)

タグ:トレーニング ランニング メンテナンス 
カテゴリ トレーニング
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筋力トレーニング科学の理論と実際
鈴木 正之

筋トレの基本的な考え方から解剖学的所見、さらには競技別の身体の動かし方、トレーニング種目の紹介と、盛り沢山の内容から本の厚さにもボリュームがある。特に競技別の動きに関しては、著者独特のバイオメカニカルな視点と“動きの解剖図”が理解を助け、筋トレ初心者にもやさしい本となった。




(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:黎明書房

(掲載日:2000-02-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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Coaching power : パワートレーニングプログラム(DVD)
ロナルド・ニアマイヤ

110mハードル前世界記録保持者で、アメフトの選手としてもサンフランシスコ49ersで活躍したロナルド・ニアマイア氏がパワートレーニングプログラムを解説。レジスタンストレーニング、プライオメトリクス、スプリントトレーニングを中心に、それぞれの専門種目に適した形で紹介されていく。

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ジャパンライム

(掲載日:2000-05-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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できることから始める運動プログラム ウイダーフィットネスバイブル
森谷 敏夫 有賀 雅史

「正しいトレーニングでシェイプアップされた身体」「バランスのとれた賢い食生活」「ストレスのないリラックスした心」をテーマにトータルフィットネスを掲げるウイダーが、フィットネス指導のプログラムデザインを行うときに役立てられるようにと整理した。綴じ方に工夫が施されており、扱いが便利。




(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:森永製菓株式会社健康事業部

(掲載日:2000-09-10)

タグ:トレーニングプログラム 
カテゴリ トレーニング
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知的障害者の運動トレーニング
小野 晃

障害を持つ子どもや成人が気軽に運動できるようにと願う著者が、知的障害児の「感覚統合トレーニング」をベースに著した本。また、そうしたトレーニングの実践者や指導者、親などから成る「Project Seed」の概念も解説されている。健常者にもトレーニングのヒントを与えてくれる内容だ。




(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:同成社

(掲載日:2000-09-10)

タグ:知的障害 
カテゴリ トレーニング
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新格闘教書 クロスオーバー・トレーニング 王者10人から学ぶ理論と実践
小山 郁

自らも格闘家であるスポーツドクターの小山郁氏の著書。空手、柔道、テコンドー、レスリング、ボクシング……と、その道の“王者”10人に学んだ理論と実践。専門格闘技だけでなく、他からもトレーニングを吸収していこうとするクロスオーバートレーニングの発想を、著者はこの中で強調している。

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:三天書房

(掲載日:2000-12-10)

タグ:トレーニング 格闘技 
カテゴリ トレーニング
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55歳からの筋力トレーニング
宮畑 豊

今、“元気な高齢者づくり”に役立つものとして注目されている筋力トレーニングについて、アンケート結果や科学的なデータを用いてわかりやすく書かれた本。中・高齢者を対象にした「シルバー元気塾」というトレーニング教室を開催する宮畑氏が“身体をいたわる筋力トレーニング”を紹介。




(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:池田書店

(掲載日:2001-03-10)

タグ:トレーニング 健康 
カテゴリ トレーニング
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アスリートファイター読本 新世紀格闘技BOOK
坂詰 真二

シュートボクシングのトレーナーでもある著者が、すべての打撃系格闘技に使えるトレーニングやコンディショニングを「体調面」「体力面」「技術面」「心理面」に整理し、読本としてまとめた。また、技術面がある第3章を映像化したビデオ「アスリートファイター」もある。





(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:福昌堂

(掲載日:2001-05-10)

タグ:格闘技 
カテゴリ トレーニング
CiNii Booksで検索:アスリートファイター読本 新世紀格闘技BOOK
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アスリートのための解剖学 トレーニングの効果を最大化する身体の科学
大山 卞 圭悟

 JATI EXPRESSでの連載を加筆・修正してまとめた。著者は砲丸投げの競技歴、陸上を中心としたトレーナー歴、指導歴、さらに研究者としての顔を持ち、その経歴を生かして、素朴な「なぜ」をわかりやすく解説する。
 アスリートが自分の長所を伸ばし、弱点を克服するための最適なトレーニングを選ぶのに、正しい解剖学の知識は大いに役立つ。ケガが起こるメカニズムを知っていれば、予防やリハビリも効率的に行える。部位ごとにイラストを交えてまとめられており、実際に自分の身体を動かしたり触ってみながら学べる。





(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:草思社

(掲載日:2021-01-10)

タグ:トレーニング 解剖学 
カテゴリ トレーニング
CiNii Booksで検索:アスリートのための解剖学 トレーニングの効果を最大化する身体の科学
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競技スポーツのためのウエイトトレーニング ポイント整理で学ぶ実践・指導マニュアル
有賀 誠司

 小誌で「パフォーマンスに活かす筋力トレーニング」を連載中の有賀氏による、アスリート向けの実践的な筋力トレーニング読本。「普及啓蒙」の時代から、効率的に実践し確実に成果を挙げる「発展」の時代に成熟したウェイトトレーニングについて、さらにはプログラム作成のための基礎知識などを網羅した。



(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:体育とスポーツ出版社

(掲載日:2001-10-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
CiNii Booksで検索:競技スポーツのためのウエイトトレーニング ポイント整理で学ぶ実践・指導マニュアル
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マンガでわかる! 勝つためのトレーニング
森永製菓株式会社

 スポーツ現場ですぐに役立つトレーニングの知識と、「勝つためのポイント」をわかりやすくマンガで解説した。トレーニングやスポーツニュートリション、あるいはメンタルテクニックやコンディショニングなどのスポーツ選手が一通り押さえておきたいテーマを取りまとめた、目で見る一冊。



(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:森永製菓健康事業部

(掲載日:2001-10-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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中長距離ランナーの科学的トレーニング
David E. Martin Peter N. Coe 征矢 英昭 尾県 貢

 理論家で綿密なトレーニング計画をもとに“つくられた”天才ランナー・セバスチャン・コー氏の父親でコーチでもあるピーター・コー氏と、実践的な運動生理学者のデビッド・マーチン氏の共著。現場の活きたコーチングと科学とが融合したというに相応しい中・長距離ランナーのためのバイブル。

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:大修館書店

(掲載日:2001-11-10)

タグ:中長距離走 トレーニング コーチング 
カテゴリ トレーニング
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強く大きな体をつくる


 この本のもととなっている月刊『マッスル&フィットネス』は、アメリカを始めドイツ、フランス、イタリアなど世界各国で翻訳されるフィットネス情報誌。この別冊では、ウェイトトレーニングによる身体づくりのノウハウに加え、総合的に健康増進やメンタル面の強化を図れるような様々な配慮が施されている。

