年齢に応じた運動のすすめ
宮下 充正
「生活習慣病、骨折・転倒予防に運動が必要不可欠であることは多くの人が周知している事実である。問題はいかに運動実践を促すかということ」と主張する筆者。医療費、介護費負担の対策があらゆる場で議論されているが、根本的な解決は「自立した生活が営める健康な体を有す人の割合を増やすこと」であり、それが長期的に見たときに医療費等の削減につながるのではないか。
その有効な手段として運動の実践が挙げられるが、筆者が一番の問題と感じているのは「『本人の自覚』がなければ運動を実践することもなければ、成果を得られることもできない」ということだ。逆に言えば自覚が芽生えることが、健康への第一歩である。
本書では「なぜ運動を行うのか?」「どういった成果を得ることができるか?」という根本的なテーマに沿った内容であるため、今までより運動への意欲がわいてくるはずである。
また「プログラムの紹介が仕事ではない、いかに相手の意識を変え前向きなイメージを与え、運動を実践してもらうか」という指導者の役割・意義を再確認させてくれる一冊である。
(磯谷 貴之)
出版元:杏林書院
(掲載日:2012-06-04)
タグ:高齢者 運動指導
カテゴリ 運動実践
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高齢者の機能アップ運動マニュアル
Elizabeth Best-Martini Kim A.Botenhagen-DiGenova 小室 史恵
Elizabeth Best-Martini、Kim A. Botenhagen-DiGenovaが著した「Exercise For Frail Elders」の日本語版。虚弱高齢者および特別なニーズを持つ人のためのエクササイズプログラムの計画・実施方法が紹介されている。副題は『疾病・障害のある高齢者にも安全なエクササイズ』。
計画をテーマとした第1部では、参加者、エクササイズプログラム、フィットネスリーダーについて、実施をテーマとした第2部では、初めにウォームアップを、心血管系持久力のためのエアロビックエクササイズ、筋力と筋持久力を鍛えるレジスタンスエクササイズ、クールダウン、エクササイズプログラムの作成についてそれぞれ解説している。
とくに第2部は高齢者がモデルとなった写真でエクササイズが示され、詳しく書かれた安全に行うためのヒントは参考になる点も多い。
Elizabeth Best-Martini、Kim A.Botenhagen-DiGenova著、小室史恵監訳
2005年8月8月刊
(長谷川 智憲)
出版元:ナップ
(掲載日:2012-10-10)
タグ:運動指導 高齢者 トレーニング
カテゴリ スポーツ医科学
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「ム・ウ21あざみ野」の運動実践 姿勢習慣病克服のための理論と実践
長濱 隆史 山田 和彦
「メタボリックシンドローム」という言葉は広く認知され、その予防に関する書籍や情報を目にする機会は多い。本書もメタボリックシンドローム対策シリーズ①として発刊されたもので、NPO法人日本運動療法推進機構会員施設である、「ム・ウ21あざみ野」で運動指導を行っている山田和彦トレーナーが執筆している。
しかし、本書は単にメタボリックシンドローム予防の運動を指導している本ではない。多くの中高齢者の場合、「運動しましょう」と言っても、なんらかの運動器に痛みを抱え、痛みから運動の継続意欲は低下してしまうことが多い。どうしたら運動を継続してできるようになるのか、山田トレーナーがまず着目したのは、個々の痛みの原因を探る方法として「姿勢」を見ることだった。まずは、主観的に姿勢を評価することから始める。そこで評価された姿勢からどのような症状が現れるかを示し、柔軟性を高め筋力を強化する箇所を指摘してくれる。さらに独自に考案した安定し効率のよい姿勢を獲得するための「姿勢習慣病克服体操」を実践編として写真で紹介している。「ズンドコ節」「マツケンサンバ」の曲に合わせた体操を収録したDVD付き。
(田口 久美子)
出版元:東京さくら印刷出版部
(掲載日:2012-10-13)
タグ:運動指導
カテゴリ 運動実践
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高齢者さわやか体操
石井 紀夫
まず、高齢者の特徴を知るところから始まる。そして介護保険制度を学び、健康づくりの推進としてリハビリテーションへと進む。
実技編では、この道の第一人者、石井千恵さん、竹尾吉枝さん、岡本正一さん、鈴木孝一さんが、それぞれの得意分野でさまざまなエクササイズを紹介している。写真もあって、指導のイメージがつかみやすい。この4人の先生方は、もっといろいろな手法を持っているので、これを機に調べてみても面白いだろう。
少々高額だが、内容が濃い。これから先、ますますニーズが高まるであろう高齢者指導の幅が広がること間違いなし。
(平山 美由紀)
出版元:金原出版
(掲載日:2012-10-13)
タグ:高齢者 運動指導
カテゴリ 指導
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アンチエイジングフィットネス 40歳からはじめる加齢に負けないからだづくり
