Age-Defying Fitness
Marilyn Moffat Carole B.Lewis
著者のMarilyn MoffatとCarole B.Lewisの2人は、Physical Therapist(以下PT)である。
“良い習慣は良い姿勢をつくり、良い姿勢はあなたの痛みを少なくし、今以上のエネルギーを与えることでしょう”この言葉に集約されるように、よりよく年を取るための大切な要素として、「姿勢」「筋力」「バランス」「フレキシビリティ」「持久力」の5つを挙げている。
本書はそれぞれの5つのカテゴリーを各章ごとにわけ、アセスメントとエクササイズの紹介をしている。日常生活の姿勢が悪い状態でトレーニングをしてもよいパフォーマンスが発揮できないことは言うまでもない。そういった点でも5つの要素のうち姿勢が最初に取り扱われているのは自然な流れだと思う。
(大塚 健吾)
出版元:Peachtree Pub Ltd
(掲載日:2012-02-17)
タグ:エイジング 姿勢 トレーニング
カテゴリ トレーニング
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“遊んで”伸ばす! 子どもの運動能力 楽しみながらできる「親子遊び」ドリル80
佐藤 雅弘
運動能力を高めるためにはどうすればよいかについて、両親に向けて書かれたもの。まず基本姿勢やアライメントについて立った姿勢、歩き方でみていく。足のチェックや柔軟性も確認し、改善のためのレッスンや、遊び(飛行機やクモ歩き)の中でのコーディネーショントレーニングが、身体を支える能力、反応力、バランス能力、リズム・タイミング、組み合わせてのコーディネーションという流れで紹介されている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:山海堂
(掲載日:2007-09-10)
タグ:遊び 姿勢 子ども
カテゴリ 指導
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姿勢チェックから始めるコンディショニング改善エクササイズ
弘田 雄士
よい姿勢とはいったい何か。何を見て姿勢を判断し、その姿勢をどのように改善してゆくのか。本書ではその1つの解を示している。
人は大なり小なり身体は歪んでいる。その歪みをできるだけ小さくすることは障害を防ぎ、代償動作のない効率的な動きを行うには不可欠である。静的な状態では問題がなくとも、動的な状態では問題が出てくることも少なくない。それゆえ様々な方法で姿勢のチェックを行ってゆくが、チェックを行うだけではなく、問題があるところはそれらを改善してゆくことも併せて行わなければ、チェックをしてゆく意味がない。これらは何も競技者に限ったことではなく、すべての人に共通することである。
もちろん様々な立場から何とか改善をしてゆこうとすることは大事だが、本人が意識を変えなければ改善に向かうことはない。たとえ指導で改善したとしても、その後の練習や日常生活での動作改善が行われなければ、再発することは目に見えている。目に見える部分だけではなく、目に見えない部分である意識の改善も併せて行ってゆく必要があるのではないだろうか。
本書では立位はもちろん骨盤、肩、足とテーマを分けて記載されている。これらを足がかりにその他の部位における改善方法を、自分なりに研究してゆくことも必要であろう。
(澤野 博)
出版元:ブックハウス・エイチディ
(掲載日:2014-10-30)
タグ:姿勢 評価 トレーニング ファンクショナルムーブメント
カテゴリ アスレティックトレーニング
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姿勢の脳・神経科学 その基礎から臨床まで
大築 立志 鈴木 三央 柳原 大 大槻 利夫 神﨑 素樹 高草木 薫 内藤 寛 平島 雅也 政二 慶
「ヒトの動きの神経科学シリーズ」の刊行が開始された。その1冊目として、スポーツはもちろん日常の中でのヒトの動きと密接な関係にある姿勢が取り上げられている。姿勢(フォーム)の制御メカニズムを、脳科学、神経科学はもちろんバイオメカニクスなどさまざまな切り口から迫る。
それぞれの姿勢を制御する際に内部で何が起きているかについて、研究成果がコンパクトにまとめられており、原理を知りたい人には待望の書ではないだろうか。後半では脳卒中後遺症や姿勢反射障害の患者への治療にも触れ、臨床への応用までカバーしている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:市村出版
(掲載日:2012-05-10)
タグ:神経科学 姿勢 脳
カテゴリ スポーツ医科学
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感じる力でからだが変わる 新しい姿勢のルール