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:マッスル・アンド・フィットネス・ジャパン

(掲載日:2001-12-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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コンカレントトレーニング 最高のパフォーマンスを引き出す「トレーニング順序」の最適解
モリーズ・シューマン ベント・ロンネスタッド 稲見 崇孝 峯田 晋史郎 山岸 卓樹 山口 翔大

 持久性トレーニングとレジスタンストレーニング。パフォーマンス向上にも健康づくりにも欠かせないが、気軽に同時に高められるかというとそうはいかない。ただ、相互干渉作用についての思い込みも現場にはあるという。本書はそれぞれのトレーニングの分子・生物学的適応、神経系の適応からひもとき、互いが互いに及ぼす影響を踏まえて、年代別・種目特性別に効果的な取り入れ方を述べている。コンカレントトレーニングの日本語での定義を始め、丁寧に翻訳されており、読みやすい。

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:東洋館出版社

(掲載日:2021-03-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
CiNii Booksで検索:コンカレントトレーニング 最高のパフォーマンスを引き出す「トレーニング順序」の最適解
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ランナーのためのメンテナンス・トレーニング 競技力向上につながる「ケガしない体づくり」
中本 亮二

 陸上経験者であり、JISS などで多くのアスリートをサポートしてきた中本氏が、「陸上競技マガジン」の連載に加筆の上まとめた。
 いい成績やいいタイムを出すには練習が、練習をしっかり行うにはケガの予防が欠かせない。筋トレなどの前に、痛みをかばうなどでついた悪いクセの修正、日々の疲労の軽減、本来の機能の回復に着目。ランナーに必要な 6 要素に応じたメニューを、ランニングの前・後・オフ日用、さらに初級・中級・上級に分けて紹介している。写真が豊富でわかりやすい。これらをコツコツ続けることで、いいサイクルが生まれる。本書をもとにセルフで「メンテナンス」できそうだ。



(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ベースボール・マガジン社

(掲載日:2021-03-10)

タグ:トレーニング ランニング メンテナンス 
カテゴリ トレーニング
CiNii Booksで検索:ランナーのためのメンテナンス・トレーニング 競技力向上につながる「ケガしない体づくり」
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キンダーコーディネーション 子どもとスポーツの関わり
東根 明人 平井 博史

 身体を器用に巧みに動かす能力である「コーディネーション」。子どものときにトレーニングすることで、神経系の能力が向上する。スポーツのみならず日常生活にも大切な能力で、そのトレーニング法を100の実践例で紹介。

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:全国書籍出版

(掲載日:2002-06-10)

タグ:コーディネーション 
カテゴリ トレーニング
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最速で体が変わる「尻」筋トレ
弘田 雄士

 筋トレがなかなか続かない理由の1 つに、成果がすぐ出ないことが挙げられる。本書は、大きい筋肉である「お尻」から鍛える効率のよさを説く。また、筋トレによって意欲ホルモンであるテストステロンの分泌が促されることにも着目している。それを踏まえて、基本のデッドリフト、中級のヒップスラスト、応用の逆手懸垂などを写真つきで丁寧に解説する。お尻を鍛えた前提での、胸と腹のメニューも紹介されている。さらに筋トレを無駄にしない食事の仕方にもページを割いている。
 合間には、著者が長年関わってきたトップ選手やコーチのエピソードが挟まれ、読み物としても楽しめる。






(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:青春出版社

(掲載日:2021-06-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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ラグビーのフィジカルトレーニング 競技力が上がる体づくり
太田 千尋 臼井 智洋

 どんな活躍をしたいのか? という「パフォーマンスゴール」を軸に、自分に必要な要素を積み上げていくのが成長の一番の近道だという。本書の構成としては、正しい姿勢や動きを身につけるメディカルプレップ、ラグビーに必要なパワー・スピードを伸ばすフィジカルプレップ、体力をラグビーのプレーにつなげるスキルプレップと段階を踏んで解説しているが、スキルプレップから戻る形で自分が取り組むべきメニューを辿っていくこともできる。1試合通じて力を発揮し続けるコンディショニングにも触れる。すべてのメニューがフルカラーの写真付きで紹介されており、わかりやすい。





(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ベースボール・マガジン社

(掲載日:2021-10-10)

タグ:ラグビー 
カテゴリ トレーニング
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加圧筋力トレーニングの全魅力
石井 直方 加圧筋力トレーニング指導者交流会

 トレーニング界でもよく知られている加圧筋力トレーニングの誕生から、石井直方氏による加圧筋力トレーニングの理論解説、さらに実践現場からのレポートなどでまとめられた一冊。




(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:加圧筋力トレーニング指導者交流会

(掲載日:2003-02-10)

タグ:加圧 
カテゴリ トレーニング
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21世紀のマラソントレーニング 成功への道しるべ
前河 洋一 鈴木 彰 山本 正彦 石井 好二郎 山内 武

 マラソンを愛する5人の著者が、「トレーニング」「ステップアップ」「ランナーの知恵袋」「からだの中から走ってみよう」の項目で、ランナーとランナー予備軍にわかりやすく解説。





(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ランナーズ

(掲載日:2003-02-10)

タグ:マラソン 
カテゴリ トレーニング
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VBT トレーニングの効果は「速度」が決める
長谷川 裕

 ウェイトの挙上速度を基準に負荷などを調整するウェイトトレーニング方法(Velocity Based Training)を紹介する。1RMを基にした負荷設定より、より効率よく個人に合わせたトレーニングができるという。VBT の歴史を辿り、エビデンスとともになぜ効果が得られるのか解説した上で、速度を測るデバイスも含めた実践方法を示す。最終章ではさらなる技術の進化を踏まえた未来展望まで行っている。

(月刊トレーニング・ジャーナル)

出版元:草思社

(掲載日:2021-11-10)

タグ:速度 
カテゴリ トレーニング
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週3回×3カ月 最短で筋肉BODYをつくる
保田 尚紀

 効率よく、最短で筋肉をつける方法をカラー写真でわかりやすく解説。巻末には食事管理やサプリメントなどについてもまとめている。この夏、Tシャツの似合う身体を目指したい方に!

