真剣
黒澤 雄太
著者にとって真剣とは、比喩ではなく真剣のことを指す。真剣を使った道場(日本武徳院試斬居合道)を開き、後進への指導を行っている。自らも修行を重ねており、雑念が入ったり、考えては斬ることができないこと、そしてその 1 回ごとの結果は斬れたかどうかですぐに明らかとなる。これは禅に通じるものがあるという。対象とどのように向き合うかは、実は自分自身と向き合うこと。この深い対峙によってパフォーマンスが決まる。それはまさに真剣勝負であり、本書から学ぶところは大きい。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:光文社
(掲載日:2008-09-10)
タグ:居合
カテゴリ その他
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