Marilyn Moffat Carole B. Lewis 福井 勉
理学療法の立場から書かれたアンチエイジングのためのエクササイズ集である。特徴としては姿勢、筋力、バランス、柔軟性、持久力の要素別に身体の測定・評価ができるように用意されていることが挙げられる。
これにより自分で自身のフィットネス要素を評価し、エクササイズメニューを選択して実施し、再度評価をすることができる。日常生活の中で気をつけるべき動作のポイントについても助言があり、長く健康的な人生を楽しむための運動を実践するうえで有用なガイドブックである。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:ラウンドフラット
(掲載日:2012-10-15)
タグ:アンチエイジング 中高齢 運動指導
カテゴリ 運動実践
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日常生活で「導具」を使った健康体操
春山 文子
昔からお手玉や独楽(こま)、竹馬など道具を使った遊びというものはたくさんあります。子どもはいろいろなものを使いながら遊びを通して自然と身体を動かしていますが、大人になると身体を動かす機会が少なくなってしまいます。ましてや昨今では、生活様式も変化し、便利な世の中になり、布団の上げ下ろしをする家庭も少なくなり、指一本でいろいろな作業ができるようになってきています。その結果、体力は低下し、物を扱う能力も低下してしまうのは当然のことだと考えられます。
本書は、手具を使うと身体の筋肉をより使う、モノの扱い方で出来映えの確認ができるなどの特性を生かして、身の回りにあるものを使った体操が紹介されています。
1つの物の使い方には、掴む、持ち上げる、投げる、跳び超える、潜る、その他にも数えきれないくらいさまざまな使い方がありますが、それを行うだけではなくて、それらの使い方を創造することも脳にとっては十分な体操になります。実技編では、ひもや新聞紙など身近にあるものを使った動きを図解しながら詳しく説明されているので、わかりやすくすぐに使える本であると思います。
(大槻 清馨)
出版元:文芸社
(掲載日:2012-10-16)
タグ:運動指導 体操
カテゴリ 運動実践
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中高年・疾病予防(健康づくり)のための運動の実際
愛知医科大学運動療育センター 丹羽 滋郎 野口 昌良
世界有数の“長寿国”日本。高齢社会を迎えた今、いかに“健康で長生きするか”が求められる現代。本書は、“健康寿命”を延ばすための運動指導を中心に、各疾患に対する栄養指針まで盛り込まれた一冊である。
一見とっつきにくいが、中身は表や図、写真が多く使われ、視覚的にも訴えてくるものがあり非常にわかりやすい。また、健康づくりのための4つのキーワードを掲げ、実施者本人が個人の目標を持ち無理なく継続してできるような内容が多い。明日からすぐに使えるような運動が紹介されており、方法や留意点についても細かく記され、とても実践的で現場に即した内容となっている。
(藤井 歩)
出版元:全日本病院出版会
(掲載日:2012-10-16)
タグ:運動指導 健康
カテゴリ 指導
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フィットネス・インストラクターの実務
日本エアロビックフィットネス協会
instructor という単語を辞書で引くと、当たり前かもしれないが教授者、教師、指導者etc…といった訳が当てられている。参考までに、coachやtrainer という単語も引いてみる。やはり、指導員や訓練者といった日本語訳が記載されている。慣習的に、とくに一般者を対象とするフィットネス指導の現場においてはインストラクター=スタジオやプールでのレッスン指導者、トレーナー/トレーニング・コーチ=ジムでのトレーニング指導者、といったイメージで分類されてしまっている感があるが、その言葉をこうして改めて見直してみても、同じ“指導者”であるという根本部分はやはり変わらないということが言えるだろう。
本書は、そのフィットネス“指導者”としてのインストラクターの実務・実像をわかりやすく解説したものである。スタジオレッスンはもちろん、アクアレッスン、トレーニング指導などの領域にまたがってそれぞれの職務内容、指導者資格とその認定団体、取得方法とその費用などを具体的な数字や資料をふんだんに用いながら紹介し、アドバイスしてくれている。とくに、養成過程を経て実際にプロとしての現場に立つまでの経緯や指導料金(フィー)の設定と内訳、フィットネスクラブだけでなく公共施設や大学などさまざまな指導現場の実状などなど、逆に先輩指導者や仲間同士では互いに聞きづらいような内容にまでしっかりと踏み込んでくれているのは貴重である。
たとえば、アスレティックな現場に対してフィットネスの現場においては他部署間での指導員の連携(スタジオインストラクターとスイミングインストラクター、トレーニング指導員がクライアントのコンディション情報のやり取りを行うなど)がまだまだ少ないという問題もあるが、各指導職を横断的に解説してくれている本書を参考に、お互いがお互いの背景により詳しくなることはそれらをブレイクスルーするための大きな一助ともなってくれることだろう。