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:池田書店

(掲載日:2003-08-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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ジュニアスポーツのための筋力トレーニング
石井 直方 William J. Kraemer Steven J. Fleck

 子どもの成長に合わせた、正しい筋力トレーニングやプログラムづくりなど、ジュニアスポーツ(小学生〜高校生)に携わる指導者や教員、さらに親が知っておきたい知識やトレーニング法をイラストで解説。





(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:森永製菓健康事業部

(掲載日:2003-09-10)

タグ:トレーニング 子ども 
カテゴリ トレーニング
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ストレングス・ボールトレーニング
Lorne Goldenberg Peter Twist 中村 千秋 渡部 賢一

 アイスホッケー・カナダ代表チームなどでストレングス&コンディショニング・コーチを務める著者らが、68のボールエクササイズを解説。ストレングスやリハビリ、フィットネスの現場にも最適。

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:医道の日本社

(掲載日:2003-10-10)

タグ:ボールエクササイズ 
カテゴリ トレーニング
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勝ちにいく筋力トレーニング
大道 泉 田内 敏男

 従来の筋力トレーニングの方法に加え、「フォームの習得」「プログラムの作成」「重量の設定」などのポイントを押さえ、これまでとは異なる観点を織り交ぜて豊富な写真とともに解説。






(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:山海堂

(掲載日:2003-10-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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ボディバランスを獲得するスタビライゼーション
小林 敬和 山本 利春

 固定・安定させるという意味を持つ「スタビライゼーション」。スポーツや日常生活で必要な「身のこなし」や「バランス能力」を養うための抗重力トレーニングを、その理論や効果などについて解説し、レベル別・競技別のプログラムを紹介。





(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:山海堂

(掲載日:2003-12-10)

タグ:トレーニング バランス 
カテゴリ トレーニング
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コーディネーション・エクササイズ
竹内 敏康 渡邉 孝 神崎 公宏 広瀬 統一 小林 秀一 山崎 浩子 東根 明人

よい動きをつくる“トレーニング”
 近年のスポーツトレーニングには、筋肉に対するレジスタンス・トレーニングや呼吸循環器系に対するサーキット・トレーニングなど非常に多くの種類のトレーニングがある訳だが、今回ご紹介するコーディネーション・エクササイズはいわば「情報系、神経系」のトレーニングである。今から30年ほど前に旧東ドイツでまとめられた概念を基本に、このトレーニング研究で知られる監修者が、自らが主催する「コーディネーショントレーニング研究会」のメンバーの協力を得て、よりわかりやすいトレーニングの実技例を多数用意し、種目別に紹介したのが本書である。
 わが国におけるスポーツのトレーニング方法を改めて考えてみると、まず部分的な基礎練習から入り、徐々に練習の各部分を連結していく形で最終的に実戦練習に入るという、いわば部分から全体へという流れで進めていくのが一般的である。理論としてこの流れは決して間違っているものではないが、その方法で進めようとすると、往々にして初期の練習内容が単純化され過ぎるきらいがある。そうなるとトレーニングの主体者である生徒や選手にとっては、あまりにも自らが描いた憧れのスポーツ像とのギャップがありすぎて、この初歩段階ですでに興味を失うケースも多々ありうる。さらに、この基本練習段階では繰り返し同じ動きを強制されがちなことから、またまたギャップは広がり、結局ここで早々にドロップアウトとなるケースは珍しくない。これを自然淘汰と呼ぶのは少々乱暴な話である。こと幼年期、少年期にある子どもたちには、生涯にわたってスポーツに親しんでもらいたいとの願いから、こういった基礎的な練習時期にはなるべく楽しい雰囲気で、あるいは興味を失わせない工夫をしながら練習が進められることが望まれるわけである。しかし、残念ながら、必ずしもそういった練習がわが国のすべてのスポーツ指導者に支持されているとは思えない。そういう意味で、本書のような視覚と聴覚と触覚と、場合によっては第六感をも使う必要のありそうなトレーニングメニューの数々は一見の価値あり、である。

「守・破・離」
 本書の特徴は4つの重要なポイントが各トレーニングに多分に盛り込まれていることである。第一に「不規則性」。これはエクササイズにあえて順番を設けず、どれからでもランダムに練習できるようにしてあること。第二に「選択反応」。エクササイズによっては2つないし3つの刺激に対して同時に反応するように工夫されていること。第三は「身体の軸」。バランスを保つうえで重要な身体の軸をここではわざと不安定な状態にさせて、バランス感覚を養おうとしていること。そして、第四に「スローテンポ」。「ゆっくりと(動きを)行うことによって自分の筋肉や関節の動きがわかり、クイックなテンポに置き換えても動きがはっきりと理解できるというメリットがある」こと。以上のように、本書の根底には生徒や選手が飽きないような練習こそが神経を最も刺激するトレーニング方法であるという主張が流れているのである。さらに著者は「『守・破・離』という言葉がありますが、これはエクササイズを行ううえでコーチがしっかりと把握しておきたいステップ」として、まずコーチは「守」すなわちこのエクササイズに習熟し、「破」原理原則が理解できたら自分で工夫して新たな方法を模索し、「離」さらに高いレベルを目指し、最終的には独自のエクササイズを構築すべしと説いている。コーディネーション・エクササイズは無数に存在するということでしょう。コーチの皆さん、是非とも本書を手に取り、自らの独特なエクササイズをつくってみませんか。

(久米 秀作)

出版元:全国書籍出版

(掲載日:2005-02-10)

タグ:コーディネーション 
カテゴリ トレーニング
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爆発的パワー養成プライオメトリクス
James C. Radcliffe Robert C. Farentinos 長谷川 裕

「爆発的パワー」を養成する「プライオメトリック・トレーニング」。その理論をわかりやすく解説し、67の実践的なドリル(ジャンプ、バウンドとスキップ、ホップ、体幹、上体)を写真で紹介。

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:大修館書店

(掲載日:2005-02-10)

タグ:プライオメトリクス 
カテゴリ トレーニング
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コアビリティトレーニング
山下 哲弘 山田 ゆかり

“コアビリティ”とは何か
 本書のタイトルは『コアビリティトレーニング』である。では、“コアビリティ”とは何か。まえがきの部分に「『コアビリティトレーニング』というのは、全身の改造トレーニングと考えて下さい。(『コアビリティ』とは『コア』が可能にする動きという造語)」とある。つまり、私の推測では「コア(Core)芯」と「アビリティ(Ability)能力」を掛け合わせた造語とみた。では、ここで言う“コア”とはどこの部分を指すのか。これについて筆者は「もう一度強調したいことは、『コアビリティ』の『コア』=『骨格』であるということ」と述べている。そして、さらに「コア=骨格」の骨格とは“背骨”を指すと強調している。このようにすべての動作の中心を背骨と捉えて、背骨中心に上肢と下肢を一体的に鍛えることを目的としたトレーニング法は、一般的には“コアスタビライゼーション”とか“スパイナルスタビライゼーション”と呼ばれ、最近特に注目を浴びてきたトレーニング法である。しかし、原理的には決して目新しいものではなく、私は従来から行われている“ボディバランスのトレーニング”の一種と理解している。筆者も、前述したが「『コアビリティ』とは『コア』が可能にする動き」と述べているように、背骨のアライメントを崩すことなく動けるように背骨を中心とした周囲の筋肉群をトレーニングすることが、結果的にボディバランスのよい動きを生み出すと考えているようだ。

