武士道とともに生きる
奥田 碩 山下 泰裕
武士道の精神とは何か。負けた者の気持ちを思いやる、強がらない、弱きものを助ける、公平にことを行う、礼節を重んじる…本書では、今こそその武士道の精神から学ぶべきことがあると、グローバリゼーション、死生観、教育問題まで、多岐にわたり問題提起を行っている。
先ほど、元プロ野球選手、桑田真澄さんの講演を聞く機会があった。桑田さんは、道具を大切にすること、礼儀を重んじることは武士道精神から由来した、日本野球界にとって素晴らしい取り組みだと話される一方で、非効率な練習(オーバーワーク)、目上の人への絶対服従、理不尽な体罰などは、野球界にいまだ残る悪しき慣習として挙げていた。
過去の良き文化は大事にし、悪しき文化は是正していくべきだ。しかし、このプロセスからは正解を求めてはいけないような気がする。その時代その時代にマッチするものが必ずあるはずで、それは時代の流れとともにすぐに変遷していく。今必要なことは何なのか。この時代に合う考えは何なのか。それを「見極める」力を持つことこそが、今の日本人には求められているのではないかと思う。
(水田 陽)
出版元:角川書店
(掲載日:2012-02-15)
タグ:柔道 武士道
カテゴリ 人生
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身になる練習法 柔道 基礎から心技体を鍛える稽古
石田 輝也
著者は強豪・大成高校柔道部監督であり、選手としても日本トップクラスの成績を残した。大学や社会人カテゴリーで花開くための幹や根となる稽古をまとめ、ひろく紹介する本書。基礎練習は地味で苦しいものが多いが、どのメニューもなぜ必要か解説されているので選手も頑張りやすいだろう。準備体操だけで一章分費やされ、また曜日別の練習メニューの組み立て方も解説されており、現場に取り入れやすい。寝技や立ち技だけでなく、トレーニング項目の写真もすべて大成高校の部員がモデルになっており、この年代に無理のないメニュー構成になっている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:ベースボール・マガジン社
(掲載日:2017-08-10)
タグ:柔道
カテゴリ 運動実践
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