メアリー・ボンド 椎名 亜希子
従来のアライメントに留まらず、感覚とも関連づけた新しいルール(定義)に基づく身体の取扱説明書である。著者も訳者もロルフィングを学んでいるが、筋膜へのアプローチ理論を並べるのではなく、呼吸を始めとした自分自身で感じられるものをキーにエクササイズを紹介していく。
エクササイズといっても腹筋を10回3セット、のようなものではなく、1人1人違う姿勢や動作の癖をまず意識させ、それを解消し安定させるべくじっくりと身体と向き合うものだ。ある人物の身体が変わっていく様を小説のようにして挟んでいるのも、イメージしやすい。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:春秋社
(掲載日:2016-03-10)
タグ:姿勢 エクササイズ
カテゴリ 運動実践
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コアトレベーシックブック
有吉 与志恵
『スタートブック』に続く本書では、寝る・姿勢・座る・立つ・歩くを基本の五項目としてまとめた。トレーニングといっても鍛えるというより健やかな状態に整えることを掲げ、まず肩こりなどの日々の不調の原因を丁寧に解説した上で、トレーニング内容を紹介している。
普段運動しない人にいかにエクササイズに興味を持ってもらい、続けてもらうかの参考になるだろう。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:学研パブリッシング
(掲載日:2013-08-10)
タグ:コア トレーニング 姿勢
カテゴリ トレーニング
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マラソンは上半身が9割
細野 史晃
専門家や競技経験者でない限り、マラソンと言えば走る、イコール下半身が重要と考えるだろう。筆者はその思い込みを取り除き、正しいフォームで走る「楽RUN」メソッドに導くべく筆を取った。
ポイントとして「重心」と「姿勢」を挙げ、まずは物理学や解剖学などの側面から仕組みを解説。そして、それらを無意識に行えるようなトレーニングを、肩甲骨回しといった基礎から応用まで紹介している。
走ることは、さまざまなスポーツ動作に通じるため、マラソンに限らず参考になる。また、感覚的なものをいかに伝え、修正していくかというアプローチの例としても活用できるのではないだろうか。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:東邦出版
(掲載日:2014-06-10)
タグ:マラソン 姿勢
カテゴリ 運動実践
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トップアスリートのランニングフォームで自己記録がぐんぐん伸びる本
鈴木 清和
記録アップを目指す一般ランナー向けだが、「走る」という動作はさまざまなスポーツで行われるので、自分の体型や筋力に合ったフォームを見つけて身につけられればパフォーマンスアップが望めるだろう。また、指導の際のヒントにもなりそうだ。
筆者はトップ選手のランニングフォームを3つに大別し、「スイング走法」「ツイスト走法」「ピストン走法」とイメージしやすい名前をつけて説明している。練習メニューにも「エリマキトカゲ走」などユニークな名前がついている。なぜなら、脚はこう、体幹はこう…という意識の仕方では、キネティックチェーンコントロールが難しいためだ。スムーズで、身体に無理のないフォームの獲得に導いてくれる一冊と言える。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:スタジオタッククリエイティブ
(掲載日:2014-08-10)
タグ:ランニング 姿勢
カテゴリ 運動実践
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姿勢と歩行 協調からひも解く
樋口 貴広 建内 宏重
姿勢、そして歩行はあらゆる身体活動のベースとなる。ただ、どの筋がどのように働き...といった解説書ではない。筋骨格系それぞれの協力により調整される「協調」を切り口に、中枢神経系との相互作用、環境に応じた制御も含めた大きな視点で紐解いていく。人間の動きの複雑さ・絶妙さとともに、協調がうまくいかないとどういった障害が起きるかもよくわかる。
障害が起きた場合、また防ぎたい場合にどのようにアプローチすればよいかのヒントが詰まっており、対象がスポーツ選手であっても高齢者であっても、臨床における強い味方となってくれそうだ。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:三輪書店