一元的トレーニング法
 今、私は本書のトレーニングを一種の“ボディバランストレーニング”と理解していると述べたが、ここで読者の理解を得るために私のイメージするボディバランストレーニングの具体例をいくつか挙げておく。まず基本としては①手押し車(腕立ての姿勢から両足をパートナーに抱えてもらい、両腕で歩く)、②バービー運動(直立姿勢から両手を地面に付き、同時に両足を後ろに投げ出して腕立て姿勢となり、再びもとの直立姿勢にすばやく戻る)、③倒立および倒立歩行、等。さらには、トレーナーあるいはコーチの指示に従って上下左右に動くトレーニングも高度なボディバランストレーニングと考えてよい。この種のトレーニングは、特に球技系では実際場面に動きが近似し実戦をイメージしやすいことから、従来から大いに実施されてきた。だから、特に目新しいトレーニング法ではないと申し上げたわけだ。しかし、トレーニングの順序という点から考えてみると、今まではまずウエイトトレーニングによって個々の筋肉を鍛え、筋力アップをしてから徐々に全体系、神経系トレーニングへというトレーニングの細分化が一般的であった。その点、本書に紹介しているコアビリティトレーニングは基礎的な筋力アップと実戦的動作に直結した筋肉の機能アップを同時に実現する一元的な方法を特徴とする。なおかつ器材をほとんど必要とせず、自らの体重のみを負荷として効果を得られる手軽さも魅力である。決して、ウエイトトレーニングの有効性を否定するわけではないが、トレーニング器材が十分でないチームやより選手の理解を得やすいトレーニング法を伝授したいと望むコーチ諸氏には、こういったトレーニング法が紹介されることは朗報と言えるのではないだろうか。
 また、本書の後半には著者を師と仰ぐ日本人初のNFLプレーヤー河口正史氏自らがモデルとなって具体的なトレーニング法が写真で示されていたり、Q&A方式でこのトレーニング対する疑問点が多角的に検討されているなど実用性の高い配慮が随所に見られる。ぜひ一読を薦めたい。

(久米 秀作)

出版元:ベースボール・マガジン社

(掲載日:2005-03-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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勝つためのトレーニングと栄養 スポーツクラブ最前線、ココクラブから
岸田 昌章 斎岡 明子

 スポーツ障害に悩みトレーナーの道に進んだ岸田氏が主宰する「ココクラブ」で行っているコーディネーショントレーニングを紹介するほか、栄養士の斎岡氏が「スポニチ」で連載された、「知って得するスポーツ栄養」を掲載。

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:せせらぎ出版

(掲載日:2005-03-10)

タグ:トレーニング 栄養 
カテゴリ トレーニング
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スロートレーニングで体脂肪を燃やす 部位別編
大川 達也

「スロートレーニング」によって、自分の体型に合わせて変えたい部位から変わるというトレーニング本。体型別 7 日間のプログラムを紹介。付録DVDが付いており、映像を見ながらタイミングや動きがマスターでき、初心者でもOK!

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:学習研究社

(掲載日:2005-07-10)

タグ:スロートレーニング 
カテゴリ トレーニング
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バレーボールのフィジカルトレーニング 競技力が上がる体づくり
佐藤 裕務

 トレーニングは、目標に合ったものを正しく行ってこそ効果が出る。強豪の大学バレーボール部でストレングスコーチを務める佐藤氏が、パフォーマンスアップにつながるトレーニングを解説する。また、トレーナーがバレーボールに起こりやすいケガの予防トレーニングを紹介する。豊富な写真はもちろん、シーズンのいつどのくらいやればよいかの指針もあってわかりやすい。さらにスポーツ栄養士がトレーニング効果を得るための食事の基本を、監督やコーチがチームづくりの面からトレーニングの重要性を説く。まさにスポーツ医科学チームに支えられているように感じる一冊だ。

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ベースボール・マガジン社

(掲載日:2021-12-10)

タグ:トレーニング バレーボール  
カテゴリ トレーニング
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ゼロからはじめる! 筋トレプログラムの作り方 フィットネス版
有賀 誠司

 筋トレ初心者の人でも、自分自身のプログラムをつくれるようになる1冊。プログラムづくりの基本原則から手順、さらに年齢・体力・目的別プログラムのつくり方まで、図・イラストの具体例とともに紹介。

(月刊トレーニング・ジャーナル)

出版元:山海堂

(掲載日:2005-11-10)

タグ:トレーニングプログラム 
カテゴリ トレーニング
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キレのあるブレないカラダをつくる 筋肉バランストレーニング
佐藤 拓矢 安藤 邦彦

「トータル・バランス・コンディショニング」という理論に基づいて、コントラクト(筋強化)とストレッチを融合させた、“使える筋肉”を獲得するためのエクササイズ。理論編と実技編に分け、写真を豊富に使い、わかりやすく紹介。

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:新星出版社

(掲載日:2006-06-10)

タグ:トレーニング ストレッチング バランス 
カテゴリ トレーニング
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筋肉をつける、使う、ケアする
谷本 道哉

 B.B.MOOK 410 のスポーツシリーズNo.289。筋肉を「つける」筋トレ、「使う」基礎的トレ、「ケアする」コンディショニングなど、強くて使える快適な筋肉を作る3つのステップを楽しいイラストと写真で紹介。また、コアトレーニングについても掲載。

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ベースボール・マガジン社

(掲載日:2006-08-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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アスリートのためのコアトレ 100のエクササイズ12の処方箋
有吉 与志恵

 今までの骨格、筋肉の癖をリセットし、新しいからだ使いをイメージしながら、からだの位置関係や動きを修正する「筋の再教育」トレーニング。基礎知識、プログラム、ケーススタディなどわかりやすく紹介。

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ベースボール・マガジン社

(掲載日:2006-11-10)

タグ:コアトレーニング 
カテゴリ トレーニング
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スタビライゼーションオフィシャルブック
安光 達雄  日本スタビライゼーション協会

 スタビライゼーションは、フォームや動作、アライメントを意識して行うトレーニングメソッド。コーディネーション能力の向上 、体幹と四肢の安定性を高めるもので、主働筋・協働筋・拮抗筋のほか補助筋群も刺激する。豊富なメニューが基本と応用に分かれて紹介されている。意識すべきアライメントを示す色付きの直線や、陥りやすいNG例を示すことによって、よりわかりやすくなっている。

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:PCYスポーツプロダクツ

(掲載日:2007-05-10)

タグ:スタビライゼーション 
カテゴリ トレーニング
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ロシア体育・スポーツトレーニングの理論と方法論
L.P.マトヴェーエフ 魚住 廣信 佐藤 雄亮

 ロシアにおける体育が体系的に網羅されている。また、筋力・スピード、持久力、柔軟性をどのように向上させればよいかの具体的な記述もある。最後に、体育およびその一部としてのスポーツの位置づけが語られていている。
 ソ連に関する記述など、やや歴史を感じるところもある。とっつきにくさを感じるのは、書かれた年代もあるだろうが(原著は1991年に出版)、読み手がバックグラウンドとして持っている知識体系が、ここで紹介されている体系とは異なるものであるからのようだ。読み手が日頃課題と感じていることが、すでに課題とされ、解決策が文章となって提示されていることに驚きを感じる部分もあるだろう。