これからこの業界を目指す若者向けと思われがちかもしれないが、われわれのようにすでに現場に立たせていただいている“指導者”も一度は目を通してみることをお勧めしたい一冊である。
(伊藤 謙治)
出版元:日本プランニングシステム
(掲載日:2012-10-16)
タグ:運動指導
カテゴリ 指導
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運動療法と運動処方
佐藤 祐造
健康を高めるためには運動を! 生活習慣病対策はまず運動から! 多くのメディアが健康のための情報を多く発信し、多くの人が健康のために運動を実践しています。しかし、現実には日本人の死亡原因の上位が生活習慣病とされるガンや心疾患、脳血管疾患です。それ以外でもリハビリテーションやダイエットなど健康のためにしている運動が長続きしない、効果が感じられないという声を聞きます。
これは運動をされる方が、より自分にあった運動療法、運動処方が多すぎる情報とすぐに結果を出さないといけないという思いが強く、継続した運動ができていないことも影響していると感じます。
本書は運動を支援するための実践的知識や救急対応、または特定健診・保健指導にも対応できるエクササイズガイドや整形外科疾患に関しても多く書かれています。
すぐに結果を出さないといけないという社会的風潮が強いですが、大切なことは結果を出すのはもちろんのこと、より長いスパンで継続的に運動を続けることです。小さな目標を達成し、自立できる環境をつくってあげることができる指導者のサポート力が必要になってきます。
その人のニーズにあったサポート方法を見つけ出すために力になってくれる一冊です。
(大洞 裕和)
出版元:文光堂
(掲載日:2012-10-16)
タグ:運動指導 運動処方
カテゴリ 指導
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身体障害者のためのスポーツ指導 身体不自由編 視覚・聴覚・言語障害編
大阪市障害更生文化協会
身体障害者のためのスポーツ指導 身体不自由編
身体障害者のためのスポーツ指導 視覚・聴覚・言語障害編
身体障害者のスポーツは、リハビリテーションとしてのみならず、広く楽しむスポーツとしても行われるようになってきた。ここに紹介する2冊は、「市民スポーツの指導者が積極的に障害者を受け入れ、みんなの中で、いっしょにスポーツの指導をすすめていくための資料として」作成されたものである。
発行所である大阪市身体障害者スポーツセンターは、昭和49年、在宅の身体障害者のために、家族ぐるみで気軽に利用できる総合的スポーツ施設として開設されたもので、開館4年半で利用者は延べ50万人にのぼるという。その4年半の事例を中心にまとめられているが、「あとがき」にある通り、「身体障害者が一市民としてみんなのスポーツの輪に入れることを願って、市民スポーツの指導者と養護学校のみならず、すべての学校の先生方に参考としていただきたい」ものである。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:大阪市身体障害者スポーツセンター
(掲載日:1981-12-10)
タグ:運動指導 身体障害者
カテゴリ 指導
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運動しても自己流が一番危ない 正しい「抗ロコモ」習慣のすすめ
曽我 武史
ロコモティブシンドロームの予防ということで運動指導をしているトレーナーは数多くいる。しかし、それ以上にロコモティブシンドロームや、その予備軍となる方は多いであろう。そうなると運動指導者と巡り会えずに自己流でのトレーニングとなる方は少なくない。自分1人で運動をすることが悪いのではなく、やみくもに身体を動かしているだけで筋肉を機能的に使えておらず、筋力が低下していく「運動をしている“つもり”」が危険だということだ。
本書ではその“つもり”がないように、運動のコツをわかりやすく3つ紹介してくれる。また、ロコモ予備軍のチェック法からトレーニングまで簡潔に書き記されている。運動を推奨する書籍であれば、筋トレのバリエーションを豊富に取り上げそうだが、本書は違う。シンプルなトレーニングを効果的に取り組むことを伝えようとしていることがわかる。同時に日常生活にも目を向け、何に注意するかも理解できる。
一方、トレーナーとして拝読した私にとっては、初心を思い出させて頂いた一冊となった。本書に書かれている内容はトレーナーがクライアントに伝える基礎の部分であった。
トレーナーが一読してクライアントに伝えてもよし。運動をしよう、している人が読んでもよし。本書が読まれ、日本の健康寿命が伸びる1つのきっかけとなってほしい。
(橋本 紘希)
出版元:講談社
(掲載日:2014-10-15)
タグ:トレーニング 生活習慣 運動指導 ロコモティブシンドローム
カテゴリ 運動実践
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ダイエットと体の痛みに“本当に”効く60の言葉
筒井 廣明 本多 奈美