(掲載日:2015-11-10)
タグ:姿勢 歩行 神経
カテゴリ スポーツ医科学
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マラソンは上半身が9割
細野 史晃
近年では、マラソンが各地域で開催されるようになりブームというより文化に近くなってきたのではないかと思えるくらい盛んになっている。
マラソンは他の競技と違い指導者がいなくてもできることで、身近な反面、無理なフォームで走ってしまいケガにつながることも多い。走り方について教えてもらうのは親や学校の先生になるが、だいたい「脚を上げなさい」「腕を振りなさい」「あごを引きなさい」「かかとから足をつきなさい」という指導になる。
本書によると、よい走りをするためには「姿勢」「重心」「上半身」ということで、上半身を意識して動かすとよい走りができることを物理学や機能解剖学から考察している。また姿勢に関しては、いろんな姿勢の人がいることで一つの指導では対応できないことが多いが、姿勢を分類し、各姿勢に対する対処法や走法なども提案している。
ただ、上半身といっても体幹で走るということにフォーカスしてるのでは? と感じることが多かったことと、後半はマラソン一般書籍と同じようなトレーニングやマラソン小話になっていることがタイトルの割に残念に思える。マラソン愛好家の方々が走り方を見直したいとき、専門家に教わっておらずタイムに伸び悩むランナーなどにお勧めな一冊である。
(安本 啓剛)
出版元:東邦出版
(掲載日:2016-06-25)
タグ:マラソン 姿勢
カテゴリ 運動実践
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ねこ背は10秒で治せる! 1回のストレッチでスーッと伸びる!
小林 篤史
本書は、ねこ背専門の治療院を立ち上げ、10年間で2万人のねこ背を治した小林氏の経験をまとめた一冊である。
パソコンやタブレット、スマートフォンが発達し、デスクワークや下を向く機会が多くなった人々の背中は、姿勢を正そうとしても元に戻ってしまい、すっかり形状記憶されているかのようだ。そんな背中を人間らしい背中にするには、10秒のストレッチを1回正しく行うことが大事になる。しかも背中だけに注目せず、まず土台から整え、次にねこ背を4つのタイプに分け、それぞれに応じた動きを行う。これらは自分ででき、どこでもすぐにできる簡単な方法なので、まずは自分の身体で実感してもらいたい。
本書の最後には、治療を受けた患者さんの体験談や日常生活で気をつけることをQ&Aにまとめていて、シンプルな絵とわかりやすい文章のため、専門書というより一般的に理解しやすい内容となっている。
(佐々木 愛)
出版元:マキノ出版
(掲載日:2017-01-31)
タグ:ストレッチ 姿勢
カテゴリ 運動実践
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患者とできるフォームローラーパーソナルセラピー
福辻 鋭記 市川 繁之 伊藤 和憲 石原 新菜 長谷川 洋介 杉山 ちなみ
物置でほこりをかぶっていたストレッチポールを引っ張り出してきて、本書を読みながら実践しました。我が家の物置にはバランスボールやケトルベルなどのトレーニング器具がいくつかあるのですが、そのときの興味だけで買ってきて適当にやって飽きたら日の目を見ずにほこりをかぶる、というパターンがどうも多いのです。
フォームローラーにもさまざまな目的があり、そのメソッドも多様であることを知りました。本書ではフォームローラーという商品名のものが使用されています。三種類の硬さがあり、目的や方法に応じて使い分けられています。
デスクワークでなまった身体をよみがえらせる。高齢者向けのエクササイズ。鍼治療の効果を高めるトリガーポイント療法。東洋医学の見地から見た血流改善のトリートメント。マインドフルネスの瞑想との組み合わせで精神に作用させるムーブメント。スポーツ医学に基づいた美しい姿勢をつくるトレーニング。実に多種多様の目的とそれぞれの方法論が、それぞれのジャンルの専門家によって解説されています。だから単にストレッチを目的とするエクササイズとはかなり違いがあります。
1つずつ実践してみると、6つのコンテンツの目的が見えてきます。ただ買ってきたからなんとなくやっていたときと身体の中で感じるものの違いが明白です。きっとほかのトレーニング器具でも同じなんでしょうが、目的をしっかり持つことの重要性を改めて感じた一冊です。器具に新たな命が吹き込まれたような気がしました。
(辻田 浩志)
出版元:医道の日本社
(掲載日:2018-05-26)
タグ:運動指導 トリガーポイント 姿勢 マインドフルネス
カテゴリ 運動実践
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