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:ナップ

(掲載日:2008-07-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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「野球体」をつくる! ライバルに差をつける体力・技術・食事・調整方法
石橋 秀幸

 最高のパフォーマンスを発揮するための「野球体」は、体組成、体力、センスからなり、それぞれバランス・柔軟性、有酸素能力、筋力、敏捷性、巧緻性などの要素でできているという。ジグソーパズルのように組み合わせ、野球体を一緒につくっていこう、という姿勢が見える。トレーニングだけでなく、ケアの方法、さらに栄養面での記述や、野球経験者との対談も収録されている。打撃・捕手については鬼嶋一司氏、投手は林卓史氏、守備・走塁は苫篠賢治氏から技術論を引き出している。

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:西東社

(掲載日:2008-08-10)

タグ:野球 
カテゴリ トレーニング
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身体を中心から変える コアパフォーマンス・トレーニング
マーク・バーステーゲン ピート・ウィリアムズ Mark Verstegen Pete Williams 咲花 正弥 栢野 由紀子 澤田 勝

 アスリーツパフォーマンス(米国アリゾナ州)は、トップアスリートを対象としてトレーニングを提供する施設である。ここを運営するマーク・バーステーゲンの身体への考え方がぎっしりと詰まっている本である。
 第1章の最後に、「コア誓約書」というものがあり、サインをするようになっている。これは、最大限の努力や正直さといった5項目を約束してほしいとのことで、自分の意志でパフォーマンスを求めていくためにある。さらに、第2章では3カ月後から2年後までの段階的な5つのゴール設定が求められる。こうして、「コアパフォーマンス」を求める過程が始まる。
 自重を使ったエクササイズ、バランスボールエクササイズ、弾性を活用するプライオメトリック、さらにストレングストレーニング、ストレッチングなどについて写真を豊富に用いた紹介が行われる。栄養面に関する記述も詳しい。細かいトピックについてはコラムもしくはQ&A方式で書かれている。
 本書にはCD-ROMが付属し、エクササイズの動きを映像で確認することができる。

(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:大修館書店

(掲載日:2008-12-10)

タグ:体幹 コア 
カテゴリ トレーニング
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筋肉メカニクスとトレーニング技術
エバレット アーバーグ Everett Aaberg 加藤 清忠 岡田 純一 長谷川 伸 渡辺 英次 寺田 佳代

 原著タイトルはMuscle Mechanics:Correct Technique for 65 Resistance Training Exercisesである。最初の3章では、トレーニングを行う上で基本的な知識をまとめている。第4章から第8章までは体幹および上半身・下半身の65のエクササイズが見開きで紹介される。最後の章「プログラムデザイン」では、どのようにトレーニングメニューを組み立てるかについて、考え方と実例を掲載している。この1冊に、本格的にトレーニングを行うときに気をつけるべきポイントがまとまっている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:西村書店

(掲載日:2011-11-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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1日5分スロー&クイック 体脂肪を燃やす最強トレーニング
谷本 道哉 石井 直方

 スポーツや教育の現場に留まらず、テレビなどでも活躍する両著者。最新のスポーツ医学に基づき、かつ社会人のライフスタイルに合わせたトレーニング法を紹介する。多くの人の希望である痩せる=体脂肪を燃やすには運動と食事のコントロールは必須。トレーニングについては「スロー&クイック」の組み合わせなら短い時間でできて効果が大きいと解説。上半身・背筋、下半身・腹筋の基本メニューを3つずつ、気になる部位別に10のメニューと種類も絞り込んだことで、何を、いつ、どうやって、どのくらい行えばよいのかわかりやすい。運動習慣のない人に対して、どうハードルを下げるかというヒントも詰まっている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)

出版元:高橋書店

(掲載日:2017-06-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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東大式筋トレ術 筋肉はなぜ東大に宿るのか?
東京大学運動会ボディビル&ウェイトリフティング部

何が正解なのか
 アプリのスーパー大辞林で検索してみると、「正解」とは、正しい解答または解釈、とある。また「常識」とは、ある社会で人々の間に広く承認され当然持っているはずの知識や判断力、と解説されている。両者は一致しないことも多いし、この世に絶対的な「正解」というものも多くないと感じる。エビデンスレベルの高い情報も、ほとんどのヒトに対して合理的判断を下す基準にはなっても、例外なく全てのヒトにとっての絶対的真実となるわけではない。「トレーニング理論」にも幾多の領域や主義主張があり、何が「正解」で何を「常識」にすればいいのか判断することは未だに難しい。
 本書は日本の最高学府のボディビル&ウェイトリフティング部によるトレーニング指南書である。ここは「関東学生ボディビ ル選手権大会で最多優勝を誇る伝統と実績のある運動部」であり、それは「東大全運動部の中でも別格の成績」とのことだ。そんな彼らは「東京大学は、特別な才能がなくても適切な勉強さえすれば、だれでも入れる大学です」と言い切っている。そして「勉強力は筋力である」という部の教えのもと、「特別な運動神経を必要としない筋トレは、才能がなくても適切な努力さえすれば、着実に実力を伸ばすことができる」と日々鍛錬に取り組んでいる。
「筋トレ法には数多くの実証と高度な理論に裏付けられた、効率的な方法論が存在する」のだから、それを考慮した「適切な努力」をすれば結果はついてくるというわけだ。そのためには現在の自分を客観的に評価分析し、何をすべきかを明確にした上で、正しい対策を考え出すことが前提になる。「頭を使って正しい方策を考えることさえできれば、地道な努力が必ず実を結ぶ」のだから。本書で紹介されるトレーニング方法や栄養補給に関する情報に目新しさはない。おそらく筋力トレーニングに関してスタンダードといっていい内容だ。しかしこの「正解」だと思われる事柄を、極めて高いレベルで「常識」にすれば成果は得られる。彼らは受験でもそれを実行し、東京大学入学という結果を得たのだ。彼らのすばらしい生き方だ。