2004年に開設した「りとるジム」にて、一般のスポーツ愛好者はもちろん普段運動の習慣のない人にも指導を行ってきた本多氏。肥満や腰痛といった不調や痛みを改善していくには、まず流行に流されてはならないと説く。同様に間違ったフォームや分量でエクササイズを頑張ることもやめ、姿勢の改善からスタート。最終章でようやく、身体を柔らかくするストレッチや運動の方法を紹介しているが、それもシンプルなものだ。
日ごろからトレーニングや運動指導に関わっている人からすれば当たり前の記述ばかりかもしれないが、指導を受ける側はそれすら知らないことも多い。それをどのように納得してもらうか、いかに正しいフォームで運動に取り組んでもらうかがとてもわかりやすくまとめられている。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:アスキー・メディアワークス
(掲載日:2014-01-10)
タグ:運動指導 ダイエット
カテゴリ 運動実践
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運動をすすめて五十年 身体運動科学の発展
宮下 充正
今までいくつかのブックレビューを書いてきましたが、ブックレビューを集めた本のブックレビューを書くというのは初めての経験です。
筆者が読まれた本が紹介されているんですが、ブックレビューがただ連なっているのではなく、筆者の歴史や研究などが時系列的に書かれたものですので、一つの物語として成り立っています。その中には筆者自身のご著書もあり、スポーツや運動に対する造詣の深さには頭が下がるばかりです。
さまざまな角度から書かれた本が並んでいますので、運動を行う目的もそれぞれの立場で明確になり、それがどういった効果をもたらすのかもよく理解できます。
とても不思議な本です。筆者のストーリーに興味を持つことができ、純粋に学術書としての知識も得られますし、興味のある本を買って読んでみたいとも思いました。
物語でもあり、知識も習得でき、本のカタログとしても使える。よくもまあこんなに質の異なるピースを見事に組み立てたものだと感心します。パズルのような本は、ほかではお目にかかれません。
(辻田 浩志)
出版元:明和出版
(掲載日:2018-02-28)
タグ:ブックレビュー 運動指導
カテゴリ スポーツ科学
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患者とできるフォームローラーパーソナルセラピー
福辻 鋭記 市川 繁之 伊藤 和憲 石原 新菜 長谷川 洋介 杉山 ちなみ
物置でほこりをかぶっていたストレッチポールを引っ張り出してきて、本書を読みながら実践しました。我が家の物置にはバランスボールやケトルベルなどのトレーニング器具がいくつかあるのですが、そのときの興味だけで買ってきて適当にやって飽きたら日の目を見ずにほこりをかぶる、というパターンがどうも多いのです。
フォームローラーにもさまざまな目的があり、そのメソッドも多様であることを知りました。本書ではフォームローラーという商品名のものが使用されています。三種類の硬さがあり、目的や方法に応じて使い分けられています。
デスクワークでなまった身体をよみがえらせる。高齢者向けのエクササイズ。鍼治療の効果を高めるトリガーポイント療法。東洋医学の見地から見た血流改善のトリートメント。マインドフルネスの瞑想との組み合わせで精神に作用させるムーブメント。スポーツ医学に基づいた美しい姿勢をつくるトレーニング。実に多種多様の目的とそれぞれの方法論が、それぞれのジャンルの専門家によって解説されています。だから単にストレッチを目的とするエクササイズとはかなり違いがあります。
1つずつ実践してみると、6つのコンテンツの目的が見えてきます。ただ買ってきたからなんとなくやっていたときと身体の中で感じるものの違いが明白です。きっとほかのトレーニング器具でも同じなんでしょうが、目的をしっかり持つことの重要性を改めて感じた一冊です。器具に新たな命が吹き込まれたような気がしました。
(辻田 浩志)
出版元:医道の日本社
(掲載日:2018-05-26)
タグ:運動指導 トリガーポイント 姿勢 マインドフルネス
カテゴリ 運動実践
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運動をすすめて五十年 身体運動科学の発展
宮下 充正
2016年に80歳を迎える宮下氏が、自身の歩みと、運動に関する科学の誕生から最新のトピックまでをまとめた。これまで出版した書籍のテーマは生理学、バイオメカニクス、女性・子ども・中高年・高齢者とスポーツ、運動指導者の育成、ウォーキング、水泳など、宮下氏の研究の幅の広さと衰えない情熱には驚かされるばかりだ。なぜ研究するのか、なぜ運動をすすめるのか...なぜと遡っていっても明確な答えに辿り着かなくとも、問い続けることが重要だと氏は言う。翻って自分の取り組みの原点は、と考えさせられ、気が引き締まる。
(月刊トレーニング・ジャーナル編集部)
出版元:明和出版
(掲載日:2016-11-10)
タグ:ブックレビュー 運動指導
カテゴリ スポーツ科学
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