実行、ましてや習慣化は
 しかし、世の中にどれだけ「正解」だと思われることがあふれていても、それを「常識」にできる人は決して多くないように思う。「正解」を求めずに済む言い訳など無数に転がっているし、平和な日本であればそれでも生き延びてはいける。たとえば現状より健康になれる方法は玉石混淆ながらいくらでもあるが、実行できる人は少なく、それを習慣化できる人はさらに少ないように思う。とにかく楽をして結果を得たいんだと思っている人間のほうが多いとしたら、それが本来ヒトとしての「正解」であり「常識」であるべき姿なのかもしれない。だとすれば「適切な勉強さえすれば、だれでも入れる大学です」と 言い切れることは、それだけですでに常識を超えているということになる。
 そこまで徹底できないにせよ、よりよく生きるために自分なりに努力を重ねるべきだと考える人はたくさんいる。本書で述べられている「理想の身体なくして理想の人生は実現しない」とも「筋トレができない人間は、人生でも落ちこぼれる」とも思わない。むしろ、これらが言葉の綾だったとしても、多種多様な人間をより広く理解してから、国を背負うような場所に行っていただきたいと感じさせる表現ではある。
 ただ、よりよく生きようとする行為が、どんな形であれ己を鍛えることと同義だというのであれば、その努力の積み重ねが「人生を豊かにする」ということは「正解」だと思う。野生動物は己を鍛えないというたとえも聞くが、彼らは生き残るための最低限度のところにいるだけだ。彼らがもし鍛える方法を学び、それで現状より生き抜く可能性が上がり、よりよく生きられるということを実 感できるのなら、彼らの「常識」の中にも鍛えるということが「正解」として定着するかもしれない。

別の意味での「正解」
 実は「正解」には、結果的によかったと思われること、という意味もあるのだ。こちらならわかりやすい。自分なりの方法で頑張って取り組んで、その道程を振り返ったとき「ああよかった」と思えることが「正解」なのだ。これなら誰にでも「正解」が得られる。人生を振り返って、大した実績はなくても人様にそれほど深刻な迷惑をかけなかっただけで上出来な人生だったと「正解」にしてもいいし、とにかく他の全てを犠牲にして仕事に打ち込んできたことで「正解」としてもいい。のんべんだらりと好きなことだけをして、それでもやってこれたということで「正解」にしてもまあいい。
 だがやはり、個人的には妥協を重ねてばかりでは、そこにはたどり着けないと信じる。誰かの役に立ちたいという意識も持ち続けたいし、大切なことを大切だと言える自分でいたい。だから筋トレや他の方法で身体も鍛えれば、自身のやり方で自己向上に取り組んでいる。最期にああよかったと思えるように、自分の「正解」を「常識」にできるように生きていきたいものだ。
(山根 太治)

出版元:星海社

(掲載日:2017-07-10)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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子どものスポーツパフォーマンスを高める トレーニングの基本
比嘉 進

 スポーツパフォーマンスを高めるために、8つの基本トレーニング:ファンクショナルトレーニングを提唱する本書。以下がその8つである。①プランク、②スクワット、③ランジ、④ヒンジ、⑤ローテーション、⑥プッシュ、⑦プル、⑧キャッチ。
 筆者が実際にサポートした読谷高校ラグビー部の実例を示しながら、学生の声もとりあげることで、結果だけではなく、学生にどんな「内的変化」があったのかがわかる構成になっている。ラグビー経験はない筆者だが、「体のホントの使い方」を伝えることで、読谷高校ラグビー部を全国大会出場に導いた。
 現代の子ども達は外遊びの機会が減り、体力・運動能力が低下していて、身体の使い方がわからなくなっている。自分でトレーニングしようと、YouTube などで検索すれば、膨大な情報が手に入るが、自分の身体や競技に適しているかどうかという判断は難しい。また、指導者側にも、自分が自然にできてしまう(しまった)ことを、言語化し、伝えることはなかなかできないという。そこで筆者の出番。まずは、3カ月間の自重トレーニングに取り組んだ。ある学生は、ウェイトトレーニングよりきつかったと回想しているが、筆者は個々に強度設定することがポイントだという。
 また、マシンを使ったトレーニングは安全に行える反面、固有受容器に対する情報が少ないために、筋力がついても実際の競技に活かせない点を指摘している。その点、ファンクショナルトレーニングは、多関節からのフィードバックがあるのが特徴で、さまざまなバリエーションの応用がきく。
 8つのシンプルな動きで、誰もがやったことがあると思う。新しいものがどんどん目の前を通り過ぎていく世界で、一度目を閉じて、基本に立ち返り、当たり前のことを見直すことが、必要なのかもしれないと思った。
(塩崎 由規)

出版元:現代書林

(掲載日:2022-03-22)

タグ:ファンクショナルトレーニング 
カテゴリ トレーニング
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筋力強化の教科書
石井 直方 柏口 新二 高西 文人

 この書籍は、長年トレーニング業界に携わってこられた筆者たちが「筋力トレーニング」の基本について述べた書籍です。書籍の前半部分では、筋トレの基本について生理学や健康に関する情報が述べられており、後半部分ではBIG3とベントオーバーローイングなどトレーニング種目の基本について語られています。
 著者の3名は、研究者・医者・指導者とそれぞれ違った立場の方が、筋力トレーニングの基本をさまざまな角度から語られている書籍です。これは、ここ近年の情報ではなく、30年ほど前の1990年頃から積み重なった情報です。近年の筋力トレーニングの情報発展に寄与してこられた方々が、どのように「筋力トレーニング」を捉えて実践に落とし込んだか歴史を知るために必読の書籍です。
 本書の後半の部分では、BIG3など実際のトレーニングの方法論について述べています。各種目の説明のページでは、フォームに関して細かく紹介されています。写真に線を引いてバイオメカニクスの視点で、より安全で効果の出る方法を説明しています。
 私も、この業界に携わるようになって20年です。間違いなくこの書籍の情報からスタートしています。そして、現代では情報が大きく様変わりしたように感じます。しかし、基本となる土台は変わることはありません。改めて、基本に立ち返るときに参考にしたい書籍です。
(中地 圭太)

出版元:東京大学出版会

(掲載日:2022-09-05)

タグ:トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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定年筋トレ
森谷 敏夫 吉田 直人

 私自身これを書いている時点で61歳になります。同級生の多くは会社を定年し、新たな人生を歩んでいます。以前から気になっているのは同年代が集まると身体の話題、とくに病気の話が増えてきました。私はそういうのに反発していたのですが、ここ数年体調がすぐれないこともあり、反発どころか率先して病気の話をしてしまいがちです。まだまだそんなに衰えてはいないと思いつつも、健康不安がよぎることもしばしば。それが60代のジレンマなのかもしれません。
 本書は「衰えに抗う」というのがテーマになっています。「アンチエイジング」といえば格好よく聞こえるのですが、現実は極めて切実です。「若返る」というポジティブな感覚ではなく、現実にある「不安を打ち消したい」という感覚の方がピッタリのような気がします。
 本書の解説は私らの年代にとって「あるある」ばかり。そのせいか、乾いた土に水が染み込むように書かれた内容が入ってきました。そしてどうすれば不安が解消できるのかについて明確な答えがありました。運動を始める前から高揚感がわいてくるようです。
 しかし実際に何をどうすればいいのか、現実問題としてそこがもっとも高いハードルなのかもしれません。この年になって学生時代のクラブ活動のような運動をするわけにもいきません。具体的な方法論もそれぞれの人に可能な選択肢が用意されていました。ジムに通ってのトレーニングもあれば自宅で一人でやれる運動もあります。そこからさらに踏み込んだところまで解説されているのはありがたいことです。
 さらにトレーニングに付随する話題も豊富。活性酸素・糖尿病・食生活などの問題点にも持論を展開されています。もちろん世の中には様々な意見もありますので、何が正解なのかは判断しかねますが、少なくとも筋トレをめぐる問題点を知るという意味では意義があると思います。
 実際にその年代になって経験してみないとわからないセンシティブな部分まで丁寧に書かれているのは、同じ目線を意識されているからだと思います。
(辻田 浩志)

出版元:ワニブックス

(掲載日:2022-09-21)

タグ:高齢 トレーニング 
カテゴリ トレーニング
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野田式足裏トレ
野田 隆基

 私ごとで恐縮ですが、解剖生理学を勉強するときについ足部をおろそかにしてしまう傾向があります。身体の末端であることも理由の一つかもしれませんが、足部の構造の複雑さと機能の難解さにテンションが下がっていたのかもしれません。本書を読む前段階で苦手意識を感じていました。そんな私にとってありがたかったのは興味深いテーマにそって足の構造・機能を解説されていたので、暗記ではなく納得しながら読むことができたことです。様々な項目に対する関節や筋肉の存在意義やその重要性を知ることができたのはよかったです。
 足に興味を持つ一般の方にとって理解しやすい解説と面白いテーマに、本書の読みやすさが表れています。筆者が力説される身体を支える重要な部分としての足部を、身体全体とのつながりの中で紹介されるトレーニングは「足のため」としてではなく「身体全体のための足」であることを実感させられます。
 おそらく本書にある「足裏トレ」は長期的な継続が必須となるでしょう。それはやはり足だけの問題ではなく身体全体の動きに影響する段階まで続ける必要があるからです。
 本書のトレーニングはアスリートが身体操作の基本として活用することもできそうですし、高齢者が不自由を感じることなく歩くためにも有効だと感じました。
(辻田 浩志)

出版元:徳間書店

(掲載日:2022-10-26)

タグ:足裏 
カテゴリ トレーニング
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競技力アップのフィジカルリテラシー キッズ・ユース期における動き&身体づくりの理論と実践
小林 敬和 森 健一

 かつてはプレイヤーとして高い能力を有した者や競技成績が優秀だったものが指導者となり、彼らが持つ経験やノウハウを選手に与えるという指導者像が当たり前でしたが、近年の傾向としてはプレイヤーとしてのスキルと指導者としてのスキルを別のものとして捉える傾向が強くなりつつあります。もちろん実際に経験したスキル自体は否定されるべきものではありませんが、それ自体普遍性があるともいえず、チームや個々の選手に等しく当てはまるものではありません。とりわけ少年少女期は身体的・精神的に成長途上であり、彼らの成長を促進するという役割がスポーツに求められます。
 本書はただ「勝つ」ということをスポーツというものの中心的な要素として据えるのではなく、人が人として健康に過ごし、スポーツという身体活動を通じて心理的・社会的に豊かになるための指導法が「フィジカルリテラシー」であると受け止めました。本書での「フィジカル」は、あくまでも身体活動という手段として捉えています。そして目的は、身体を、心を、考え方を、社会性を育むための取り組みであるとします。この考え方を強く意識してこそ、各論としてのエクササイズが生きてくるものだと感じました。おそらく理念ともいうべきここの部分が欠落すれば、現場で少年少女を指導する際に難しい選択を迫られたとき、大切な判断基準を失いそうな気がします。
 正直に申し上げて、読み始めでは後半に掲載された具体的なエクササイズにのみ興味を持ちましたが、読むにつれてそれでは筆者の意図することが伝わらないと感じ始めました。こういった理念にのっとり、新しい時代のコーチングは身体能力や競技能力をアップすることが一番の目的とするのではなく、あくまでも「子供たちの成長」の一手段としての位置づけであることがはっきりと伝わります。「技術を教えてやる」というのではなく「子供たちの成長や時代の変化に対応するコーチング」という一文が本書全般に通じる考え方なのだと思います。
 もちろんQRコードを利用して動画でエクササイズを見せる手法は今風で理解しやすいです。バランス、リズム、タイミング、フレキシビリティ、スタビリティ、モビリティという6つの要素を鍛える数多くのエクササイズは、鍛える目的がしっかり理解できるので納得したトレーニングで効果に直結しそうな印象が残ります。何となくやるトレーニングとは差が出るように思います。
 少子化が問題となる昨今、健全なる青少年の育成には、スポーツを楽しんでみんなでやれる環境が不可欠な要素だと思います。そしてそれが一部の子どもだけではなく、多くの子どもたちにスポーツを楽しむ文化として広がることを願うばかりです。
(辻田 浩志)

出版元:ベースボール・マガジン社

(掲載日:2023-05-10)

タグ:フィジカルリテラシー  
カテゴリ トレーニング
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著者
Mel Boring American Medical Association C.B. Mordan 島沢 優子 日本スタビライゼーション協会 足利工業大学・健康科学研究室 銅冶 英雄Adrian WealeAlan GoldbergAndrea BatesAndrew BielAnne KeilAviva L.E. Smith UenoBernd FalkenbergBoris I.PrilutskyBrad Alan LewisBrad WalkerCarl PetersenCarole B. LewisCarole B.LewisCaroline Corning CreagerChad StarkeyChampagne,DelightCharland,JeffChartrand,JudyChris JarmeyClive BrewerDaniel LewindonDanish,StevenDavid A. WinterDavid BorgenichtDavid E. MartinDavid EpsteinDavid GrandDavid H. FukudaDavid H. PerrinDavid JoyceDavid SumpterDavies,George J.Digby, MarenaDonald A. ChuDonald T KirkendallEddie JonesElizabeth Best-MartiniEllenbecker,Todd S.Everett AabergF. バッカーFrank BakkerG. Gregory HaffG.D.ReinholtzGeorge BrettGray CookGregory D. MyerH・ミンツバーグIñigo MujikaJ.G.P.WilliamsJ.W.SchraderJWS「女性スポーツ白書」作成プロジェクトJacqui Greene HaasJamJames C. RadcliffeJames StudarusJari YlinenJeanne Marie LaskasJeff BenedictJeff CharlandJeff LibengoodJeff RyanJennifer Mather SaulJerry LynchJiří DvořákJohn GibbonsJonathan PrinceJoseph C. MaroonJoshua PivenJulian E. BailesJ・ウィルモアKahleKarim KhanKarin WiebenKim A. Botenhagen-DiGenovaKim A.Botenhagen-DiGenovaL.P.マトヴェーエフLawrence M.ElsonLeon ChaitowLeonhardtLeslie DendyLorne GoldenbergM. デュランM.J.SmahaMarc DurandMarilyn MoffatMark PerrymanMark R. LovellMark VerstegenMattyMcAtee,Robert E.Megan HineMelvin H. WilliamsMichael GleesonMichael J. AlterMiguel Angel SantosMurphy,ShaneM・ポラックNPO法人日本ライフセービング協会Nadia ComaneciNational Strength and Conditioning AssociationNina NittingerNorm HansonOg MandinoP.V.カルポビッチPOST編集部Pat ManocchiaPaul L. GreenhaffPete WilliamsPeter BruknerPeter N. CoePeter TwistPeter WoodPetitpas,Al.PlatzerR. ザイラーR.H.エプスタインR.J.CareyR.N.シンガーRainer MartensRaymond M. NakamuraRein TideiksaarRene CaillietRichard BrennanRichard GoldRobert C. FarentinosRobert E. McAteeRobert MoorRobert S.BehnkeRoger W.EarleRoland SeilerRon MaughanRuben J. GuzmanS. ビドルS.T.FleckSAGE ROUNTREESander L. GilmanSandy FritzSharon MoalemShephard,Roy J.Soccer clinicSports Graphic NumberStephen KieslingSteven J. FleckStuart BiddleSue HitzmannS・パリッシュS・フォックスTerease, AmandaThomas R.BaechleThomas W. MyersThor GotaasTil LuchauTrevor WestonTudor O. BompaVladimir M. ZatsiorskyVladimir M. ZatsiorskyVáclav DvořákW.E.シニングW.J.KraemerWilliam J. KraemerWynn KapitY. ヴァンデン‐オウェールYves Vanden Auweele「運動器の10年」日本委員会いとう やまねかわむら ふゆみけいはんな社会的知能発生学研究会ふくい かなめまつばら けいみづき 水脈みんなのスポーツ全国研究会わたなべ ゆうこアタナシアス テルジスアタナシアス・テルジスアダム フィリッピーアテーナプロジェクトアメリカスポーツ医学会アメリカスポーツ医学協会アメリカ医師会アレックス・ハッチンソンアンゲリカ・シュテフェリング エルマー・T・ポイカー ヨルグ・ケストナーアンドリュー ブレイクアンドリュー・ゴードンアンドリュー・ゾッリアンドリュー・ビエルアンバート・トッシーアン・ケイルアン・マリー・ヒーリーイチロー・カワチイヴ・ジネストウイリアム ウェザリーウサイン・ボルトウドー アルブルエディー・ジョーンズエドワード・フォックスエバレット アーバーグエリザベス ノートン ラズリーカイ・リープヘンカミール・グーリーイェヴ デニス・ブーキンカルロス 矢吹カレン・クリッピンジャーカーチ・キライカール・マクガウンキャロリン・S・スミスキャロル・A.オ-チスクラフト・エヴィング商會クリス カーマイケルクリス ジャ-メイクリストフ・プノーグレン・コードーザケイトリン・リンチケニー マクゴニガルケネス・H・クーパーケリー・スターレットケン ボブサクストンゲルハルト レビンサイモン・ウィクラーサカイクサンキュータツオサンダー・L. ギルマンサンドラ・K・アンダーソンシェリル・ベルクマン・ドゥルーシルヴィア ラックマンジェア・イエイツジェイ マイクスジェイソン・R・カープジェイムズ・カージェフ ライベングッドジェフ・マリージェリー・リンチジェームス・M・フォックスジェームス・T・アラダイスジェームズ アマディオジェームズ・アマディオジェーン・ジョンソンジェ-ン・パタ-ソンジム・E. レーヤージャン=マリ・ルブランジュリエット・スターレットジョセフ・H・ピラティスジョン エンタインジョン・スミスジョン・フィルビンジル・ボルト・テイラースタジオタッククリエイティブスティーヴン・ストロガッツステファン キースリングステファン・メルモンスポーツGEARスポーツインキュベーションシステムスポーツセーフティジャパンスポーツ医・科学研究所スポーツ社会心理学研究会スポ-ツ医科学研究所タカ 大丸ダイヤグラム・グループダニエル・ジェイムズ・ブラウンダニエル・マードンチャモアペット・ハーパランチャーリー・ローティナ・シ-リグデイヴィッド シールズデイヴィッド・シールズデビ・ブラウンデータスタジアムトニ・ナダルトム・シーバートラヴィス・ソーチックトル・ゴタストレーニング科学研究会トーマス・W. マイヤーストーマス・タッコドナルド T. カーケンドールナイキ・ジャパンナディア・コマネチハンス-ウルリッヒ・ヘッカーバイロン・シューマンバド・ウィンターパトリシア・M・ホランドヒュー・ディールハンティービヨン・ボルグビル・ライトビート たけしピート・ウィリアムズフィリッピー・アダムフィル・ジャクソンフランク・ショーターフランク・ショーター フルコムフル・コムフレデリック ドラヴィエフレデリック・ドラヴィエブライアン コールブルース マキューアンブレット コントレラスブレット・コントレラスベント・ロンネスタッドベースボール・マガジン社ボブ・アンダーソンマイケル グンディルマイケル・グンディルマット ジャーヴィスマット リドレーマリオ 宮川マーク ペリマンマーク・バーステーゲンマーティー 松本メアリー・ボンドメディカル・フィットネス協会モリーズ・シューマンライフサポート協会ラエル・イサコウィッツランス アームストロングランナーズ女性ランニングセンターランナーズ編集部リチャード ブレナンリチャード・ブレナンリック・マクガイアリンダ・グラットンルーカ カイオーリレイナー・マートンレイン ティディクサーレッシュ・プロジェクトロコモチャレンジ!推進協議会ロゼット・マレスコッティロナルド・ニアマイヤロバート ムーアロビン・マッケンジーロブ パナリエッロローランド・レイゼンビーヴォルフラム・リントナーヴォルフラム・リントナー七木田 文彦七類 誠一郎三ツ井 慈之三上 太三上 賀代 三井 康浩三井 恵津子三井 悦子三好 春樹三宅 満三宅 義信三木 英之三条 健昌三栖 英揮三森 寧子三浦 孝仁三浦 於菟三浦 武三浦 知良三浦 雄一郎三澤 威士三田 佐代子三田 文英三砂 ちづる上原 善広上松 大輔 笠原 政志上田 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書評者
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久保田 和稔(8)
久米 秀作(53)
今中 祐子(5)
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戸谷 舞(3)
打谷 昌紀(2)
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月刊トレーニング・ジャーナル(16)
月刊トレーニング・ジャーナル編集部(758)
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松本 圭祐(3)
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梅澤 恵利子(1)
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水浜 雅浩(8)
水田 陽(6)
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渡邉 秀幹(6)
渡邊 秀幹(1)
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鈴木 健大(6)
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